1. 宿・ホテル予約TOP >  みんなの旅行記 >  旧東海道を歩く。蒲原宿から金谷宿。二日目は府中宿から金谷宿まで。全三部作中その3

さとけんさんの静岡県の旅行記

旧東海道を歩く。蒲原宿から金谷宿。二日目は府中宿から金谷宿まで。全三部作中その3

  • 一人
  • 1人
  • 芸術・文化
  • 史跡・歴史

旧東海道筋を蒲原駅から金谷駅まで歩きました。二日目は静岡駅から金谷駅まで歩きます。大井川を越えます。

神奈川ツウ さとけんさん 男性 / 50代

1日目2017年2月26日(日)
2日目2017年2月27日(月)

時刻は12時30分、県道381号線・旧東海道筋の道悦島東交差点から400mほど歩くと旧東海道は右へ分岐します。写真は分岐した直後の旧東海道筋。ここから600mほど歩くと「道悦島西」交差点です。

時刻は12時36分、「道悦島西」交差点で、旧東海道筋と左から来た県道381号線とが合流します。この先、川を渡ります。

島田市道悦1丁目付近の旧東海道筋・県道381号線にて。栃山橋東交差点を過ぎたところ。もう少し歩くと橋になります。

島田市御仮屋町付近の旧東海道筋。正面に見える信号は「御仮屋」交差点。旧東海道筋は、この「御仮屋」交差点で県道381号線から左手へ分岐します。分岐した旧東海道筋は「本通り」という名前で、島田駅方向へ延びます。時刻は12時42分、ひとまず昼食たべようと、東海道筋を少しだけ外れて、評判のラーメン屋へ向かいます。

麺屋燕

島田市

「麺屋燕」を   >

「御仮屋」交差点から県道381号線を230m進むと右手に「麺屋 燕」が現れます。このお店は2009年10月に野田1116から移転して2017年2月現在の住所は静岡県島田市御仮屋町8770 です。

麺屋燕

島田市

「麺屋燕」を   >

こちらが麺屋燕のメニュー。極みネギ塩を注文。

麺屋燕

島田市

「麺屋燕」を   >

やったぁー。極みネギ塩750円でございます。一口食べて、旨い!そして旨い旨いと箸がすすみ、すっかりなくなってしまうのですな。美味しかったです。御馳走様でした。

美味しいラーメンを食べてすっかりご機嫌になったところで、旧東海道筋へ復帰であります。写真は島田市御仮屋町付近の「本通り」を歩いています。

時刻は13時12分、島田宿の東の入り口、「桝形跡」です。島田市本通7丁目付近の旧東海道筋にて。

島田宿の街道筋の雰囲気はとても静かで穏やかです。島田市本通7丁目付近の旧東海道筋にて。

13時18分、島田市本通6丁目の旧東海道筋にて。

島田市本通4丁目、旧東海道筋の「本通り」と直角に交わる雰囲気のいい商店街がありましたので写真に撮りました。こちらは旧東海道から南側(京都に向かって左手)の商店街。

そしてあちらは、旧東海道から北側(京都に向かって右手)の商店街。からくり時計があるようですね。島田市本通4丁目付近の旧東海道にて。

時刻は13時23分、静岡銀行島田支店前にて。塚本如舟邸跡の説明板です。島田駅北口の「宗長庵趾」の元の宗長庵を建てた方ですな。

静岡銀行島田支店前にて。石碑に彫られている句は、塚本如舟と松尾芭蕉の連句です。「やわらかに たけよことしの 手作麦」という如舟の発句に、「田植えとともにたびの朝起」と芭蕉が附句したもので、その真跡を写真摸刻(もこく)したものだそうです。つまり如舟さんと芭蕉さんの筆跡そのままの文字が彫られているということですな。

