さとけんさんの静岡県の旅行記

旧東海道を歩く。蒲原宿から金谷宿。二日目は府中宿から金谷宿まで。全三部作中その1
- 1日目2017年2月26日(日)
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一日目の旅行記は「旧東海道を歩く。蒲原宿から金谷宿。一日目は蒲原宿から府中宿(静岡駅)まで」をご覧ください。
- 2日目2017年2月27日(月)
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時刻は5時58分。静岡駅北口へ降り立ちます。本日はここから旧東海道歩きをスタートします。
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静岡駅北口から北西に延びる大通りを250mほど歩くと旧東海道筋の「江川町」交差点に至ります。
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ここが旧東海道府中宿の「江川町」交差点。
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江川町交差点から呉服町交差点へ、写真の奥の道を進みます。
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時刻は6時6分。ここが府中宿・呉服町交差点。ここを右手へ入ります。
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この通りは呉服町通りと呼ばれています。東海道府中宿にて。
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府中宿の案内板があります。この通りが旧東海道筋で間違いないようです。
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時刻は6時14分、呉服通りを歩いてきて、このアーチをくぐってすぐに左折です。東海道・府中宿にて。
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呉服町通りから左折した風景。ここから1.3km・24分、道なりに進むと安部川に架かる安倍川橋に至ります。
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東海道府中宿を安倍川へ向かって歩いています。静岡市葵区新通1丁目付近の旧東海道筋にて。
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静岡市葵区川越町付近の旧東海道筋。
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静岡市葵区弥勒1丁目付近の旧東海道筋。信号を渡って右手に弥勒緑地があり、案内板がたっています。
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こちらは、由井正雪公之墓址
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弥勒町の説明版です。古くは安部川の河原であったとのこと。
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弥勒緑地を離れると安倍川橋が見えてきました。
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安部川の手前に、「安倍川の義夫の碑」がありました。
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安倍川義夫の碑には「難に臨まずんば忠臣の志を知らず。財に臨まずんば義士の心を知らず。」と刻まれています。
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時刻は6時38分。残念なことに、安倍川モチを食べられるお店はまだ開いておりませんね。安部川の北詰(東詰)にて。
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それではいよいよ、安部川を渡りましょう。歩行者と自転車の専用橋が架かっています。
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朝焼けの安倍川です。
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時刻は6時43分、だいたい6分から7分で安倍川を渡ります。安倍川橋の上にて。
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安倍川橋を渡ってそのまま道なりに、県道208号線・旧東海道筋を歩いていきます。静岡市駿河区向敷地付近の旧東海道筋にて。
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もうしばらく歩くと国道1号線と合流します。静岡市駿河区手越付近の旧東海道筋にて。
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この歩道橋を過ぎると国道1号線の「手越原」交差点です。国道1号線に合流して200mほど歩きます。
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手越原交差点で国道1号線に合流してから200mほど歩くと「佐渡」の交差点、写真の歩道橋の向うです。この佐渡交差点を左手へ、旧東海道筋は分岐します。
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国道1号線佐渡交差点を左へ分岐するポイントです。左手へ入る旧東海道筋は、県道208号線です。
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県道208号線を道なりに歩いて行きます。静岡市駿河区丸子1丁目付近の旧東海道筋にて。
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時刻は7時5分、ここは丸子交番のある交差点です。道なりに右手へ進みます。
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時刻は7時13分、静岡市立長田西小学校前にて。目の前の信号を左手へ入ります。
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ここは県道208号線・旧東海道筋です。道幅が狭くなってきました。ここから先、とろろの丁子屋付近まで、狭い道に自動車の交通量が多くスピードも出ていて、とても怖い道でした。皆さん、お気を付けください。丸子宿にて。
