さとけんさんの神奈川県の旅行記

旧東海道を歩く。神奈川宿から平塚宿・全三部作中その3
- 1日目2017年2月19日(日)
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時刻は11時17分、国道1号線沿いを歩いて行きます。
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11時24分、国道1号線吹上交差点近くの景色。
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時刻は11時25分、原宿一里塚跡の案内板あり。江戸から十一番目の一里塚です。
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原宿一里塚跡付近は道幅も広く切り開かれていて、旧東海道の雰囲気は残っていない感じがします。
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11時33分、国道1号線、原宿交差点です。かつての渋滞の名所もアンダーパスが出来て渋滞は解消されたのでしょうか。
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11時41分、国道1号線・「影取歩道橋東側」交差点手前の風景。
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11時50分、国道1号線、影取町第二歩道橋の真下からの光景。この先左に分岐します。
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影取町第二歩道橋を過ぎて旧東海道筋は国道1号線からやや左へ逸れて並走します。
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11時54分、右を並走していた国道1号線が、左に分岐して県道30号線に分かれます。旧東海道筋はこの県道30号線沿いに歩くことになります。正面の歩道橋は「東俣野町歩道橋」です。そしてこの歩道橋をくぐってすぐのところで昼食をとりました。
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そば処「しら石」です。
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お腹すきましたね〜、そば処しら石にて。やはり街道歩きの昼飯はもり蕎麦。
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いや〜おいしい。満足です。御馳走様です。そば処しら石にて。
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12時11分、旧東海道筋へ復帰であります。藤沢宿手前の県道30号線沿いにて。
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なになに、ふむふむ、そろそろ藤沢宿になります。
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12時22分、県道30号線・遊行寺坂上交差点です。東海道筋は写真左から右です。
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遊行寺坂上交差点から坂を下っていくと右手に遊行寺がありますので、この坂上交差点で坂下に向かって右手の歩道を歩いていると、遊行寺の脇から入ることができます。
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遊行寺へ向けて坂を下っていきます。右手も左手も崖になっていますが、江戸時代の東海道はこの崖上の高さにあって、それを掘削改修したのが現在の道路です。
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遊行寺へ至る手前に一里塚跡の案内板あり。崖上にあった東海道から遊行寺に至る坂道は、今よりも遥かに急な坂道であったと、その坂上に一里塚があったという内容の説明です。ここは江戸から十二番目の一里塚です。
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時刻は12時29分、遊行寺へ到着であります。
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この左手が駐車場になっていて、敵も味方も一緒に供養した碑が建立されています。
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遊行寺の本堂へお参りします。
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遊行寺の境内には梅が綺麗に咲いていました。
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遊行寺の案内板
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遊行寺の本堂へお参り
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遊行寺堂内は撮影禁止です。
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遊行寺本堂、立派な建物です。
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遊行寺の屋根越しに一本の飛行機雲が延びる。遊行寺境内のベンチでしばし休憩であります。
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こちら、遊行寺のご本尊の阿弥陀如来です。大イチョウの下に写真がありました。
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遊行寺の大イチョウの説明です。とても丁寧で判り易い解説です。
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かつては31mの高さがあった遊行寺の大イチョウ。31mって凄い高いですよね。
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時刻は12時53分、遊行寺の参道を下ります。
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遊行寺の山門。参道は上り参道ですね。遊行寺は通称で、正式名称は、藤澤山 無量光院 清浄光寺(とうたくさん むりょうこういん しょうじょうこうじ)
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遊行寺の山門を出たところにふじさわ宿交流館があり、高札場がありました。
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時刻は13時ジャスト、遊行寺橋を渡って旧東海道筋へ復帰です。
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遊行寺橋を渡って右折し、国道467号沿いを白旗交差点まで歩きます。
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13時10分、白旗交差点です。国道467号線はこの交差点を右折しますが、旧東海道は直進します。直進の道は県道43号線になります。
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13時17分、県道43号線の湘南高校入口交差点です。ここも直進します。
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13時25分、メルシャン藤沢工場の脇を通ります。
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メルシャン藤沢工場の手前、旧東海道を平塚宿へ向かって左側の歩道脇に、おしゃれ地蔵があります。
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ホゥ。みなさん、お祈りされておられますな。おしゃれ地蔵にて。
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県道43号線の旧東海道筋の景色。
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時刻は13時40分、県道43号線をもう少し歩くと国道1号線に合流します。
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13時42分、目前の交差点が県道43号線と国道1号線の合流地点です。
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国道1号線に合流した後は平塚宿に入るまで国道1号線沿いを歩きます。
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茅ヶ崎手前の国道1号線には松並木があります。
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国道1号線、茅ヶ崎市小和田2丁目付近の旧東海道筋です。
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茅ヶ崎市代官町の千手院にて。こうやくんにここで会えるとは!
