年頭にあたりごあいさつを申し上げます。
昨年の災禍を改めてお見舞いを申し上げます。
本年が皆様のとって良き年となりますよう
ご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
さて、新年初宿ログは金沢の鏡餅についてご紹介しようと思います。
鏡餅というと白いお餅が二段のものを思い浮かべますか?
なぜそんなことを聞くのかと言いますと、実はここ金沢では、白いお餅の上にピンクのお餅がのった紅白の鏡餅が普通なのです!!
金沢人の私はこれが金沢だけのものだと知らず、とても驚きました(笑)
おそらく金沢の人の多くは何の疑いもなく紅白餅が全国共通のものだと信じていると思います。
スーパーでも紅白の鏡餅しか見ない気がします。
紅白の理由は諸説あるようですが、江戸時代に加賀藩領内の和菓子屋さんが、おめでたいからと製造を始めたという説が一つです。
また、丸い餅は鏡を表しており、上下二段一体となっているのは太陽と月を表していると言われ、一年をめでたく重ねるという意味が込められているという説もあるそうです。
ちなみに加賀藩主の前田家の鏡餅は、紅白の鏡餅を重ねた上に紅白のひし餅をのせ、さらに小さい丸餅をいくつも重ねるという豪華なものだったようです。
お正月に金沢に来る際はぜひ注意して見てみて下さいね♪