そしてここは本通り2丁目交差点。この近くの和菓子屋でお土産を買っていきましょう。

清水屋 本店

島田市

「清水屋 本店」を   >

本通り2丁目交差点からすぐのところに「清水屋」があります。

清水屋 本店

島田市

「清水屋 本店」を   >

こちらでお饅頭を買っていきます。小饅頭は日持ちがしないということで、黒大奴(くろやっこ)を購入いたしました。しかし、小饅頭も買っておけば、帰りの高速バスで食べられたのにと、後で気が付きました。

清水屋 本店

島田市

「清水屋 本店」を   >

こちらが島田の清水屋の黒大奴でございます。

清水屋 本店

島田市

「清水屋 本店」を   >

黒大奴の正体は、こしあんを、昆布を練りこんだ羊羹でくるんだものです。おいしいですよ。おすすめです。

さて、時刻は13時32分。こちらは島田宿の西の入り口ですね。この案内板は大井神社(島田市大井町)の鳥居の対面にあります。

大井神社

島田市

「大井神社」を   >

こちらは大井神社の参道です。参道脇には石垣があります。

大井神社

島田市

「大井神社」を   >

大井神社の石垣は、川越家業の人たちが毎日石を一つずつ運んで積み重ねたものとのこと。

大井神社

島田市

「大井神社」を   >

大井神社の参道の石垣です。

大井神社

島田市

「大井神社」を   >

こちらは大井神社の境内にある大井恵比寿神社です。

大井神社

島田市

「大井神社」を   >

大井神社に伝わる神事芸能、『帯まつり』の主役となる大名行列の大奴のブロンズ像。大井神社境内にて。

大井神社

島田市

「大井神社」を   >

そしてこちらは鹿島踊りの三番叟(さんばそう)のブロンズ像です。大井神社境内にて。

大井神社

島田市

「大井神社」を   >

大井神社の拝殿へお参りします。

時刻は13時52分、旧東海道筋へ復帰して、大井川の川越遺跡を目指します。島田市向島町付近の旧東海道筋にて。

島田市向島町の旧東海道筋は、この交差点を左の道へ分岐します。

島田市博物館分館

島田市

「島田市博物館分館」を   >

大井川の川越遺跡が現れます。

大井川川越遺跡

島田市

「大井川川越遺跡」を   >

大井川の川越遺跡です。本日月曜日は、施設がお休みです。とても静かです。

朝顔目明きの松

島田市

「朝顔目明きの松」を   >

目の見えない朝顔という女性が、大井川のほとりで目が見えるようになって、初めてみたものが松であったという浄瑠璃の一場面から、大井川のほとりにあった松を「朝顔目明きの松」と呼ぶようになったとか。

大井川の土手際に咲く梅。大井川川越遺跡にて。

朝顔目明きの松

島田市

「朝顔目明きの松」を   >

調べてみますと、朝顔目明きの松の初代は昭和の初めに枯れてしまって、今の松は四代目とも五代目とも、情報がいろいろとありました。大井川のほとりにて。

時刻は14時11分。こちらの島田市博物館も月曜日はお休みです。

大井川川越遺跡付近の土手を上ってみた風景。写真奥が大井川です。

本日は大井川は県道381号線の大井川橋で渡ります。土手道を大井川橋へ向けて歩きます。

時刻は14時17分。大井川橋の歩行者・自転車専用橋の東詰に到着です。

大井川橋は全長1026mです。

時刻は14時18分。東詰より大井川橋で大井川を渡ります。

今朝は安部川を安倍川橋で渡ったのですが、あちらの橋はそれほど高さを感じず、また自動車の音も大きくなくて、ゆったりとした気分で朝焼けの景色を楽しみながら歩いたのですが、大井川橋は高さが高いのか、車の音が近接してして緊張するのか、少し恐怖心を感じて、速足になりました。大井川橋上にて。

