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2017.10.28

【温泉旅館の浴衣着こなし術】着崩れナシでキレイに着られる手順とポイント

温泉旅館の浴衣は、普段着ることの少ないものだからこそ「浴衣の合わせは左右どっちが正しいの?」「歩いていたら崩れてきちゃった」…そんなお悩みを持つ方も多いかもしれません。
でも、実はたった5つのポイントを押さえるだけで誰でもキレイに着られちゃうんです。
ここでは、旅館で温泉浴衣を着る手順に沿ってそのポイントを紹介していきます。 

記事配信:じゃらんニュース

【STEP1】
浴衣を羽織って左右の裾の長さを揃えよう!

ポイント:浴衣美人になる秘訣は良い姿勢と左右の長さにあり

浴衣を羽織ったら、まずは背筋をぴんと伸ばし、左右の長さを揃えていきます。

浴衣の着方
背筋をピンと伸ばして羽織ることがキレイへの第一歩

次にお腹の上に来る部分をつまんで、裾などをよく見て左右の長さが同じになるように調節しましょう。
歩いていたら崩れてきちゃった…といった着崩れの原因は、ここがしっかりできていない可能性も。左右をきっちり揃えておくのが浴衣美人さんへの近道です!

浴衣の着方
左右の布をつまんで、長さを揃えて

【STEP2】
右衣⇒左衣の順に体に合わせよう!

ポイント:合わせる順番は”右がお先で、後から左“

浴衣の合わせは右が下になります。ついつい忘れがちなこの決まりも、右衣が先導して左衣をエスコートしてくれるイメージで“右がお先で、後から左”と唱えたら覚えやすいかも♪

浴衣の着方
右から先に、左腰に向かってくるんと巻き付けて!

【STEP3】
襟元は前後とも、ちょっぴり空けよう!

ポイント:首元をキレイに見せるには、スキマも大事

ぴたっと襟元を締めてしまうと苦しいだけでなく、だんだんゆるんできて着崩れの原因になることも。適度なスキマを空けて動きやすさをプラスしましょう。前は喉元が少し見えるくらい控えめに広げましょう。後ろはこぶし1個分のスキマを作れば、首元もすっきりキレイに見えていい感じ♪

浴衣の着方
喉元が見えるくらい、ちょっとだけ広げよう
浴衣の着方
後ろ襟を引っ張って、こぶし1つ分のスキマを空けてみて

【STEP4】
重ね方に気を付けて帯を交差させよう!

ポイント:意識するのは“右肩上がり”

温泉宿の浴衣マスターになるための重要ポイント、帯の結び方では“右肩上がり”を意識してみて♪
まずは、帯のちょうど真ん中の部分をお腹の中心に持ってきて、片手で押さえながら巻き付けて背中でクロスしましょう。

浴衣の着方
帯の真ん中をお腹につけて、背中でクロスしよう

次に、左手に持っている帯が上に来るように、お腹側でもう1度クロスします。
持ちやすいように帯を持つ手を入れ替えると…?左腰から延びる帯は右手で、右腰から延びる帯は左手で持っている状態になるはず。

浴衣の着方
左手に持った帯が上にくるように重ねて…

そうしたら、右手に持つ帯に、左手で持つ帯を巻き付けて…きゅっと縛れば第一段階は完了。
ここで余った帯の向きにご注目!両手で余った帯を引っ張ったとき、自分から見て“右肩上がり”=右手側の帯が上向きになっていたらOKです。

浴衣の着方
自分からみて“右肩上がり”になるようにきゅっと結ぶ

【STEP5】
下向き帯で輪っかを作ってリボン結びをしよう!

ポイント:温泉宿での浴衣の帯の定番、リボン結びの秘訣

「お祭りで着る浴衣は帯が複雑だけど、温泉宿の浴衣の帯の結び方には決まりがあるの…?」と気になったことはありませんか?実は、温泉宿での浴衣の帯は“リボン結び”が定番なんです。タテ結びにならずキレイにリボンを作るコツを覚えて、そつなく浴衣を着られるようになりましょう♪

まずはリボン結びがしやすいように、ポイント4で結んだ帯の余った部分を下にぐぐっと引っ張りましょう。そうすると結び目が締まって、結びやすくなります。

浴衣の着方
リボン結びがしやすいように、余った帯を下に引っ張って

次に左手に持った帯、ポイント4で下向きに伸びていた方を輪っかにして、右手に持つ帯を“上から”巻き付けます。このとき結び目部分から、もう一つ輪っかを作るように帯を引っ張り出しながら結ぶと…とってもキレイなリボンのできあがり♪

浴衣の着方
左手側の帯を輪っかにして、右手側の帯を上から巻いて結ぼう
浴衣の着方
キレイなリボン結びのできあがり

まとめ

5つのポイントは押さえられましたか?
左右のお役目はなんだったかな?どちらが上で、どちらが下だったかな?
1つ1つポイントを思い出しながら、みんなの前でささっとそつなく浴衣を着られたら、一目置かれる存在になれるかも♪
浴衣をさらりと着こなすかっこいい女の子になっちゃいましょう!

\動画でも見てみてね♪/

※この記事は2017年10月時点での情報です
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください

じゃらん編集部  じゃらん編集部

こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。