宿番号:359036
伊豆高原 旨い酒と料理の宿 森のしずくのお知らせ・ブログ
あれから20年。
更新 : 2015/1/17 12:22
今朝も爽やかな青空がひろがっている伊豆高原です。
少し風が強いですね。
あの日は前日に職場の仲間とスキーに行ってました。
その帰途で友人が事故を起こしてしまい、帰ってきたのは午前2時半くらいでした。
まさに泥のように眠っていると突然、舌から激しく突き上げられて目が覚めました。
その後の激しい横揺れ。。当時の私の部屋の家具の置き方がもろにその方向でしたので両方から倒れてくる箪笥と本棚を必死で止めました。
すぐにラジオを着けると、それほど緊迫感もなく「生放送ですね、今凄い地震がありました。大きな被害が出てなければいいのですが」の後、普通に曲が流れてました。
それで大したことないのかな?と思いまた眠りについたら親が大騒ぎしているので、テレビを着けると大変な事に。。
私の家は大阪でしたが、外に出てみると地割れが。。
とにかく出勤してみようと家を出ましたが、バスは来ません。
駅まで歩くと地下鉄はストップで公衆電話には長蛇の列が。
幸い、新しい物好きだった私は携帯電話を持っていたので、会社に連絡すると待機との事。
家まで戻るのも面倒だったので、駅近の友人のところに行きました。
そこの団地も渡り廊下が割れて通れない状態になってました。
友人宅で画面を通して見る光景は凄まじいものでした。。
ほどなく会社から連絡が入り、宝塚の会長が連絡が取れないので行ってみてくれないか?と。
前日の事故で現地に入院した仲間のために私の車を置いてきていたので、足が無い。
どうしよう?と思っていると、その友人が「俺が行ったるわ」と。
宝塚までの道は、高速道路を使うと1時間位ですが勿論通行止め。
所々が地割れで通行止めなので、色んな道を使って辿り着いたのは4時間半後でした。
途中も。直径1m位の大木が倒れていたり、裸足で鳴きながら歩いている子供がいたりと、散々な光景でした。
会長宅も凄まじいもので、シャンデリアは粉々、大の大人が3人がかりで運べるかどうかの箪笥も倒れていて、あと30cmずれていたら奥様に直撃だったそうです。
幸いにも私の知人で亡くなった方はいらっしゃいませんでしたが、箪笥が顔に飛んできて鼻の骨を折ったりけが人は結構いてました。
2015年1月17日。今日はあれからちょうど20年です。
私の中では、つい最近の出来事に思えてしまいます。
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