どーもマサです！！
　ついに6月ですね。季節も夏が徐々に見えてきて蒸し暑さを感じるようになってきました。
「夏はホラー」とか言いますが、映画には季節感というものがあるもんで、その時期に観ることによってより感情移入できるという事が良くあります。
　6月というのは四季の中でも、一番敏感なイメージがあります。暑さも寒さも感じられる、幅のある季節という感じ。
　今回の紹介する映画は、何でか知らないですけど、すごく“6月っぽさ”を感じて書くのを合わせてみました。
　きっとそれは、主演の男がそう思わせる幅の広さを持っているからかもしれません。

それでは行きましょう。マサの映画ライフ！
　今回紹介するのは、僕が大好きな俳優さんの1人ニコラス・ケイジの主演『ハングリーラビット』です。
　妻を殺され復讐に燃える男に、代理殺人を持ちかける謎の男。彼との出会いから、大きな裏社会のうねりに巻き込まれるというもの。『メメント』や『プロメテウス』などでの名演光る個性派俳優のガイピアーズが共演していますので、非常に見ごたえのあるサスペンスアクションになっていますね。
　ニコラス・ケイジという男に出会ったのは、高校1年の時、ちょっと好きだった女の子がレンタルビデオ屋で、彼主演の『シティオブエンジェル』を借りていたのを見、少しでも近づけるように借りてみたことがきっかけでした。そしたらその子の事を忘れてしまうくらい彼の繊細な演技力にハマってしまいまして、レンタルビデオ屋の店員なら、「何ぼほどニコラスやねん！！」と言わせられる程、ニコラスづくしだったと思います。
　良作に恵まれないと言いますが、彼はそれぐらい脚本がしょぼくても人気作に持って行ける力があるんですね。リドリー・スコットの『マッチスティックメン』では潔癖症の男を見事に演じ切っていました。言葉の節から演技だというのを感じないレベルで彼は立っています。すごくリアリティを感じる俳優さんです。
　今回紹介した『ハングリーラビット』なんかは彼の魅力の入り口には持って来いの作品です。
僕みたいにニコラス尽くしにしてみても飽きさせない、これってすごくかっこいいなと思いますね。

前回紹介した『ブレイクアウト』と並んで、只今アパのルームシアターで絶賛公開中！

とても見やすい映画の中で光る彼の繊細な演技力をお楽しみください。

　映画でより良いひと時を。