お土産におすすめのバームクーヘン12選を紹介!職人が丁寧に焼き上げる「クラブハリエ」や「治一郎」、SNSを中心にかわいいと話題の「カタヌキヤ」のパンダバウム、バームクーヘンの本場・ドイツのシェフが創業した「ユーハイム」など、幅広くラインナップしました。記事を参考に、自分好みの一品を見つけてみてください。
バームクーヘンとは?
バームクーヘンは、ドイツ人の菓子職人が日本に持ち込み、広く親しまれるようになったお菓子です。
作り方は、まず小麦粉・バター・卵・砂糖をベースとした生地を回転する棒にかけていき、厚さ1~2mmずつ繰り返し焼きつけていきます。その後、棒から抜いて適度な大きさで切り分ければ完成。焼き色の違いによって、10~20の層が出来上がります。
棒から垂れないように工夫された生地づくり、全体を均一に焼く技術、その日の温度や湿度に合わせた調整が必要で、お菓子の中でも作る難易度は高いといわれています。丁寧に作られたバームクーヘンは、まるで年輪のような美しい形に仕上ります。
ここからはおすすめのバームクーヘン店を紹介。お店ごとに異なる、材料、焼き方、一層ごとの厚み、断面の幅、アレンジ方法などをチェックしてみてくださいね。
クラブハリエ
職人が丁寧に焼き上げることで生まれる、ふんわりしっとりとした柔らかさ
職人の手によって一層一層焼き上げた「バームクーヘン」(1296円~)。素材へのこだわりや、長年工夫を重ねた製法によって“本当のおいしさ”を追求しているのだそう。
その日の湿度、温度に合わせて生地作りや焼き加減を調整することで、ふんわり、しっとりとした口当たりと深い味わいが生まれるのだそう。
直径7.8cmほどという手のひらサイズで個包装になっている「バームクーヘンmini」も手土産におすすめです。和菓子の「たねや」、洋菓子の「クラブハリエ」のフラッグシップ店「ラ コリーナ近江八幡」のバームファクトリーカフェでは、このバームクーヘンminiの焼きたても味わえますよ。
滋賀県近江八幡市北之庄町615-1
9時~18時(フードコート10時~17時)
1月1日
近江八幡駅よりバスで約12分/名神高速道路竜王ICより約30分
あり(無料)
「ラ コリーナ近江八幡」の詳細はこちら
(画像提供:たねや・クラブハリエ)
治一郎
スポンジケーキのようなきめ細かさとふんわり食感を楽しめる
「治一郎のバウムクーヘン」(2600円)は、しっとり感を損なわないよう、ギリギリの火加減で、生地をうすく、レアに、じっくりと焼き重ねて作られます。
また、たっぷり使う卵は、卵黄と卵白を分けて混ぜ合わせる別立て法という手間のかかる作業をすることで、きめ細かい生地に仕上がるのだとか。まるでスポンジケーキのようなふんわりとした食感を堪能できます。
小分けの「治一郎のバウムクーヘンカット8個入」は、4カットずつ包装されたものが8袋入っています。カットする必要がないので、手土産にぴったりです。
(画像提供:株式会社 治一郎)
カタヌキヤ
四角い平焼きバウムクーヘンから飛び出す、かわいいキャラクター
ほっこりするパンダをはじめ個性あふれる動物や、有名ブランドのキャラクターなど様々なモチーフのプリントに切込みが入った「型ぬきバウム」。そっと周りを外しながら取り出したその姿は、食べるのがもったいないほどキュートです。
「パンダバウム(プレーン)」(540円)のほか、塩キャラメル味の「親子パンダバウム」(594円)、いちご味の「こどもパンダバウム」(594円)や、季節にちなんで登場する限定デザインもおすすめです。
(画像提供:株式会社ぶどうの木)
ユーハイム
100年以上続くロングセラーのバウムクーヘン
1909年の創業当時から定番商品となっている「バウムクーヘン20」(2160円)。乳化剤や膨張剤に頼らない昔ながらの製法で作られています。まわりをコーティングするホワイトチョコレートは、生地を乾燥から守りおいしさを保つ役割があるのだそう。
使用する油脂は国産のバターのみで、膨張剤を使わず卵の力でふんわり、しっとりした生地に仕立てられていたりと、素材の力と職人の技術による、やさしい味わいを楽しむことができます。
(画像提供:株式会社ユーハイム)
バウムクーヘン専門店 せんねんの木
チョコレートフォンデュのようなとろとろ食感が魅力!
