料金は1泊1部屋の大人1名分の料金です(消費税・サービス料込み)料金について
サウナで整い、仕込み水で潤い、麹と発酵食品で活きるホテル
仕事の関係で麹・発酵ホテルに伺い、施設の方からもいろいろなお話を聞かせていただきました。鹿児島空港の近くにありながら、ただ便利に泊まるホテルではなく、麹、発酵、焼酎、ビール、サウナ、自然、食事が一体となった、とても個性的で記憶に残るホテルでした。
場所はバレル・バレープラハ&GENの敷地内にあり、麹の歴史や焼酎造りを知ることができる施設、焼酎工場、ビール工場、売店、レストランなどもあり、まさに麹と焼酎とビールのテーマパークのような場所です。チェコのプラハを思わせる外観も印象的で、鹿児島にいながら少し異国情緒も感じられます。
特に感動したのが夕食です。塩麹、麹酢、麹醤油、甘酒、麹マヨ、麹ソース、レモン麹、柑橘麹など、最初から最後まで麹というコンセプトが貫かれていて、食材の旨味が一段上に引き上げられていました。中でもカシューナッツ黒麹豚のモモカツサンドは、肉の甘みと旨味が信じられないほど濃く、本当に驚きました。カシューナッツ黒麹豚と霧島野菜の薬膳しゃぶしゃぶも素晴らしく、豚肉とはこんなに美味しいものだったのかと改めて思うほどでした。
R5河内源一郎などの焼酎が飲み放題で、オリジナルのチェコビールも楽しめるのも大きな魅力です。料理とお酒の相性が非常に良く、発酵を軸にしたこの場所ならではの贅沢な時間でした。朝食も焼き魚、小鉢、温泉卵、野菜などが籠盛りで美しく提供され、体にやさしく満たされる内容でした。
最近は日帰りサウナ、立ち寄りサウナも始まったそうで、16時から23時まで利用できるとのこと。木でできた気持ちのいいサウナで、ロウリュも楽しめる本格的な空間でした。部屋も照明がやわらかく落ち着いた雰囲気で、墨を使った工夫や南極の探検隊も使うという毛布のおかげか、寝心地も最高でした。
周辺は自然豊かで、カエルやクジャクの鳴き声、森の香りにも癒されます。スタッフさんの挨拶も心から気持ちよく、温かく迎えていただけました。空港近くで便利なのに、旅の前後にただ泊まるだけではもったいない、発酵文化と鹿児島らしさを全身で楽しめるホテルです。