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宿番号:358809

◎全室浜名湖ビュー◎浜名湖と茶畑を臨む温泉宿でお茶尽くし滞在

ハイクラス

舘山寺温泉
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  • 浜名湖近くのパワースポット

    更新 : 2010/11/17 5:01

    ここに住んでいる人間にとっては浜名湖そのものがパワースポットなのですが、近くにあって私が訪れる度に「おおお〜」とのけぞってしまうのが、奥浜名湖の井伊谷という地区にある「天白磐座(てんぱくいわくら)遺跡」。花乃井からは車で30分弱のところにある、巨大な祭祀石造物群です。

    行ってみると、丘の上にある「祭祀場」とされている石のバカでかさにびっくりします。
    ストーンヘンジやストーンサークルのような整然としたものとは違い、ただ大きな石が無造作にどーんどーんと聳えているだけですが、一方で尖った岩の形と配置には人為的な意思が働いているような気もしないでもないような。
    この遺跡はナゾの遺跡でして、天白信仰と関係があるのかとか、本当に磐座(=儀式によって神に降りてきていただく場所)なのかな?とか、細かい事が全くの不明なのですが、発掘によって縄文時代から鎌倉時代までの長い期間に、連綿と祭祀が行なわれてきた場所であることがわかっているそうです。とりわけ中央の3つの巨石の囲まれたスペースは、人が入ってはならない神聖な場所になっていたのだとか。
    浜松近辺には、こういう神秘的なスポットは他には無いのです。

    この巨大な岩でもって何をまつっていたのかというと、
    よくわからないのですが、やっぱり浜名湖と天竜川とつながる水の何かなのだろうと思います。
    現在の浜松中心部がまだ頻繁に流れを変える天竜川の河原だった頃(平安時代以前)、奥浜名湖のこの一帯が行政の中心だった時代があったそうです。今では想像もつきませんが、古墳や銅鐸が大量に発見されているのがその証拠だそう。
    その時代は、海と川と山が今よりも近く、人々は自然のパワーを強く感じながら生活していたのでしょう。
    「水を祀る」といいながらのこの遺跡を前に感じるのは大地の圧倒感で、目の前に見えている巨石の下にもっと大きな何かが埋まっているような感じもする。水と大地が一体化しているのですね。

    天白磐座遺跡は、浜松市北区引佐町井伊谷の「井伊神社」の裏にそびえています。
    住宅街の中にあるのに、意外と見つけるのは難しいですよ。
                                           (利根川)

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