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筑波山江戸屋のお知らせ・ブログ
いばらき手しごと帖〜茨城県郷土工芸品〜 vol.13
更新 : 2013/4/29 14:20
こんにちは!
せっきぃです(*^_^*)
今日は「いばらき手しごと帖」の『雪村うちわ』についてご紹介したいと思います。
やや四角い形が特長で、画僧・雪村の画風を模した水墨画が描かれた西ノ内和紙が貼られている。よく干された竹の骨組は軽く、また何十年にも渡り使える丈夫さがある。
室町時代、常陸太田市に居住していた水彩画家で禅僧の雪村が創始しました。
真竹で作った骨に西ノ内和紙を貼り、馬やアサガオ、水戸八景などの水墨画が施してあります。水戸光圀公も愛用したといわれています。
圷さんは、この道80年近くになる大ベテラン。
骨となる竹は節を落とし刃を入れてから、青い竹が黄色くなるまで1年間毎日干します。完成までには33工程あり、大変なのは刃入れ。40本を同じ薄さに入れるこの作業で、うちわの形が決まるからだといいます。
枡儀団扇店|圷 總子
常陸太田市塙町2274 TEL.0294-72-7159