豊富な湧出量を誇る鹿児島屈指の温泉地・霧島温泉で、日帰り入浴ができる施設を紹介します。鹿児島空港からのアクセスが良く、立ち寄り湯も充実。4つの温泉郷「霧島温泉郷」「霧島神宮温泉郷」「妙見・安楽温泉郷」「日当山温泉郷」があり、それぞれ異なる泉質や個性、歴史を誇ります。
まるで森の中にいるような自然豊かな露天風呂、貸切でゆっくり過ごせる家族風呂、ランチも楽しめる食事付きプランを提供する温泉宿などを厳選。各施設の“すごい”魅力もお伝えします!
●霧島温泉郷でおすすめの日帰り温泉
・湯船のスケールがすごい!「硫黄谷温泉 霧島ホテル」
・ポカポカ効果がすごい!「霧島湯之谷山荘」
・湯の濃厚さがすごい!「民営国民宿舎 霧島新燃荘」
・野趣感がすごい!「旅行人山荘」
・眺望がすごい!「AUBEGIO 霧島観光ホテル」
●霧島神宮温泉郷でおすすめの日帰り温泉
・天然泥がすごい!「どろ湯の旅籠 さくらさくら温泉」
●妙見・安楽温泉郷でおすすめの日帰り温泉
・源泉へのこだわりがすごい!「妙見石原荘」
・歴史がすごい!「おりはし旅館」
●日当山温泉郷でおすすめの日帰り温泉
・家族湯がすごい!「ゆごや物語」
・偉人エピソードがすごい!「日当山温泉 西郷どん湯」
霧島温泉郷でおすすめの日帰り温泉
全国的にも広く知られている温泉郷で、近くに観光名所や宿・ホテルが多く、霧島を初めて訪れる人におすすめのエリア。霧島の山間から湧き出る豊富な泉質と湯量が特徴です。
湯船のスケールがすごい!「硫黄谷温泉 霧島ホテル」
14もある源泉からのかけ流しの湯。4種の泉質を同時に堪能

「硫黄谷温泉 霧島ホテル」は、300年余りの歴史ある温泉宿。名物の「硫黄谷庭園大浴場」は、プールのように大きな湯船が特徴で、14の源泉から1分間にドラム缶50本分もの湧出量を誇る、源泉かけ流しの湯(加水)を堪能できます。
大浴場の中央にある奥行き25mの立ち湯は、湯船の中心が1.4mと大人でも立ったまま肩まで浸かる深さです。
立ち湯のあるフリーゾーン(混浴※女性はバスタオル着用)の他に、男女専用ゾーンそれぞれに複数の湯船があり、泉質も硫黄泉・明礬泉・塩類泉・鉄泉と様々。一度にたくさんの湯を巡れるので、ちょっとした温泉旅行をした気分になれそうですね。
かつて坂本龍馬夫妻がハネムーンで訪れたといわれており、館内ではその歴史を伝える展示も見られます。訪れた際にはあわせてチェックしてみてください。
※毎週水曜日は大浴場メンテナンスの為、日帰り入浴は大浴場手前「殿湯・姫湯」のみの利用
鹿児島県霧島市牧園町高千穂3948
11時~17時(最終受付)※状況により早めに終了する場合あり、毎週水曜日は大浴場メンテナンスの為、大浴場手前「殿湯・姫湯」のみの利用
不定
大人1200円、子ども(3歳~12歳)600円※【年末年始・GW・お盆】大人1500円、子ども(3歳~12歳)750円
九州自動車道横川ICより約30分
あり(無料)
「硫黄谷温泉 霧島ホテル」の詳細はこちら
(画像提供:硫黄谷温泉 霧島ホテル)
ポカポカ効果がすごい!「霧島湯之谷山荘」
2つの泉質を楽しめる!趣ある木製湯船でプチ湯治

