****大室山が国の天然記念物になりました****/絶景特集
掲載期間:2010年3月1日~2010年5月31日
****大室山が国の天然記念物になりました****

大室山は約3700年前の単成火山の噴火で形成されたスコリア丘で、ほぼそのままの状態で保存されていることなどが評価された。火山全体が天然記念物に指定されるケースは珍しく、全国で4例目、県内では初めて。
大室山は伊東市南部に位置する標高580メートル、底面の直径1000メートルの火山。
噴火の際にスコリアと呼ばれる黒っぽい軽石が降り積もってできた。
おわんを伏せたような曲線美を持ち、山頂の火口は直径250メートル、深さ75メートル、。
噴火で流れ出た溶岩は伊豆高原の大地をつくり、一部は城ケ崎海岸を形成した。山体は噴火以来ほとんど浸食を受けておらず、700年の伝統を誇る山焼きによって樹木が生育していないため、スコリア丘の特徴を良く保っている。大室山はわが国を代表する自然現象である火山のあり方を示す標本として、また単成火山という噴火様式の典型例として重要と評価されたとの事です。
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