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さとけんさんの旅行記

旧東海道を歩く。桑名宿から京都三条大橋まで。一日目は伊勢朝日駅から亀山宿まで。全三部作中その1

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旧東海道筋を桑名宿から京都三条大橋まで歩きました。今回の歩きで、日本橋から京都三条大橋まで片道分を歩き終わりました。

神奈川ツウ さとけんさん 男性 / 50代

1日目2017年3月17日(金)

時刻は6時43分、名鉄名古屋線の伊勢朝日駅に到着です。前回、2013年10月に池鯉鮒宿(知立)から桑名宿まで歩いた際、富田浜駅まで歩いたのですが、伊勢朝日駅付近でコースを見失ったため、本日のスタートは伊勢朝日駅となります。

伊勢朝日駅をでるとすぐに東芝三重工場があります。この東芝三重工場の前を横切る道が旧東海道筋です。今回は4日間かけて、ゴールの京都三条大橋まで歩きます。

伊勢朝日駅の踏切を渡り南西へ向かって旧東海道筋を歩き出します。

歩き出してすぐに「旧東海道」の石碑です。この道で間違いないと、とても安心できます。伊勢朝日駅付近の旧東海道筋にて。

街道の面影を残す細い旧東海道筋が続きます。今日は四日市宿を過ぎて日永の追分あたりまでは、自動車の交通量が多い細い道を歩くことになりますので、気を引き締めて歩きます。

こちらにも「東海道」の案内板。三重県三重郡朝日町小向付近の旧東海道筋にて。

時刻は6時55分、旧東海道筋に面して建つ西光寺(三重郡朝日町柿)の門前を通りました。

旧東海道に面する西光寺の門。三重郡朝日町柿付近にて。

旧街道の面影を残す道が続きますので、嬉しくなります。三重郡朝日町柿付近の旧東海道筋にて。

三重郡朝日町柿付近の旧東海道筋には歴史ある建物が多く残っている感じです。

前方に伊勢湾岸自動車道と国道1号線北勢バイパスの高架が見えてきました。三重郡朝日町柿付近の旧東海道筋にて。

時刻は7時5分、この信号は「柿」交差点、ここを直進して高架をくぐり、すぐに橋を渡ります。

三重郡朝日町柿付近の「柿」交差点を過ぎたところの旧東海道筋。

朝明川を渡って、道なりで南へ、旧東海道筋は延びています。県道66号線が旧東海道筋です。橋を渡ると四日市市松寺2丁目付近になります。

旧街道の面影を残す道が続いています。四日市市松寺3丁目付近の旧東海道筋にて。

竜王山宝性寺にお参りします。四日市市蒔田2丁目付近にて。

こちらは神明神社。竜王山宝性寺と同じ敷地内にあります。四日市市蒔田2丁目付近にて。

竜王山宝性寺の本堂です。四日市市蒔田2丁目付近にて。

県道66号線と県道26号線が交わる蒔田交差点。ここは直進します。

時刻は7時26分、三岐鉄道の高架と関西本線の踏切と県道66号線が交わるポイントです。ここも直進します。四日市市西富田2丁目付近にて。

7時28分、旧街道は正面の家屋の手前を左折します。地図でみると四つ辻ですが、実際に歩くと旧東海道の道筋は一目瞭然の場所です。四日市市西富田町付近の旧東海道筋にて。

左折してからしばらく歩くと三岐鉄道と近鉄名古屋線の高架をくぐります。三岐鉄道の高架下は歩道が無く道が狭いですので歩く際は注意してください。近鉄の高架下から少しの距離だけ歩道が現れますので、歩道を歩きます。

富田の一里塚跡の石碑と説明板がありました。四日市市富田3丁目付近の旧東海道筋にて。

四日市市富田3丁目付近の旧東海道筋にて。このあたりは京都に向かって進行方向右手に近鉄の富田駅、左手に関西本線の富田駅がある場所です。

四日市市富田3丁目の八幡神社には力石がありました。

時刻は7時42分。富田駅近くの旧東海道筋にて。そろそろ右折します。四日市市富田3丁目付近。

富田駅前付近の旧東海道筋を右折すると800mほどは道なりに歩きます。四日市市富田3丁目のアサノヤ印房前の旧東海道すじにて。

四日市市南富田町の旧東海道筋に常夜燈がありました。

旧東海道筋の面影を残す道が続いています。四日市市南富田町付近の旧東海道筋にて。

旧東海道筋は、正面の突き当りを左折します。左折してから50mほどで右折します。四日市市茂福町付近にて。

こちらは四日市市茂福町の常照寺。旧東海道筋に面して建っています。

四日市市茂福町の旧東海道筋の曲がり角に石碑が建っています。そしてここにも力石がありました。

旧東海道筋は、八田三丁目西交差点の高架下をくぐります。四日市市茂福町付近の旧東海道筋にて。

時刻は8時7分、中部運輸局三重運輸支局四日市自動車検査場付近に大きな常夜燈がありました。

四日市市八田2丁目の八田第一自治会集会所となりに、歴史ある建物が建っていますね。

時刻は8時14分、四日市市八田1丁目付近の旧東海道筋に「かわらずの松」がありました。昭和13年に国道1号線が出来るまでは、この旧東海道が幹線道路てしてとても賑わっていたとのこと。

この松は樹齢が200年、江戸時代を知っている松です。日市市八田1丁目付近の「かわらずの松」

四日市市羽津町付近の旧東海道筋です。ここは路側帯がはっきりとした色がついていて、歩行者も少々安心して歩くことができます。ここ数年で、道路脇の側溝とともに路側帯も整備されたようで、とても良いことだと思います。

