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【平成温泉番付】栃木県第1位 にごり湯と美食 やまの宿下藤屋のお知らせ・ブログ
日光東照宮の拝殿の修復が完成しました。
更新 : 2013/4/24 9:06
2008年から「平成の大修理」が進められてきた日光東照宮の国宝「拝殿」(日光市山内)の主要部分が完成し、23日に施工者から引き渡された。総工費は約10億円で、半額は国の助成。訪れた参拝客は5年ぶりに出現した本来の姿を目の当たりにし、感嘆した様子だった。
拝殿は祭神を礼拝するための御殿で、本殿とともに東照宮の中心的存在。屋根は入り母屋造り。柱や梁など細部に至るまで彫刻や絵画、幾何学文様が施されている。正面には徳川家康の干支である虎、欄間や四隅には霊獣の彫刻を配する。
拝殿などの「昭和の大修理」は1951年から約7年にわたる大事業だった。約50年ぶりの今回の大修理では、唐門や透塀なども含め総工費は約20億円。「日光社寺文化財保存会」が修理を担い、漆や彩色を塗り直し、飾り金具を付け直した。
工事は3月末に完了し、竣工検査を実施。シートに覆われた足場を外した後、23日に再検査した。本年度は国宝・陽明門の修理に入る。
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