東京・原宿にある明治神宮で参拝して、御朱印をいただこう!御朱印の特徴は?種類は?いただける場所、時間、費用は?明治神宮オリジナルの御朱印帳や期間限定御朱印も?明治神宮の近隣にある神社の御朱印情報も合わせてご紹介します。御朱印めぐりや境内の散策も楽しんで。初詣にもおすすめです!
※この記事は2020年10月30日時点での情報です。拝観時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設へ最新の情報をお問い合わせください。
明治神宮とは


明治神宮は、第122代天皇である明治天皇と皇后の昭憲皇太后を御祭神(ごさいじん)としておまつりする神社。1920年(大正9年)に創建され、2020年は御鎮座100周年の節目の年でした。
年間参拝者数は約1000万人、初詣は約300万人と例年全国トップクラス。東京はもちろん、日本を代表する神社です。結婚式や七五三など人生の節目のお参りだけでなく、近年はパワースポットとしても人気を集めています。
御朱印を受けられる場所・時間・費用など
明治神宮で御朱印を受けられる場所

明治神宮では、その時によって御朱印を受けられる場所が異なります。御社殿向かって右にある神楽殿(かぐらでん)という建物付近で授与しているそうなので、神楽殿を目指して行ってみましょう。
「御朱印受付」という看板が出ていることがほとんどですが、見当たらない場合は近くにいる神職さんや巫女さんなどに尋ねてみてくださいね。
明治神宮で御朱印を受けられる時間
こちらも特に時間が決まっているわけではありませんが、特別な行事・祭事などがなければ9時ごろから受け付けていることが多いそうです。閉門時間まで余裕を持って、早めの時間帯に伺うのがおすすめです。
明治神宮で御朱印を受けられる費用
明治神宮の御朱印の初穂料(はつほりょう)は、御朱印のみで500円です。
神社では、御朱印やお守りなどの授与品のお代のことを「初穂料」といいます。これは、神様へのお供物という意味で、ものを買ったりする時の「値段」や「代金」などとは意味合いが異なります
ちなみに、現在は持参した御朱印帳に書いていただくことができません。自分の御朱印帳にいただきたい場合は、半紙に書いたものをいただいて後で貼り付けることになりますので、ご注意を。
初詣の時の御朱印は?

例年は初詣の時も御朱印を受けられますが、2021年の初詣の方針については、2020年10月現在まだ決まっていないそうです。12月頃には決定するとのことなので、公式ホームページでチェックしてみてくださいね。
明治神宮の御朱印の特徴とは

明治神宮でも御朱印と、オリジナルの御朱印帳が受けられます。

御朱印の中央上部には、御祭神である明治天皇と昭憲皇太后にちなんだ「菊」と「桐」の重ね紋。皇室ゆかりの2つの紋章を合わせて使用できるのはここ明治神宮だけで、特に格式の高い神社ということを表しています。

右上には、「皇紀年」と印があり、この皇紀とは、初代天皇である神武(じんむ)天皇が即位した年を元年とした年数のこと。ちなみに2021年は「皇紀2681年」だそうですよ。

中央には、「明治神宮」という文字を篆刻(てんこく)という独特の書体を用いた印が押されています。
また墨書では、「つつしんで拝む」という意味の「奉拝」と「明治神宮」の文字、そして日付が書かれています。

この「明治神宮」という文字の「宮」の字をよ~く見てみると、何か気付きませんか?
実は、「宮」の字の「ノ」の部分がありません。これは、もともと「ノ」の入っていない「宮」の字を使用していたことによるものだそうです。現在では正式名称に「ノ」の入った「宮」の字を使っていますが、創建当初書かれたお札にのっとって、御朱印でもいまだに「ノ」の入っていない「宮」の字を使用し続けているそうです。
明治神宮には限定御朱印がある?

通常、明治神宮の御朱印は1種類だけで、限定御朱印はありません。
が、2020年は御鎮座100年ということで、皇紀年の押印部分が「鎮座百年祭記念」となった記念版をいただけるんです。こちらの記念版は年内終了予定だそうなので、2020年内に行ける方はお急ぎを!
明治神宮の御朱印帳

明治神宮では、オリジナルの御朱印帳を2種類授与しています。
通常版は、紫色と白色の和柄のちりめんを使った和文様の御朱印帳。初穂料は、御朱印込みで1500円です。

また、鎮座百年祭を記念した御朱印帳も。光沢のある白地に、御祭神ゆかりの花菖蒲で染めた紫文字が記された、特別な御朱印帳です。こちらの初穂料は、御朱印込みで2000円です。
明治神宮のアクセス情報

