ご当地グルメナンバーワンは「宇都宮餃子」。日光と佐野プレミアムアウトレットも人気スポット−。17日の「家族の日」を前に、ネクスコ東日本関東支社が初めて行った「家族旅行に関する実態調査」でこんな結果が出た。
知名度不足が指摘される栃木県だが、同支社は「高速道からアクセスが良く、誰もが知っている場所や食べ物だけに人気が高いのでは」としており、県全体の知名度アップへのヒントにもなりそうだ。

　調査は９月28、29の両日、７〜９月に高速道路を使って家族旅行をした東京、神奈川、千葉、埼玉の１都３県在住の30〜50代男性を対象にインターネットで実施。１２００人から回答を得た。

　各都県の公式観光サイトや２００８年〜12年のＢ−１グランプリ上位10点など72品が対象の「家族で楽しみにして食べに行ったご当地料理」では、「宇都宮餃子」が３３８票で堂々の１位。佐野ラーメンも２９９票で３位となった。

　また「人気の観光スポット」では、箱根、軽井沢・佐久・小諸、横浜が「行ったことがある」「今後行きたい」でベスト３を占めるが、本県でも「日光・霧降高原・奥日光・中禅寺湖・今市」が「行ったことがある」で５位（６４４票）、「今後行きたい」で４位（２９１票）と高い人気を示した。

（下野新聞抜粋）
塩原温泉から宇都宮までは約50分