時刻は14時28分、大井川橋の西詰に到着、ホッとします。10分で1026mということは時速6kmちょっとですので、やはり怖くて速足になっていたのですな。

ああ、大井川が無事に渡れてよかった。予約した帰りのバスに間に合いそうな時間です。江戸時代の大井川は不確定な要素の最たるもので、(何日とどめ置かれるかわからない)大井川があるから、東海道ではなく中山道を通った旅人もいると言うほどでございます。バスを予約しておくなど、当時の人からすれば信じられないことと思います。写真は橋を渡って二本目の左へ入る道を左へ歩き出したところ。

金谷宿側の川越し場跡の案内板です。島田市金谷東2丁目の水神公園付近にて。

島田市金谷東2丁目の水神公園付近から大井川方向をみた景色。島田宿から大井川を渡河して金谷宿側へついた旅人は、この付近から金谷宿へ向かって歩いたのでしょう。

時刻は14時34分、島田市金谷東2丁目付近の旧東海道筋にて。

大井川鐡道大井川本線の踏切の手前に秋葉神社がありました。島田市金谷東2丁目の旧東海道筋にて。

目の前の踏切は、大井川鐡道・大井川本線の踏切です。島田市金谷東2丁目付近の旧東海道筋にて。

島田市金谷泉町付近の旧東海道筋にて。目の前に川が流れていて橋を渡ると県道230号線の「金谷扇町南」交差点が現れますので、道なりに直進、200mほど歩くと国道473号線と合流します。

時刻は14時53分、島田市金谷本町付近の旧東海道筋・国道473号線にて。金谷宿は緩やかな上りが続いていて、今日のゴールは金谷駅なのですが、ゴール間近の疲れた体に、この緩やかな、いつまで続くかもわからない登り坂は、なかなか応えますな。

金谷宿、山田屋本陣跡の案内板です。

まだまだ続く登り坂。どこまで続くか。答えを言ってしまうと、突き当り、国道473号線は緩やかに右へ曲がっているのですが、その曲がっているところに駅があります。島田市金谷本町付近の旧東海道筋にて。

時刻は15時ジャスト。見覚えのある金谷駅のアンダーパスが見えてきました。

こちらが金谷駅のアンダーパス。旧東海道筋はここで、国道473号線と分岐、アンダーパスをくぐってすぐ右折して歩いて行くと、石畳、菊川宿(間の宿)、小夜の中山と続きます。考えてみると、宇津ノ谷峠から大井川の渡河、そしてこの緩やかな上りの後に、小夜の中山と、徒歩の旅人に厳しい道が続くわけですね。私は以前に金谷宿から二川宿までは歩いておりますので、今日は金谷駅がゴールでございます。

時刻は15時2分。金谷駅へ到着。

金谷駅のホーム。金谷駅から西焼津駅まで電車で行き、東名高速道路の焼津西バス停から東京方面へ帰ります。

こちらは西焼津駅。西焼津駅から東名高速道路の焼津西バス停までは、道を間違えずに歩いて10分ほどです。

焼津西バス停に到着です。お疲れ様でした。

本日は、55,039歩、だいたい42kmの行程でした。今回、蒲原宿から金谷宿まで歩いたことで、お江戸日本橋から桑名宿までは繋がりましたので、近々、桑名宿の外れ( 伊勢朝日駅)から京都三条大橋まで、歩く計画をたててみようと思っています。

旧東海道を歩く。蒲原宿から金谷宿。二日目は府中宿から金谷宿まで。全三部作中その3

1日目の旅ルート

みんなのコメント(0件)

投稿する

投稿に際しては、必ず観光ガイドご利用規約をご確認ください。
皆様がより快適にご利用いただくための「投稿上のルール」や、
投稿内容の利用に関して記載しております。

閉じる

この旅行記は参考になりましたか?参考になった!1

この旅行記をもとに旅の計画をつくる
この旅行記をカスタマイズして、あなたの旅の計画を作りましょう

さとけんさんの他の旅行記

(C) Recruit Co., Ltd.