JR山手線原宿駅の西口を出てすぐに明治神宮の「第一鳥居」が見えます。また、東京メトロ明治神宮前〈原宿〉駅の2番出口からも徒歩すぐです。
この「第一鳥居」から玉砂利の参道を歩いて、およそ10分ほどで御社殿や神楽殿に到着します。

実は、明治神宮の鎮守の杜は人工林。全国から献木された約10万本を植栽し、100年後、150年後も豊かに茂る「永遠の杜」を目指して造成されたそう。
今、まさにその100年という時を経て、大きく豊かに成長した杜の息吹を感じながら、境内を散策するのも気持ちいいですよ。
[TEL]03-3379-5511
[住所]東京都渋谷区代々木神園町1-1
[拝観時間]1月:6時40分~16時20分、2月:6時20分~16時50分、3月:5時40分~17時20分、4月:5時10分~17時50分、5月:5時~18時10分、6月:5時~18時30分、7月:5時~18時20分、8月:5時~18時、9月:5時20分~17時20分、10月:5時40分~16時40分、11月:6時10分~16時10分、12月:6時40分~16時
[御朱印が受けられる時間]日によって異なる
[アクセス]【電車】JR原宿駅・東京メトロ明治神宮前〈原宿〉駅より徒歩すぐ
「明治神宮」の詳細はこちら
周辺のおすすめ神社
つづいて、明治神宮の近くにある神社もご紹介!ぜひ一緒にお参りしてみてくださいね。
穏田神社


美と縁結びの神様として知られる穏田神社。渋谷駅と原宿駅の間、「キャットストリート」と言われる通りの近くに位置しています。
アパレル系のショップや美容院などが立ち並ぶエリアですが、神社は都心のど真ん中であることを忘れるような、閑静な住宅街の中にあります。

こちらの御朱印は、穏田神社と境内末社である穏田出世稲荷神社の通常御朱印2種と、季節限定御朱印1種の計3種。通常版2種は初穂料各300円、季節限定版は初穂料600円です。御朱印は社務所でいただけますよ。
色鮮やかでかわいらしい季節限定御朱印には、参拝に来る人達に季節の移ろいを感じてもらいたい、という神社の想いが込められています。
初詣の時にも御朱印を受けられるそうなので、公式ホームページや公式 SNSなどでチェックしてみてくださいね。
▼公式Instagram
https://www.instagram.com/onden_jinja/
▼公式Twitter
https://twitter.com/onden_jinja
[TEL]03-3407-7036
[住所]東京都渋谷区神宮前5-26-6
[拝観時間]9時~17時
[ご朱印が受けられる時間]11時~16時
[アクセス]【電車】JR渋谷駅・原宿駅より徒歩各10分、東京メトロ明治神宮前〈原宿〉駅より徒歩5分
「穏田神社」の詳細はこちら
東郷神社

東郷神社は、幕末から昭和の時代を生きた英雄・東郷平八郎命(みこと)を御祭神にお祀りする神社。勝利と至誠の神様として、今も有名アスリートなどが参拝に訪れています。

東郷神社の御朱印は全5種。御朱印のみの初穂料は全て500円です。社務所でいただけますが、現在は全て書き置きのみで対応しているそうですよ。
御朱印には、御祭神である東郷平八郎命の家紋でもある蔦の紋や、直筆の「勝」の字の印が入っています。季節にちなんだモチーフが描かれた期間限定御朱印など、多彩です。


特に珍しいのはハローキティ御朱印。「勝」の字の代わりに錨マーク入りリボン印、丸みを帯びた文字にも遊び心を感じますね。ハローキティ御朱印帳もありますよ。
初詣の時にも御朱印が受けられます。お正月の間は、紙が金色の御朱印や金文字の御朱印を授与されているそう。数量限定なので、気になる人はお早めにどうぞ。
[TEL]03-3403-3591
[住所]東京都渋谷区神宮前1-5-3
[拝観時間]6時30分~17時
[ご朱印が受けられる時間]8時~17時
[アクセス]【電車】JR原宿駅竹下口より徒歩3分、東京メトロ明治神宮前〈原宿〉駅5番出口より徒歩5分
「東郷神社」の詳細はこちら
まとめ
2020年、創建100年を迎えた明治神宮。限定の御朱印と御朱印帳をいただけるのは今だけです!自然豊かな鎮守の杜散策や、原宿での神社めぐりも楽しいですよ。
※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行われている可能性があります。ご利用の際には、あらかじめ最新の情報をご確認ください。また、感染拡大の防止に充分ご配慮いただくようお願いいたします。
※お出かけの際は、お住まいやお出かけされる都道府県の要請をご確認の上、マスクの着用、手洗いの徹底、ソーシャルディスタンスの徹底などにご協力ください。
じゃらん編集部
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