さとけんさんの静岡県の旅行記

旧東海道を歩く。蒲原宿から金谷宿。一日目は蒲原宿から府中宿(静岡駅)まで。全四部作中その1
- 1日目2017年2月26日(日)
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時刻は7時40分。本日のスタート地点の蒲原駅に到着です。
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蒲原駅前の広場。約3年半ぶりの蒲原駅です。
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蒲原駅前の道が旧東海道筋。写真奥が江戸側になります。
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朝日に照らされる蒲原駅。それでは歩き出しましょう。
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時刻は7時41分。旧東海道筋を由比宿へ向かって歩き出します。蒲原駅前。
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蒲原の宿場の外れです。
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道の先に架かっている高架は、東名高速道路の高架です。蒲原宿にて。
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蒲原駅から700mほど歩いて、東名高速の高架をくぐって、「神沢」交差点を左へ。
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この信号が「神沢」交差点。左へ進みます。
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神沢交差点を左へ入ると旧東海道筋です。
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旧東海道の案内板が出ています。
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以前には無かったのかあるいは草に隠れていたのか、一里塚の石柱が電柱の横に建っているのを新たに発見しました。お社と石垣は移されて来たようですね。静岡県静岡市清水区由比171 付近にて
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由比宿の江戸側の一里塚跡を過ぎると旧街道筋がクランクになっている場所に至ります。
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ここが「由比宿東桝形跡」です。
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ここを過ぎると由比宿の町並みが始まるとのこと。
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由比宿を歩きます。
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紀州徳川家の七里飛脚の役所跡です。28kmごとに五人一組の飛脚を配置し、江戸・和歌山間584kmの距離を、普通便は道中八日、特急便は四日足らずで到着したとのこと。
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御七里役所の跡を過ぎて由比宿を歩いていきます。
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時刻は8時2分、正雪紺屋が現れました。江戸時代から続く染物屋です。由比正雪の生家と言われています。由比正雪は1651年に幕府転覆計画を企てたかどで追い詰められ自刃します。
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正雪紺屋の正面には由比本陣公園があります。正雪紺屋も本陣公園内の由比宿交流館も開くのは9時ですので、立ち寄ることはできませんでした。
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こちらは由比本陣公園前の常夜燈。年季の入った石柱です。
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由比本陣公園前の常夜燈。寛政11年と刻まれています。西暦1799年ごろです。
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こちらは正雪紺屋の隣、由比宿の脇本陣跡です。
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由比宿脇本陣の説明版です。
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こちらは由比本陣公園の塀に架かっている案内板。馬の水呑場について。
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案内板の前は水場が馬の水呑場として再現されています。由比本陣公園前にて。
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そしてこちらは、由比宿脇本陣跡となりの「明治の郵便局舎(平野氏宅)」です。
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由比宿にある明治の郵便局舎の案内板です。現在も住宅として使用されています。
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東海道由比宿おもしろ宿場館
静岡市清水区
由比宿おもしろ宿場館も開館前でした。
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由比宿おもしろ宿場館の二階は食堂になっています。
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由比宿を歩いていると、海が見えてきました。
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時刻は8時10分、由比宿の案内板です。
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江戸時代には、いろいろなお店があったのですね。由比宿にて。
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由比宿西木戸の説明版。
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由比宿西木戸の説明版によれば、江戸時代、この由比川は仮の板橋が架けられていて徒歩で渡ったと。雨が降って水量が増すと、この板橋は取り外されたとのことです。
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現代の由比川に架かる橋
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由比川に架かる橋の途中にはベンチがあって、山も海も眺めることができます。
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江戸時代の絵と現代の由比川の景色を比べてみましょう。
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由比川にかかる東海道筋の橋の上からみた山側の景色です。
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ゆいがわばし西詰にて
