幻の成田新幹線と鉄道遺構巡り★成田山新勝寺も通ります★成田空港の手前でレア体験をのプラン詳細

幻の成田新幹線と鉄道遺構巡り★成田山新勝寺も通ります★成田空港の手前でレア体験を

明治時代設立の現在のJR成田駅、京成成田駅は成田山新勝寺の参拝客輸送が目的でした。
成田駅に降りた、現在のJRと京成の乗客を、成田山・宗吾霊堂両山門近くまで輸送するため、成宗電気軌道株式会社が設立され、明治44年(1911年)に成田山門前(後に不動尊)から宗吾霊堂までの6.1kmの全線を開通させました。
賑やかな成田山の表参道とは1本外れた「電車道」に煉瓦作りの「成宗電車第二トンネル」「成宗電車第一トンネル」として残っており「近代土木遺産」として認定されています。
この後、三が日に毎年300万人以上の参拝客が訪れる「成田山新勝寺」の参拝をしながら境内を進んでいきます。
千葉県営鉄道としてこの鉄道空白地域の便を図るため、1911年（明治44年）から1926年（大正15年）にかけて成田 - 多古間が開業しました。線路敷設には鉄道連隊が関わっています。この「成田鉄道多古線橋台跡」を見学しながら、幻に終わった『成田新幹線』の痕跡を徒歩で回ります。

成田新幹線は、東京都と成田市を結ぶ計画だった未成の新幹線です。
成田空港開港から5年後の1983年（昭和58年）、成田新幹線の建設工事は凍結されました。先行工事だけで900億円以上を投じましたが、結局、着工できたのは東京駅の一部と千葉県成田市の土屋地区（成田駅から北へ約2 km、成田線との交差部）から空港までの路盤・トンネルおよび、成田空港駅までの約8.7 kmにおける設備だけでした。
この未完成区間は、現在、特急成田エクスプレス、スカイライナーなどが走っています。
JR成田線（佐原・銚子方面）と成田空港方面に向かって交差する旧成田新幹線の高架橋の大きなカーブや、成田スカイアクセスなどの風景を見学します。その後、イオンモール成田のバス停で解散となります。
京成成田駅行きシャトルバスに乗る方と、成田空港行きのシャトルバスに乗られる方それぞれのバス停までご案内します。
（100円ショップ「ダイソー」「MEGAドン・キホーテ 成田店」に寄られる方もご案内するバスでお帰りください。）

【ツアーの行程（約120分/約3.5キロ）】
(1)JR成田駅東口　観光案内所前出発　午前の部（09:50）/午後の部（12:50）　
(2)「成宗電車第二トンネル」「成宗電車第一トンネル」午前の部（10:10）/午後の部（13:10）　
(3)成田鉄道多古線橋台跡　午前の部（10:40）/午後の部（13:40）　
(4)成田新幹線用高架橋　午前の部（11:00）/午後の部（14:00）　
(5)イオンモール成田　バス停　解散　成田新幹線用高架橋　午前の部（11:50）/午後の部（14:50）

★現地までの交通費や現地での交通費、飲食代等は自己負担です。