宿番号:331105
氷見温泉郷 魚巡りの宿 永芳閣(BBHホテルグループ)のお知らせ・ブログ
氷見って、鮪(マグロ)とれるの!?
更新 : 2014/5/28 11:49
この前のこと・・・
うちのスタッフが、お客様に「お部屋から見えている定置網に
本マグロがかかって、氷見では、とれたてのマグロを召し上がって
いただけるんですよ」とお教えしたら
ものすごくびっくり驚かれたんですけど・・・・・
私何か間違ったことをお伝えしたでしょうか?と尋ねてきました。
あああ〜、なるほど、マグロって太平洋で水揚げ、船内冷凍されたのが
クレーンで吊り上げられてる風景ってのが一般的かも。
それ以外に、地物のマグロっていったら、まあ、大間の一本釣りとかしか、
ご存じないかもしれないわねえ?
ということで、女将の子供時代の写真をスタッフに見せました。
(こんな写真が残っているのは、当時カメラ好きなスタッフがいてくれて、
せっせと記録を残していてくれたおかげ)
昭和40年ころの氷見の夏のマグロ漁です。
たくさんの漁師さんが網を引いていますが、今は機械化されて、
こんなに船に乗りません。船に引っ張りあげたマグロは、
すぐに脳天を打って、腹を開けて血抜きします。
腹の中にはザクザクの氷も。
港に運ばれたら(といっても定置網から港まで30分くらい)競りの始まり。
下の画像で、でっかいマグロをさわっている鉢巻のセリの叔父さんの
頭のうしろに幼稚園の頃の女将も写っております(笑)
ね、氷見って、昔っから定置網でマグロとれるんですよ。
昔ほど大型が揃うことは少ないですが、
150キロ越えのものも時折、顔を見せます。
一番下のお刺身は、朝獲れのもの。刺身にするとチリチリした舌ざわりです。
本マグロは2〜3日寝かして食べると、熟成が進み、色も舌触りも柔らかになります。
毎日揚がるものではありませんが、
寝かせられる程の大型の氷見マグロの水揚げのあった日のあとは、
オプションで追加料理としてお受けしています。
氷見のマグロの旬は今から7月位まで。
どうぞ、初夏の氷見を味わいに、おこしくださいませ。
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