時刻は8時22分、四日市市城山町付近で旧東海道筋は左へ直角に曲がり、国道1号線に合流します。

四日市市城山町付近にて、旧東海道筋と国道1号線が合流した後は700mほど国道1号線沿いをあるきます。

時刻は8時31分、四日市市三ツ谷町付近で旧東海道筋は国道1号線から左手へ外れます。

四日市市三ツ谷町付近で旧東海道筋が国道1号線から左へ外れた後、すぐに「多度神社」が現れます。お参りしていきます。

旧東海道筋は多度神社から100mも歩かないうちに海蔵川にぶち当たります。この海蔵川のほとりに、「三ツ谷の一里塚」があります。

昭和20年代に海蔵川が拡幅された際に三ツ谷の一里塚があった場所は川筋に含まれてしまったとあります。四日市市三ツ谷町付近の旧東海道筋にて。

それでは、国道1号に架かる橋で海蔵川をわたります。四日市市三ツ谷町にて。

時刻は8時38分。海蔵川を国道1号線沿いに渡ってすぐ左折します。写真は左折したあとの光景。旧東海道筋は写真正面真ん中の道を奥へ道なりに進みます。

四日市市浜一色町付近の旧東海道筋の光景です。

四日市市浜一色町付近の旧東海道筋をあるいていてみかけたモニュメント。なんでしょうかね、お釜としゃもじの組み合わせのようですな。

四日市市川原町付近の旧東海道筋を歩いています。この先400mほど歩くと、三滝川にぶち当たります。

時刻は8時47分。旧東海道筋は、三滝川を三滝橋で渡ります。

旧東海道筋、三滝橋の上から西の方角に見える山々。御在所山の方角です。この橋の上で、冷たい風がヒューと吹いていました。四日市は風が強い場所なのでしょうか、安藤広重の「東海道五十三次・四日市宿」の浮世絵も、笠を風に飛ばされた旅人が転がる笠を追いかける構図でしたね。

三滝橋の案内板です。四日市市北町付近の旧東海道筋にて。

三滝川を三滝橋で渡り、400mほどで国道164号線にぶち当たり、これを渡った直後の景色です。道が緩やかに右へ曲がっているのがお判りでしょうか。四日市市中部付近の旧東海道筋にて。

本来の旧東海道筋は、写真中央の赤い屋根の家の敷地を突っ切って続いていましたが、その跡は消滅しています。そのため、旧東海道筋を歩く際は、この交差点を右折して、国道1号線に合流してすぐに横断歩道を渡り、諏訪神社前を入って行くことになります。

そしてこの辻に江戸時代の道標が建っています。文化七年とありますので、1810年の建立です。四日市市中部付近の旧東海道筋にて。

正面を横切る道が国道1号線。国道1号線を横断歩道で渡ります。写真中央やや左の赤い壁の建物の脇を旧東海道筋は通っています。

時刻は9時1分。四日市市諏訪栄町付近の旧東海道筋にて。ここを少し歩くと諏訪神社がありますので、お参りしていきます。

こちらが四日市市諏訪栄町の諏訪神社。旧東海道筋に面して鳥居が建っています。拝殿にお参りして、土地の神様にご挨拶します。

四日市市諏訪栄町の諏訪神社を過ぎると旧東海道筋はアーケード商店街を250mほど歩きます。

四日市市諏訪栄町付近の旧東海道筋がアーケード商店街を抜けたところ。写真中央の正面の道へ抜けるのですが、広い道を横断歩道で渡ってください。私は地下道へ入って横断しようと考え地下道へ入ったら、横断できず遠回りになりました。

四日市市浜田町付近の旧東海道筋。しばらく歩くと高いビルも減って、旧東海道の面影を残した道を歩くことになります。

時刻は9時17分、四日市市南浜田町の旧東海道筋にて。近鉄名古屋線の高架をくぐります。

旧東海道は道なりに進んでいきます。四日市市赤堀1丁目付近の旧東海道筋にて。

時刻は9時30分、旧東海道筋は鹿化川を渡ります。四日市市日永1丁目付近の旧東海道筋にて。

旧東海道筋に面して大宮神明社の鳥居が建っています。四日市市日永1丁目付近の旧東海道筋にて。

四日市市日永2丁目付近の旧東海道筋にて。少し歩くと天白川をわたります。

時刻は9時47分、四日市市日永4丁目の日永神社にて。この日永神社には、東海道最古の道標があります。

日永神社の境内にある東海道最古の道標は、もともとは日永追分に建っていた物です。日永神社にて。

正面に「大神宮 いせおいわけ」、右側面に「京」、左側面に「山田」、そして裏側に「明暦二丙申三月吉日南無阿弥陀仏 専心」と刻まれているとのこと。写真から「大神宮」は判りますね。明暦二年は1656年です。

左側面に「山田」。東海道最古の道標、場所は変転すれど、1656年から東海道の旅人を見守り続けています。四日市市日永4丁目の日永神社にて。

日永神社のとなりには長命山薬師堂がありました。四日市市日永4丁目の旧東海道筋にて。

四日市市日永4丁目付近の旧東海道筋にて。鎌倉時代中期に造られたといわれる薬師如来像もまた、各時代の人々を見守り続けてきた歴史の証人です。

四日市市日永4丁目の長命山薬師堂にて。

時刻は9時54分、四日市市日永4丁目付近の旧東海道筋の光景。旧街道の面影を残す道を歩いて行きます。この後は「旧東海道を歩く。桑名宿から京都三条大橋まで。一日目は伊勢朝日駅から亀山宿まで。全三部作中その2」へ続きます。

2日目2017年3月18日(土)
3日目2017年3月19日(日)
4日目2017年3月20日(月)

旧東海道を歩く。桑名宿から京都三条大橋まで。一日目は伊勢朝日駅から亀山宿まで。全三部作中その1

1日目の旅ルート

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