宿番号:310056
日本唯一の品種「最福寺しだれ桜」・珍しい「鬱金桜」
更新 : 2010/4/14 18:11
庵主家の菩提寺「最福寺」の日本唯一の品種「最福寺しだれ桜」がこれから見頃を迎えます。
例年より十日ほど遅い見頃となった今年は、私の出役ペースにぴったりと合い
見逃す事もなく、さっそく見学に行って参りました(四月十日)。
ここ最福寺にも、やはり六地蔵が、しだれ桜の下で
やさしいお顔で佇んでおられました。
生まれ出ずる者だれもがただひたすらに正しい道、清らかな道を歩むことができなくても
天上のどの世界に行こうとも、たとえ地獄に落ちてゆく者にも六地蔵のお一人が必ず寄り添い、護り導き諭すと古くから信じられております。
だれもが仏教の教えの深きに到達し、「菩薩」の心に達するには険しい現世の中で
六地蔵のあたたかくやさしい微笑みは、厳しく難しい現代を生きる全ての人々にとって大きな救いとなっているようにも思えます。
「最福寺」に向かう途中の国道136号線の土肥・大久保地区に咲く
「鬱金桜」の大木は今年もこれからが見頃です。
淡い緑色の神秘的な姿の鬱金桜の大木は大変に珍しく
この桜が咲く姿に出逢うと幸運がやってくるとも語り継がれております。
山桜、染井吉野も、やっと満開を迎えたところも多い寒暖差の激しい今年の春ですが、出役の度に順々にさまざまな桜を写せるうれしさも感じております。
最福寺周辺の山桜と染井吉野は、まだまだ見頃が続きそうな様子でございました。
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