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堂ヶ島 ニュー銀水のお知らせ・ブログ
神様の金魚
更新 : 2010/8/15 20:01
安良里の最奥に位置する「神洞滝」の伝説「金魚伝説」
神洞滝(じんぼらたき)は「お滝さん」と呼ばれて親しまれています。
神洞滝の神様は、この滝壺に金魚を放して、山の仲間と毎日楽しく過ごしていました。
ある日、大雨が降り、上流に住んでいた大イワナが滝壺に落ちてきました。
大イワナは目ざとく金魚を見つけました。神様の金魚と知らない。大イワナは、あっという間に金魚を全部食べてしまいました。
すると、どうでしょう。滝の流れは止まり、滝壺の水は無くなってしまったのです。
大イワナは水を求めて下流へ下っていきました。
川の水は部落の人たちの飲み水になり、田んぼの水になっていましたので、少なくなった水に困った人々は相談して、神様の金魚を食べた憎い大イワナを退治してしまいました。
滝つぼの回りに村の人々が集まり、お祈りを続けますと、神様は元通り、綺麗な水を流してくださいました。それから毎年、田植えの時期になると、神様に感謝して人々は滝壺に金魚を放つようになりました。
神様の金魚を食べちゃ・・・。ダメですよね・・・。
んっ!?安良里に田んぼ??全く心当たりがありません・・・。
聞いてみましたがヤッパリないそうです!!
昔はあったんでしょうね・・・。
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