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時刻は14時12分、国道1号線、松林中学校交差点付近の松並木です。
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14時15分、松林中学校交差点付近からしばらく松並木が続いています。
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かなり立派な松もあります。左手はTOTO茅ヶ崎工場、右手には茅ヶ崎高校があります。
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14時29分、そろそろ茅ヶ崎駅が近づいてきました。
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14時33分、国道1号線「一里塚」交差点にある一里塚の記念碑です。
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江戸から数えて14番目、茅ヶ崎一里塚跡です。
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茅ヶ崎駅は左手にあります。平塚宿に向かって歩を進めます。
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時刻は14時51分、茅ヶ崎市南湖一丁目付近の国道1号線・旧東海道筋の景色です。
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国道1号線、鳥井戸橋交差点手前にある南湖の左富士の碑です。
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上の写真と同じポイントから撮影した鶴嶺八幡宮の鳥居です。
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南湖の左富士の由来。東海道の左富士と言えば吉原の左富士と南湖の左富士が有名ですね。吉原宿の左富士はどうして左に富士山が見えるかというと、もともと海岸の近くに在った吉原宿が、大地震の後の津波の被害を受けて、宿場町自体が内陸に移り、それに伴って東から西へ通っていた東海道が南から北へ通る箇所が出てきて、そこでは左に富士山が見えるという具合になったそうです。ここ、茅ヶ崎の南湖(なんご)は、南湖までは東から西へ通る街道筋が、鳥井戸橋付近では西南の方角から東北の方角へと道筋が変わっています。この道の東西南北の傾きが、南湖と富士山を結ぶ線よりもやや北側に寄っていますので、江戸から京都へ向かう旅人が左に富士山を観るポイントになります。
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国道1号線の鳥井戸交差点を右手に入ると橋鶴嶺八幡宮の参道の松並木が800mほど続きます。
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鶴嶺八幡宮の拝殿は松並木の参道の先です。
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時刻は15時4分、現国道1号・旧東海道筋にある「でかまん本舗」。今日は臨時休業との張り紙が出ています。この先の休憩ポイントでお饅頭を食べようと思っていましたが、残念ながら買えません。
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鳥井戸橋交差点から平塚方向へ500mほど歩くと、旧相模川橋脚跡が現れます。
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鎌倉時代の相模川に架かっていた橋の橋脚が関東大震災の際に地上に露出した場所です。
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現在は史跡になっている旧相模川橋脚跡
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最近行われた整備の様子が説明されています。旧相模川橋脚跡にて。
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史跡には桜が植えられています。季節にはさぞかし綺麗な風景が広がることでしょう。
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現在、地上に出ている物は精巧なレプリカで、本物の橋脚は地下で保存しているとのこと。旧相模川橋脚跡にて。
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この場所にはベンチがありますので、休憩ポイントになります。本日は「でかまん」の一番小さなサイズのお饅頭をここで食べる予定でしたが、お店が臨時休業のためにその計画を断念。旧相模川橋脚跡にて。
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地面に埋め込まれた説明版です。旧相模川橋脚跡にて。
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時刻は15時16分。休憩を終えて平塚宿へ向かって旧東海道を歩きます。国道1号の上を新湘南バイパスの高架が通っているポイントを通過。
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時刻は15時29分、相模川の東詰に到着です。
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現在の国道1号は相模川を馬入橋でわたります。
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相模川に架かる馬入橋から大山方向を望む。江戸時代、ここには馬入の渡しがありました。今回は訪れませんでしたが、馬入橋を平塚側へ渡って右手にある「馬入ふれあい公園」付近の土手道に「馬入の渡し跡碑」があります。
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馬入橋から、並走するJR東海道本線の線路をみる。茅ヶ崎側では馬入橋と東海道線の線路がかなり接近しています。
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平塚側へ馬入橋を渡ってくると、東海道本線の橋との距離もかなり開きます。ここで相模川の水面に注目すると、現在の東海道本線の橋の橋脚の向うに、礎石があるのが判ります。あれは関東大震災の際に崩れた東海道本線の旧橋脚跡です。
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四国は15時38分、相模川を渡りいよいよ平塚宿であります。
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相模川の西詰に案内板があります。
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関東大震災に崩れた馬入橋を陸軍の工兵大隊が架橋した業績をたたえるものです。国道1号線の馬入橋西詰にて。
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時刻は15時42分、旧東海道筋が国道1号線と分岐するポイントに到達です。国道1号線・馬入交差点です。旧東海道は国道1号線から左へ分岐します。
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そして馬入交差点には「馬入一里塚」の碑があります。
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馬入一里塚は江戸から数えて十五番目の一里塚であったとのこと。
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時刻は15時48分、平塚市老松町付近の旧東海道筋の景色。
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時刻は15時54分、本日のゴールである平塚駅前交差点に到着であります。お疲れ様でございます。
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平塚駅前交差点で左手をみますと、JR平塚駅の駅ビルが見えます。
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平塚駅前交差点にて右手をみますと平塚八幡宮の方角です。
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15時58分、平塚八幡宮へお参りしていきましょう。写真は平塚駅前交差点から北へ250mほど入って国道1号線とクロスする「宮の前」交差点の歩道橋です。
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16時ジャスト、平塚八幡宮の鳥居です。
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平塚八幡宮、夕方の参道は穏やかな空気が流れています。
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平塚八幡宮の境内で出会ったアヒルたち。人気者のアヒルが向うからやってきて、ガァガァと足許に近づき・・・
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そしてガァガァと離れていきました。平塚八幡宮の境内にて、アヒルを眺めるの図
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平塚八幡宮の境内にはアヒルが多いですな。平塚八幡宮をおいとまします。
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平塚八幡宮を出た後は、平塚の商店街をブラブラしながら案内板を覗きます。平塚の通りの案内板です。
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平塚のアーケード街の西端まで行って夕日を見た後は、ご飯を食べましょう。今日はもり蕎麦だけですので、お腹もすきました。
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小林屋
平塚市
神奈川県平塚市紅谷町4にある「激安食堂・小林屋」へやって参りました。納豆とタマゴはサービスで無料でつきます。店員さんが「納豆とタマゴはどうしますか?」と聞いたら、欲しい方はお願いしますと言えば無料です。
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小林屋
平塚市
激安食堂・小林屋のとり唐揚げ定食530円でございます。
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時刻は16時50分、平塚の小林食堂のメニューです。階段が急ですのでお気をつけください。
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本日は神奈川宿から平塚宿(横浜駅から平塚駅)の旧東海道を歩き、56,381歩、だいたい43kmの行程でした。お疲れ様でした。
旧東海道を歩く。神奈川宿から平塚宿・全三部作中その3
1日目の旅ルート
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