もうすぐ３・１１ですね。

本当に早いもので、もう東日本大震災から1年がたとうとしています。

丁度午後のチェックインの前の時間帯でしたが、

TVに映し出される津波の映像がまるで、現実の事とは思えない。

悪夢を見ているようでした。。。

雪の舞う中、被災された方は、どうやって今晩過ごされるのか？

道路も寸断された中どうして救助に向かうのか？

おそらく、日本中の被災していない地域の方ももどかしい思いで

TVをみるしかなかったと思います。

私もTVに映し出される被害の大きさに今、私達が何をするべきか

考えこんでいました。

その後の福島原発の事故、大規模な首都圏の停電と

毎日変わる情勢に釘付けで、被災していない私達の日常が、

本当に申し訳ないような後ろめたいような日々を過ごしました。


阪神大震災の時にたまたま大阪で震度5の地震に遭遇した時の事を

思いだし、こんな時に被災していない私達の様な施設が出来ることは、

義援金位しかないのでは？と思い、まずヤフーの壁紙購入をしました。

その後城崎の旅館組合からも募金箱の設置や募金の呼びかけ

等各施設出来ることをしていましたが、この様な大きな震災に遭遇しては、

日本経済が疲弊すると思い、当館的に出来る事をということで、

通常業務をしてなるべく、お金を東北に回そう！と

昨年の4月〜現在まで、色々な義援金企画をイベントに絡めた形で行っております。

現在日本赤十字には2月末で3400億超の義援金が

日本中から集まっているそうです。

世界中からも沢山の義援金が寄せられ、こんな時に人種、宗教、政府を超えて

人の心の温かさをつくづく感じました。

特に「Pray For Japan」という動画サイトは、震災直後すぐにたち上げられ、

世界中からの復興の祈りを届けてくれて、

何回見ても思わず涙が出てくるサイトでした。

昨年6月に企画した「蛍の祈り」では、

ご宿泊1泊毎に500円白山が寄付する企画でしたが、

オフシーズンにも関わらず、沢山のお客様がお越し頂き、

6月だけで47万円も寄付できました。日本人の底力を見たような気がしました。

本当に昨年お越し頂いたお客様ありがとうございました<(_ _)>

まだまだ、復興はこれから。

引き続き「俳句で復興支援」企画9月まで延長させて頂きます。

宜しくお願い致します。

館主