「とろなまバウムクーヘン とろなまチョコ」(2050円)は、手作りにとことんこだわる「せんねんの木」の看板商品。濃厚な卵白がふわふわの食感を生み出す卵「ぷりんセス・エッグ」など、使用する素材も厳選しているのだそう。チョコムースとバームクーヘンが2層になっており、その上からなめらかにとろけるチョコソースがたっぷりとかけられています。
「とろなまバウムクーヘン とろなまチョコ」が一口サイズになった「プチチョコバウム」(3個入り2050円、6個入り3990円)もおすすめです。
千葉県木更津市永井作1-11-11
10時~18時
月(祝日の場合は営業し、翌平日に休業)
祇園駅より徒歩1分/東京湾アクアライン連絡道袖ヶ浦ICより9分
あり(無料)
「せんねんの木 factory & cafe(祇園店)」の詳細はこちら
(画像提供:バウムクーヘン専門店 せんねんの木)
ねんりん家
皮はカリッと、中はしっとり。リッチな食感が特徴
「ねんりん家」の「マウントバーム しっかり芽」(1山1728円)は、しっかりとした食感と、際立つバターの風味、雪の山脈のような個性的なフォルムが特徴。フランスパンのように、外側はカリッと香ばしく、中はしっとり柔らかです。
独自の味・食感を出すために、バームクーヘン専用に開発した機械を使用しているのだそう。さらに、3種のバターを練り込んだとろりと濃厚な生地を、時間をかけてじっくり焼き上げることで、生地が自然としたたり、ダイナミックな形のバームクーヘンが出来上がるそうです。
(画像提供:株式会社グレープストーン)
ヴィヨン
水なしでも口の中がパサつかない、しっとり生地が自慢
1965年に創業した洋菓子店「ヴィヨン」の「プレーンバウムクーヘン」(1900円)は、ドイツ農業協会主催のDLGコンテストにて2014年と2017年に金賞を受賞するなど、高い評価を得ています。
手間を省くための乳化剤や膨張剤、コストカットのためのショートニングやマーガリンは一切使用せず、おいしさだけを追求しているのだとか。素材と製法を妥協しない生地は、“水なし(でも食べられる)バウムクーヘン”と呼ばれるほど、しっとりとした口当たりが特徴です。
(画像提供:株式会社PAPABUBBLE JAPAN)
フランス菓子工房ラ・ファミーユ
香川県産の卵のコクが香る濃厚な味わいが癖になる
「黄金バウムクーヘン Mサイズ」(2160円)は、しっとりかつふんわりとした食感。口いっぱいに広がる濃厚な卵のコク、和三盆のコーティングの上品な甘さも魅力です。
香川県産の卵「それいゆ」や小麦粉「さぬきの夢」など、店を構える香川の厳選素材がふんだんに使われ、職人の手によって一層一層丁寧に焼き上げられています。
香川県高松市木太町2192
10時~19時
1月1日・2日
木太町駅より徒歩15分/高松自動車道高松中央ICより10分
あり(無料)
「フランス菓子工房ラ・ファミーユ高松本店」の詳細はこちら
(画像提供:株式会社ちきりや)
Baumkuchen GARBA
白いブナに見立てた、インパクト抜群のバームクーヘン
「バームクーヘン GARBA Cafe」の店舗がある群馬県・みなかみ町で町の木に指定されているブナに見立てたバームクーヘン「BUNAラージ」(2160円)。群馬県産の小麦「白金鶴」と、地元産の「大島卵」が使用されています。
職人がその日の湿度、室内温度を計算し、生地の配合や火加減を調整。独自の手焼き製法で焼き上げています。水分豊かなブナの木のようなしっとり感と、もちもち感が自慢なのだそうです。
群馬県利根郡みなかみ町大穴815-3
9時30分~18時
火
水上駅より徒歩20分/関越自動車道水上ICより12分
あり(無料)
「バームクーヘン GARBA Cafe」の詳細はこちら
(画像提供:株式会社TOP GROUP)
patisserie KIHACHI
きめ細かく、しっとりした口当たりの定番商品
「パティスリー キハチ」の「キハチバームクーヘン M」(2290円)は、発売当初からファンを増やし続けている定番商品。一枚一枚、タイミングを見極めて、焼きながら巻きあげていくので、きめが細かくしっとりと口どけの良い食感です。
生地は、蜂蜜やメープルシロップをバランス良く配合したコクと甘さが特徴。側面はシュガーコーティングで仕上げられていて、味わいのアクセントになっています。
(画像提供:アイビーカンパニー株式会社)
柳月
白樺の薪に見立てた北海道ならではのバウムクーヘン
白樺の木肌をミルクチョコレートとホワイトチョコレートの2色の柄で表現した「三方六プレーン」(10切入700円)は、北海道の菓子店「柳月」の看板商品。十勝産100%の小麦粉をはじめ、主原料は北海道産にこだわっているそうです。
食感は「繊細な日本人の舌に合うように」と、しっとりした口当たりに仕上げられています。定番のプレーンのほかにも、季節や店舗ごとに限定商品も展開されているのでチェックしてみてくださいね。
(画像提供:株式会社 柳月)
京ばあむ
宇治抹茶をはじめ、京都府産の素材をふんだんに使用
京都産豆乳と、口溶けの良い国産100%小麦粉を合わせた生地に、契約農家で育てた宇治抹茶と煎茶をブレンドした「京ばあむ」(1490円)。一層ごとに、職人がつきっきりの手作業で焼き上げています。機械のみではなく、生地作りの仕上げは、生地の状態を確かめながら人の手で行うことで、しっとり、ふわふわの食感が生まれるのだそう。
また、2023年11月、十条エリアに「京ばあむ」の製造工程を見学できる工場併設の店舗「atelier京ばあむ」もオープンしていますので、ぜひチェックしてみてください。
(画像提供:株式会社 美十)
\宿・ホテル検索はこちら/
※この記事は2024年5月16日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
※掲載の価格は全て税込価格です
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください
VG探究部
グルメ、スポーツ、旅行、結婚など様々な分野の「もうちょっと知りたい」を発信