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丸子宿の江戸側見附跡。ここから先丸子宿です。いろいろ案内板はあるのですが、道が危険なのでゆっくりはできません。
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静岡市駿河区丸子6丁目付近の旧東海道筋です。
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丸子宿本陣跡の碑
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時刻は7時29分。とろろの丁子屋です。まだ開店していません。
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丸子宿丁子屋の全景
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丁子屋の目の前にかかる橋で丸子川を渡ります。やっと歩道がでてきました。
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橋の西詰には丸子宿の高札場がありました。これより先、また歩道がなくなります。
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時刻は7時36分、こんな感じの路です。路側帯も狭いので、歩くのも危険です。静岡市駿河区丸子の県道208号線・旧東海道筋にて。
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車の波が通り過ぎる隙間をぬって、ここを走って通過します。ここも現代の親知らず子知らず(親不知・子不知)ですね。静岡市駿河区丸子の県道208号線・旧東海道筋にて。
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車が来た時は無理して歩かずに壁に身体を寄せた方が良いと思います。静岡市駿河区丸子の県道208号線・旧東海道筋にて。
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少し歩くと歩道が出てきます。ホッとします。静岡市駿河区丸子の県道208号線・旧東海道筋にて。
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また歩道がなくなります。静岡市駿河区丸子の県道208号線・旧東海道筋にて。
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すぐ近くを国道1号線が走っています。歩道が無くて怖い時は国道1号沿いを歩くといいと思います。静岡市駿河区丸子の県道208号線・旧東海道筋にて。
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時刻は7時53分。名残りの松の看板が出てきました。静岡市駿河区丸子の国道1号線・サークルK 静岡丸子東海道店付近にて。
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これが名残りの松です。サークルK 静岡丸子東海道店付近にて
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8時5分、国道1号線「逆川(さかさがわ)」交差点です。
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逆川交差点から200mほどで道の駅・宇津ノ谷峠です。ここで休憩します。
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道の駅・宇津ノ谷峠の案内板です。道の駅・宇津ノ谷峠は、三ヶ所あります。国道1号の宇津ノ谷トンネルを境に静岡側に2つ、藤枝側に1つです。
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8時14分、かけそばの朝ごはんです。あー、ホッとする、ここまで本当に怖かった。道の駅・宇津ノ谷峠・下り静岡側にて。4年ほど前に丸子宿へトロロを食べに来た際は、この道の駅でながーい自然薯をお土産に買って帰りました。
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時刻は8時20分、宇津ノ谷峠へ向けて歩き出します。道の駅・宇津ノ谷峠にて。
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道の駅・宇津ノ谷峠の外れには「蔦の細道」の入り口があります。写真中央の階段が入り口です。平安時代からある道です。今日はこの道は登らずに、旧東海道を進みましょう。旧東海道は写真右手に見える舗装されたカーブを歩くか、もしくはもう少し国道1号線上を進むと歩道橋がありますので、その歩道橋を渡ります。
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この道で国道1号線を越えて間の宿・宇津ノ谷へ入ります。自動車の往来は少ない道ですが、歩道はありませんのでご注意下さい。歩道橋を通って宇津ノ谷へ行くのが一番安全かもしれませんね。
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時刻は8時25分。写真中央に宇津ノ谷峠への登り口がみえてきました。静岡市駿河区宇津ノ谷付近の旧東海道筋にて。
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旧東海道筋は左へ分岐します。ここを進むと宇津ノ谷の町並みが現れます。
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「交通の難所 宇津の谷峠」とあります。静岡市駿河区宇津ノ谷付近の旧東海道にて。
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宇津ノ谷の町並み。
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取り囲む山の景色も町並みの景色も昔のままなのだろう、そんな気分になる宇津ノ谷の町並みです。
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こちらが宇津ノ谷の「御羽織屋」です。秀吉公から贈られた羽織が現存しています。以前、こちらへ伺った際に、御婦人に説明をしていただきながら羽織を拝見しました。様々な時代の様々な人々がみつめてきた羽織です。