「霧島湯之谷山荘」は、1940(昭和15)年創業の老舗湯治宿。森の中でひっそりと佇む木製の建屋は、まさに“秘湯”の言葉がぴったりの雰囲気です。
5つの自家源泉から毎分480L湧出する湯は加水・加温なしの源泉100%かけ流し。内湯に3つ並ぶ湯船は奥に白く濁った熱めの硫黄泉、手前にシュワッとした肌ざわりのぬるめの微炭酸泉、間にその2つを合わせた混合湯とそれぞれ流れる湯が異なります。
湯船の大きさも温泉の効果効能を高めるために計算されたもの。熱湯とぬる湯に交互に入浴すると、硫黄泉の硫化水素ガスと微炭酸泉の炭酸ガスのそれぞれの効果で血行が促進され、短時間で体が温まるそうです。
鹿児島県霧島市牧園町高千穂4970
10時~15時(最終受付14時)※状況により変更になる場合あり
水
大人500円、子ども(小学生以下)250円
九州自動車道横川ICより約40分
あり(無料)
「霧島湯之谷山荘」の詳細はこちら
(画像提供:霧島湯之谷山荘)
湯の濃厚さがすごい!「民営国民宿舎 霧島新燃荘」
硫黄成分を多く含む、長湯厳禁の真っ白なにごり湯

「民営国民宿舎 霧島新燃荘」は霧島山・新燃岳のふもと、標高920mの赤松林に囲まれた自然豊かな場所に佇む温泉宿。1995年には南日本新聞社主催の秘湯番付西の大関に選ばれたこともある新湯温泉を堪能できます。
手を入れると見えなくなるほど真っ白な湯は、硫黄成分がたっぷりの証拠。硫黄の香りや鳥のさえずり、天然木や岩石を利用した趣ある露天風呂についつい長湯したくなっても、硫化水素を大量に含んでいることから入浴は30分厳守とされています。混浴なので、タオルを着用して入浴してくださいね。
入浴後は翌日まで硫黄の香りが残ることもあるとか。その濃厚さに県外各地から訪れる温泉ファンが多数いるのも頷けます。男女別の内湯もあり、泉質だけでなく、春には宿周辺にミヤマキリシマが咲き、新緑と相まった美しい景色も望めます。
鹿児島県霧島市牧園町高千穂3968
8時~18時(最終受付17時)
火、不定※詳細は公式Xで要確認
大人600円、小学生300円、小学生未満200円
九州自動車道鹿子島空港ICより45分、またはえびのICより40分
あり(無料)
「民営国民宿舎 霧島新燃荘」の詳細はこちら
(画像提供:民営国民宿舎 霧島新燃荘)
野趣感がすごい!「旅行人山荘」
鳥や鹿の声を聴きながら森林浴気分を味わえる露天風呂

「旅行人山荘」は、5万坪の自然林に囲まれた一軒宿。敷地内にある全長900mの森林セラピーロードが整備され、春リンドウや山つつじ、紅葉など春夏秋冬様々な植物に彩られます。源泉100%の湯は単純泉と硫黄泉の2種類で、単純泉は飲泉所での飲用も可能です。
4つの貸切露天のうち、「赤松の湯」「もみじの湯」「ひのきの湯」はそれぞれ緑豊かな森の中に点在。鳥や鹿の声が聞こえ、6月には運が良ければ出産シーズン後の子鹿を見ることもできるとか。
大浴場「大隅の湯」と「錦江の湯」の露天風呂(男女入替制)からは、錦江湾や桜島を望める絶景が広がります。図書室やギャラリーも備え、湯上がり後も心静かなひとときを過ごせるのも魅力です。
鹿児島県霧島市牧園町高千穂3865
【大浴場】12時~15時(最終受付)【貸切露天】11時~14時(最終受付)
不定
【大浴場】大人600円、子ども300円【貸切露天】1室50分大人1200円、子ども600円
九州自動車道横川IC・溝辺鹿児島空港ICより約30分
あり(無料)
「旅行人山荘」の詳細はこちら
(画像提供:旅行人山荘)
眺望がすごい!「AUBEGIO 霧島観光ホテル」
霧島の自然が眼下に広がるパノラマ絶景をひとり占め

