mocksさんの岩手県の旅行記

奥州藤原氏と源義経のおもかげを訪ねる 歴史ロマンの旅
- 1日目2015年3月20日(金)
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かつて奥州藤原氏の居城があったこの地域では、往時の様々な品が発掘されます。それらの出土品を集め、解説と共に展示しているのが「平泉文化遺産センター」。こちらで奥州藤原氏について詳しく知ってから、世界遺産の中尊寺や毛越寺を見学すると、当時の様子をはっきりと思い浮かべることができ、さらに楽しめること請け合いです。
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2011年、平泉は歴史地区として世界遺産に登録されました。その中でも見所としてひときわ有名なのが、金箔で覆われた金色堂。極彩色と金箔で、極楽浄土の様子を表しているそう。平安時代にこの地で金が豊富に採れたという云われを、しっかりと裏付けています。金色堂はコンクリート製のお堂で覆われ、中に入ってもガラス越しに見ることしかできませんが、繊細な細工の様式にため息が出るようです。内部の写真撮影は禁止です。 金色堂は中尊寺の数あるお堂のひとつで、中尊寺には他にもたくさんのお堂があります。また境内は森林に囲まれていて、新緑の季節、紅葉の季節の美しさでも有名。季節を問わず楽しめます。
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中尊寺と並び世界遺産に登録されている毛越寺(もうつうじ)。オリジナルのお堂は消失してしまっているので、中尊寺に比べ少し寂しい感じがしますが、こちらの魅力はなんと言っても、壮大な庭園です。往時は貴族たちが優雅に舟遊びをしたという大きな人工池が、藤原氏の繁栄ぶりを忍ばせます。春の藤原まつりの際には、こちらの庭園で舟遊びの様子が再現されます。 6月の菖蒲まつりの時期には、庭園いっぱいに菖蒲が咲き誇り、華やかな景色が広がります。
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壇ノ浦合戦を含む源平合戦で大活躍したにも関わらず、源義経は逆賊として、兄の頼朝公に追われる日々を送っていました。奥州藤原氏の三代秀衡公は、縁あって流浪の源義経をこの平泉の地に迎え入れました。 しかし義経の最大の理解者だった秀衡公が亡くなると、四大泰衡は義経をかくまうことで頼朝の機嫌を損ねるのを恐れ、義経をだまし討ちにします。その際、弁慶が仁王立ちで扉を守り、その隙に義経が自害したとされるのが、この義経堂。義経ファンならずとも、平安時代に興味がある人であれば、一度は訪れてみたい義経最期の地です。
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「えさし藤原の郷」は元々、1993年、NHK大河ドラマ「炎立つ」(ほむらたつ)の撮影用の大規模オープンセットでした。現在はテーマパーク「えさし藤原の郷」として一般公開されている一方、これまで様々なテレビ・映画の撮影地として使用されてきました。運が良ければ、歴史ドラマの撮影現場に出くわすこともあるかもしれませんよ。 敷地内はとても広く、お気に入りの映画やドラマで使われた場所を訪ねて回るのもオススメの楽しみ方です。
奥州藤原氏と源義経のおもかげを訪ねる 歴史ロマンの旅
1日目の旅ルート
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