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さらに東海道筋を歩いて行きましょう。由比川と由比駅の間です。
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豊積神社の石柱が東海道筋に面して建っています。由比宿にて。
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由比駅が近づいてきました。
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由比桜えび通りの看板です。由比駅付近にて。
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時刻は8時30分。こちらがJR由比駅です。
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由比駅を過ぎて、更に歩いて行きますと、右側を走る県道396号線と合流しますが、東海道筋は、右手に見える歩道橋を渡って、県道396号線をクロスして右手(山側)にでます。
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時刻は8時33分。県道396号線に横断歩道がありませんので、東海道筋を歩くときはこの歩道橋を必ず渡ります。由比駅から徒歩3分ほどの場所です。
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由比駅から徒歩3分ほどのところにある歩道橋の上から駿河湾を眺めます。
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旧東海道筋は歩道橋を渡って写真正面の道を写真奥へ行ってすぐに左です。由比駅から徒歩3分ほどの歩道橋にて。
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そしてこちらが、由比の寺尾地区へ入ってきました。
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時刻は8時35分、由比寺尾付近の旧東海道筋を歩きます。
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由比寺尾付近の東海道筋は道が細くて街道筋の雰囲気を良く残しています。
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さった峠まで2.9km、けっこう、距離がありますね。由比寺尾付近にて。
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そしてこちらが由比寺尾の宗像神社の石柱。この後、さった峠を越えた興津でも宗像神社がありました。
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不思議なものを発見。趣向を凝らした石の造作物の中に時計が入っています。詳細は判りません。由比寺尾地区・小池邸の手前です。
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小池邸が見えてきました。由比寺尾地区にて。
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時刻は8時41分。こちらが由比寺尾地区の小池邸です。
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由比寺尾地区の小池邸の案内板です。建物は明治時代の建物で、江戸時代の面影を残している部分もあるとのこと。
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小池邸はす向かいには由比宿東海道あかりの博物館があります。小池邸もあかりの博物館も開館前でした。
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由比寺尾地区の旧東海道筋を歩きます。
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たいたいこの辺りから由比東倉澤地区の旧東海道筋に入っていきます。
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ふと振り返ると、富士山がみえています。由比東倉澤地区の旧東海道筋にて。
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海も見えますね。由比東倉澤地区の旧東海道筋にて。
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旧東海道筋よりも海側に東海道本線と国道1号線と東名高速道路が通っています。由比東倉澤地区にて。
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山側の傾斜はとても急です。由比東倉澤地区の旧東海道筋にて。
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こちらが八阪神社。由比東倉澤地区の旧東海道筋にて。
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由比東倉澤地区の旧東海道筋に面した八阪神社の階段は、こんなに急でございますな。
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旧東海道筋は由比東倉澤地区から西倉澤地区へ入っていきます。
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この辺りの旧東海道筋の雰囲気もとても良いです。由比西澤地区付近にて。
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明治天皇御小休止跡とあります。この辺りは間の宿(あいのしゅく)だったようですね。由比西倉澤地区付近の旧東海道筋にて。
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由比西倉澤地区の旧東海道筋にて。さった峠へ向かう
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時刻は8時57分。いよいよ本格的な上り坂が始まります。由比西倉澤地区の旧東海道筋にて。
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上りが始まるポイントに一里塚跡の石碑がありました。江戸から数えて40番目、西倉澤の一里塚です。
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この坂道、自転車の方も数多く通られます。この時も坂の上から自転車の一団がかなりのスピードで下ってこられました。自動車も通る道ですし、歩く方は十分注意なさってください。由比西倉澤地区にて
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由比西倉澤には山岡鉄舟とゆかりのある「望獄亭・藤屋」があります。
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本来は「藤屋」と称して茶屋を営み、磯料理、あわび、サザエのつぼ焼きを名物としていたそうです。間の宿・西倉澤の望獄亭藤屋の説明版。この後は、「旧東海道を歩く。蒲原宿から金谷宿。一日目は蒲原宿から府中宿(静岡駅)まで。全四部作中その2」へ続きます。
- 2日目2017年2月27日(月)
旧東海道を歩く。蒲原宿から金谷宿。一日目は蒲原宿から府中宿(静岡駅)まで。全四部作中その1
1日目の旅ルート
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