各家庭が主な会場となっているという

類例のないアートフェスティバル「伊豆高原アートフェスティバル」
今年の参加会場も100ヶ所となっており開催されている。

「アートフェスティバル」という催しは、いまや全国各地で行われているが、その多くは芸術的な運動か、それとも商業的な宣伝活動がほとんど。「伊豆高原アートフェスティバル」はそのどちらでもない。地元で暮らす人の自宅や別荘が会場となった、まったく手作りの美術展であるといえる。

住民が自ら楽しむ文化活動であり、おたがいの親睦を深めるための催事という、きわめてシンプルな目的のもと行われる。

「芸術」や「美術」を「作家」という特別な人だけが関わるのではなく、誰の中にでもあるアート感覚を表現する場として設定し、誰もが作家や企画者、開催者に、誰もが文化の送り手になれる。そんな「開かれたアートの祭典」として5月の新緑の頃、さまざまな展覧会が伊豆高原一帯で開催されるのだ。

会場：伊豆高原一帯
開催時期：2014年5月1日（木）〜31日（土）

＊夢海月フロントに、会場マップなどをご用意しました。