「AUBEGIO(オーベジオ)霧島観光ホテル」は、高原地帯を見下ろす展望風呂がある温泉宿です。「展望大浴場」は快晴時には錦江湾や桜島まで望め、内湯でありながらも開放感抜群。また露天風呂「かえでの湯」と「もみじの湯」は、春の新緑や秋の紅葉など「展望大浴場」とは違った季節の景色が目の前に広がります。
絶景だけでなく、代々の薩摩藩主が愛用した“薩摩の殿湯”といわれる泉質も自慢。湧出する途中でガスが膨張し、爆発するように吹き出す単純泉は、湯の花を多く含んでいるのが特徴です。足湯を含め全ての湯船が加水のみのかけ流しで楽しめます。
鹿児島県霧島市牧園町高千穂3885
12時~18時(最終受付16時)※露天風呂は15時から利用可能
なし ※場合により変更あり
大人1000円、子ども(5~12歳)500円
九州自動車道溝辺鹿児島空港ICより30分
あり(無料)
「AUBEGIO 霧島観光ホテル」の詳細はこちら
(画像提供:AUBEGIO 霧島観光ホテル)
霧島神宮温泉郷でおすすめの日帰り温泉
霧島神宮の参拝者に向けて発展したといわれ、神宮の周辺に多くの温泉施設が点在するエリアです。
天然泥がすごい!「どろ湯の旅籠 さくらさくら温泉」
やさしい硫黄泉の温泉泥パックで全身つるすべ美容体験

泥湯が楽しめる温泉宿「どろ湯の旅籠 さくらさくら温泉」。露天風呂「美人湯」にある天然泥は、専任の匠が長年の勘を頼りに源泉池の底から手作業で採取した貴重なものです。この泥は体だけでなく顔や髪にもパックのように使えて、美容に興味のある人は必見ですよ。
まずは泥パックの効果を高めるために温泉で体を温めます。浴槽の脇に用意されている泥湯が入った石の容器から泥を手に取り、少し肌が見えるくらい薄く塗って2分ほど乾燥させた後、石鹸を混ぜた温泉で泥を十分に洗い流せば手触りがつるつるになるそうです。
お土産にぴったりな、硫黄成分を含んだ天然泥を配合した「さくらさくらクレイソープ」(1個1300円※店頭価格)も販売されています。
鹿児島県霧島市霧島田口2324-7
11時~20時(最終受付)※状況により早めに終了する場合あり
不定
大人(中学生以上)800円、子ども(4歳~小学生)350円
霧島神宮駅よりタクシーで約10分/九州自動車道溝辺鹿児島ICより約40分
あり(無料)
「どろ湯の旅籠 さくらさくら温泉」の詳細はこちら
(画像提供:どろ湯の旅籠 さくらさくら温泉)
妙見・安楽温泉郷でおすすめの日帰り温泉
霧島市のほぼ中心部を流れる天降川沿いに多種多様な温泉地が広がっています。和風旅館や昔ながらの湯治宿が軒を連ね、温泉ファンも多く訪れるエリアです。
源泉へのこだわりがすごい!「妙見石原荘」
加水や貯槽は一切なし。湯の鮮度や湯船にまで趣向を凝らした温泉

「妙見石原荘」は、天降川(あもりがわ)の渓谷沿いに佇む温泉宿。自然の趣あふれる露天風呂や足湯は、手を伸ばせば届きそうなほど川の近くにあります。
7つの自家源泉を持ち、湧き立ての新鮮な湯を成分が変わることなく堪能できるように、それぞれの源泉近くに湯船が作られています。湧き出た高温の湯も熱交換器を使用することにより瞬時に冷やされ、加水なしの源泉100%かけ流しを実現できているそうです。
さらに毎分150Lの湯が注がれ、最長1時間で入れ替わるように設計された浴槽など、湯の鮮度へのこだわりが至る所に見られます。ゆっくり過ごしたい人には、温泉+ランチの日帰りプラン(12000円~※電話で要予約)もおすすめです。
0995-77-2111
鹿児島県霧島市隼人町嘉例川4376
11時30分~15時(最終受付13時30分)
なし
大人1800円、子ども(小学生以下)900円
隼人駅よりタクシーで約15分/九州自動車道溝辺鹿児島空港ICより約15分
あり(無料)
「妙見石原荘」の詳細はこちら
(画像提供:妙見石原荘)
歴史がすごい!「おりはし旅館」
140年もの伝統と大正ロマンの風情が漂う山里にある秘湯

