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こんぴら温泉湯元八千代のお知らせ・ブログ
パワースポット!!!善通寺!!
更新 : 2010/9/24 0:07
日本の歴史上、朝廷から大師号(諡号)を賜った高僧は24人います。真言宗の宗祖空海も延喜21年(921年)に「弘法大師」の諡号を賜りました。大師の諡号を持つ高僧達の中、「大師は弘法にとられ…」とも言われ、大師といえば弘法大師を指すほど、弘法大師は広く人々の信仰をあつめ、敬慕の念と親しみを込めて「お大師さん」「お大師さま」と尊称されています。
お大師さまは、宝亀5年(774年)6月15日、御父・佐伯直田公(さえきあたいのたぎみ)と御母・玉寄御前(たまよりごぜん)の子として、四国の香川県北部にひろがる讃岐平野の西端、そののどかな田園地帯の一角にある善通寺の地に御誕生になりました。幼名を「真魚(まお)」と名付けられ、ご両親の寵愛を受けてお育ちになりました。幼い真魚さまは非常に聡明で信仰心の篤いお子様だっだと伝えられています。
現在、善通寺の西院が建つ地は、当時は佐伯家の邸宅がありました。その西院御影堂の奥殿が建つ場所は、母君のお部屋があった場所と伝わっており、お大師さま御誕生の聖地として大切にされています。
現在の善通寺近隣には、真魚さまが泥土で仏像と小さな御堂を作って遊ばれた「仙遊ヶ原」や仏法により人々を救済するお誓いを立てて切り立った崖から身を投げられた「捨身ヶ嶽禅定」、幼少の頃の学問所「獅子の岩窟」など、幼少期のお大師さまを今に伝える史跡が幾つもあります。
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