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筑波山江戸屋のお知らせ・ブログ
いばらき手しごと帖〜茨城県郷土工芸品〜 vol.23
更新 : 2013/5/7 14:20
こんにちは!
せっきぃです(*^_^*)
GW、皆様いかがお過ごしでしたか?
江戸屋には、終日たくさんのお客様にお越しいただき、ご来館のお客様と楽しいGWをつくりあげる事ができました。
本当にありがとうございます♪
実はGW明けの新緑が、一番良い時期であったりするんです!
梅雨入り前におトクに旅行したい方には是非オススメですヽ(^o^)丿
さて、今日は「いばらき手しごと帖」の『常陸獅子』についてご紹介したいと思います。
関東三大祭り「石岡のおまつり」で勇壮に舞う獅子頭。太い眉が特徴。
江戸時代中期、常陸総社宮大祭に獅子舞が登場して以来、桐の産地として名高い石岡を中心に桐を材料として獅子頭が製作されるようになりました。常陸獅子は眉が太く、加賀獅子のような角がないことや江戸獅子に比べて力強いのが特徴です。この地域では、お祭りに使用されるほか、魔除けとして家庭にも根付いています。
現在常陸獅子を中心になって作っているのは桜井さん。過去に最大幅145p、高さ80pもの大きさの常陸獅子も作っています。その獅子の迫力ある面のポイントは「獣が怒って口がキッと上がる感じや、眉とほお骨の間から見える鋭く大きな目を表現したところ」だと教えてくれました。
子供の頃から家庭にも獅子があり、獅子を見ているのが好きだったというのは藤枝さん。今までに1000個以上の獅子を作ってきたというキャリアの長い職人さんです。「一つひとつ、その時その時で全て愛着があるし大切です」と、想いを馳せながら話してくれました。
「木材から獅子ができ上がっていくのが楽しい」と話す来栖さんは、重点が置かれる眉だけではなく、全体のバランスを見ながら力強さを出す作業に力を注いでいます。「祭りなどで見て感動を与えられるものを作っていきたい」と日々向上心を持ち製造する来栖さんの姿勢に多くの生徒が集まり、指導にも励んでいます。
お問い合わせ
桜井 光保
石岡市石岡2747-5 TEL.090-3227-7531
常陸獅子「伝修館」増山 堯
石岡市茨城2-18-2 TEL.0299-23-9223
来栖 保
石岡市若宮1-2-25 TEL.0299-23-0895