「おりはし旅館」は、1879(明治12)年の創業から140有余年という歴史ある温泉宿。2016年にリニューアルした本館にも、1913(大正2)年に建てられた築113年のレトロな風情が残っています。
「日本秘湯を守る会」に入会しており、特に泉質が自慢の湯は別館「山水荘」にある「キズ湯」。昔、西南戦争で傷を負った薩摩藩士がキズを癒やしたと伝え広めたことからその名で知られるようになったそうです。
加えて「キズ湯」は自噴泉(源泉100%掛け流し)。泉温はぬるめなので、長湯が好きな人はゆっくり浸かってみても良いかもしれませんね。
鹿児島県霧島市牧園町下中津川2233
10時~15時(最終受付14時)※火・水は11時30分~
不定
【内湯(キズ湯・竹の湯)】500円
隼人駅よりタクシーで約16分/九州自動車道溝辺鹿児島空港ICより15分
あり(無料)
「おりはし旅館」の詳細はこちら
(画像提供:おりはし旅館)
日当山温泉郷でおすすめの日帰り温泉
1293(正応6)年に開湯した県内最古の温泉郷といわれているエリア。西郷隆盛も頻繁に訪れていた温泉地の一つとしても知られており、各地に歴史を感じさせる温泉施設が点在しています。
家族湯がすごい!「ゆごや物語」
大人も子どもも楽しめる趣向を凝らした仕掛けが満載

「ゆごや物語」は、1部屋まるごと貸切で利用できる家族湯発祥の地として知られる日当山温泉郷の中でも老舗の温泉施設。“家族が一緒になってお風呂につかり語り合う事が人生最高の幸せである”という初代の思いのもと、1971(昭和46)年に創業しました。
すべて自家源泉(100%)の家族湯は時代に合わせ様式が変化し、2026年3月現在は12室用意されています。御伽草子の絵巻の世界を表現した8室の「家族滑稽風呂お伽草子」は五右衛門風呂や、すべり台のついた小さい子どもと遊べる部屋もあります。
枕草子の「をかし」の世界を表現した4室の「家族風情風呂枕草子」は、夏のホタルをイメージした蓄光タイルの風呂や冬をイメージし、備長炭を敷き詰めた風呂など、四季の風情あふれる作り。それぞれ職人が手掛けている、こだわりの1室になっています。
鹿児島県霧島市隼人町姫城2486
10時30分~23時30分(最終受付22時30分)
第4月曜※祝日の場合は火曜
1室80分(土・日・祝60分)2200円~
隼人駅よりタクシーで約8分/九州自動道溝辺鹿児島空港ICより約17分
あり(無料)
「ゆごや物語」の詳細はこちら
(画像提供:ゆごや物語)
偉人エピソードがすごい!「日当山温泉 西郷どん湯」
天然温泉100%かけ流し!西郷隆盛ゆかりの素朴な名湯

かつて温泉好きな西郷隆盛が頻繁に訪れた日当山温泉郷の中でも特に好んで入ったといわれている、共同浴場「西郷どん湯」。温度の異なる2つの湯船があり、そのうち1つは体が大きな“西郷どん”に合わせて深めに作られたとか。
また、いつも湯口の近くにいたというエピソードも残されており、施設入り口の壁に大きく描かれる似顔絵や、その愛称が施設名になっていることからも地元民の“西郷どん”への愛情が伺え、つるつるとした湯ざわりで“美人の湯”とも呼ばれています。
アメニティの販売・レンタルがないため、訪れる際はタオルなどの入浴アイテムは事前に準備してくださいね。
鹿児島県霧島市隼人町内1462-2
6時~21時(最終受付20時30分)
第4月曜
大人250円、子ども(5歳~小学生)100円
隼人駅よりタクシーで約7分/九州自動車道溝辺鹿児島空港ICより15分
あり(無料)
(画像提供:日当山温泉 西郷どん湯)
※この記事は2026年3月31日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
※掲載の価格は全て税込価格です。
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
じゃらん編集部
こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。

