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そしてこちらは御羽織屋の由来。宇津ノ谷にて。
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宇津ノ谷の旧東海道筋はやがて曲がりくねり徐々に峠への登り口へと近づいていきます。
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宇津ノ谷の旧東海道筋。左奥から上ってきて右奥へ上っていきます。
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少し高台から宇津ノ谷をみる。
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宇津ノ谷の坂道の傾斜が判るでしょうか。
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道路の舗装工事のため、この先、自動車の立ち入りは出来なくなっていました。歩行者は脇から入っていきます。宇津ノ谷の旧東海道筋にて。
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そしてここが旧東海道の宇津ノ谷峠への道の登り口です。写真右から左上にかけて登っていきます。
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宇津ノ谷峠への登り口はこのような感じです。時刻は8時34分。
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階段はなくなりますが、草などは綺麗に取り払われ整備されていますので、とても歩きやすいです。旧東海道筋・宇津ノ谷峠にて。
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宇津ノ谷峠へ続く道。旧東海道筋にて。
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宇津ノ谷峠へ続く道。旧東海道筋にて。
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宇津ノ谷峠へ続く道。この階段を上っている時に少し心細くなってきました。旧東海道筋にて。
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宇津ノ谷峠の旧東海道筋は、明治43年の集中豪雨の被害により、その道筋を大きく変えた場所があります。
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明治の水害により宇津ノ谷峠の旧東海道筋の道筋が変わったとの説明板。二枚前の写真の階段付近は、現在の道よりも山の上方に東海道が通っていたとのこと。
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時刻は8時40分。峠越えはまだかいの。宇津ノ谷峠にて。
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おっ、ここが宇津ノ谷峠の峠越えですかな。
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時刻は8時42分、写真左の特徴的な生え方をしている樹に見覚えがあります。ここが宇津ノ谷峠の峠越えです。
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転じて下る宇津ノ谷峠。
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宇津ノ谷峠の岡部宿側はこんな感じの道になっています。
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しっかりした舗装道路の脇の細道が旧東海道筋。岡部宿側の宇津ノ谷峠にて。
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岡部宿から宇津ノ谷峠を越える時は、写真左の細道を通って石垣の上を歩くことになります。旧東海道筋にて。
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それでは岡部宿へ向かってくだって行きましょう。宇津ノ谷峠にて。
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舗装道路は写真右手へグッと曲がっていますが、旧東海道筋は案内板の通りに真っすぐ進みます。宇津ノ谷峠の旧東海道筋にて。
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雰囲気のある峠道に戻りましたね。宇津ノ谷峠・岡部宿側の旧東海道筋にて。
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2月末の朝方、宇津ノ谷峠から岡部宿へ下る道は、朝日に照らされて、気が軽くなる明るさであります。
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丸子宿側から上ってくる時は暗いうっそうとした感じでしたが、明るい道はいいですね。明るさ・灯かりというものが心に及ぼす影響は大きいと思いました。宇津ノ谷峠・岡部宿側の旧東海道筋にて。
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そろそろ、宇津ノ谷峠から岡部宿へ下る道も終わりです。
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時刻は8時52分。写真左手奥から通る道は、「蔦の細道」を使って宇津ノ谷峠を越える場合に歩く道です。宇津ノ谷峠・岡部宿側の旧東海道筋にて。
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前半は蔦の細道と旧東海道の説明。後半は旧東海道の説明で、想像の膨らむ面白い説明ですね。宇津ノ谷峠・岡部宿側の旧東海道筋にて。
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時刻は8時54分、宇津ノ谷峠を無事に越えることができました。それでは岡部宿へむかって旧東海道筋を歩きましょう。この後は、「旧東海道を歩く。蒲原宿から金谷宿。二日目は府中宿から金谷宿まで。全三部作中その2」へ続きます。
旧東海道を歩く。蒲原宿から金谷宿。二日目は府中宿から金谷宿まで。全三部作中その1
1日目の旅ルート
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