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熱海七湯って?熱海温泉の歴史に触れてみませんか?
更新 : 2010/11/21 16:54
熱海と言えば温泉!七湯の歴史をご紹介します。
その昔、大湯をふくめて「熱海七湯」(あたみななゆ)と呼ばれた自噴の温泉が熱海の名湯として知られ、大正時代にはまだ残っていたそうです。
★いずれも当館より徒歩5分圏内に、ございますのでご来館の際は是非お出かけ下さいませ。
1・大湯
古来からの間歇泉で世界的にも有名な自噴泉でありました。
「大湯」の噴出は昼夜6回で、湯と蒸気を交互に激しい勢いで吹き出し、地面が揺れるようであったといいます。現在は人工的に噴出する間欠泉として整備されています。
2・小沢の湯
土地の人は小沢にあったので「小沢の湯」と称しました。「平左衛門の湯」とも呼ばれています。
「清左衛門の湯」と同様、人が大きな声で呼べば大いに湧き、小さな声で呼べば小さく湧き出たといわれています。 また、この「小沢の湯」では温泉たまごも作ることができます。(天候等により湯温が変化し、温泉たまごが作れない場合があります)
3・野中の湯
野中山のふもとの、このあたりを野中といいます。
この辺一帯は、泥の中に湯がブクブク噴いて、杖で突くと湧き出したといわれています。
4・佐治郎の湯
佐治郎という者の邸内にあったことから「佐治郎の湯」といわれました。
また、この湯は火傷にも良いが眼病にも効くといわれ、別名「目の湯」ともいいました。
5・河原湯
このあたりを東浜といい、道もなく石のごろごろとした河原で、温泉が絶えず豊富に湧き出ていて村人の入浴場でした。
6・風呂の湯
風呂の湯」は、昔の坂町高砂の庭から湧き出ていました。(今の福島屋旅館の西側)
この湯は外傷に良いといわれ、また、湯気の上騰が盛んでまんじゅうを蒸したり酒を温めたりして販売していました。
「風呂の湯」のそばから1.5メートルほど東のところに塩分のない温泉が湧き出ていました。
淡白無味で真水を温めたようであったことから「水の湯」と名付けられました。
7・静左衛門の湯
昔、農民の清左衛門という者が馬を走らせて、この湯壷に落ちて焼け死んだので、その名が付いたといいます。 明治までは、昼夜常に湧き出てたえることがありませんでした。
人が大きな声で呼べば大いに湧き、小さな声で呼べば小さく湧き出たといわれています。
熱海温泉七湯 巡りをお楽しみ下さい。
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