ふじみのニッカボッカーズさんの京都府〜兵庫県の旅行記

鳥取から金沢へ日本海を行く自転車旅2(城崎温泉〜奧伊根〜舞鶴)
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日本海沿岸を自転車で巡る旅で鳥取から京都・金沢を目指す旅の前半2です。兵庫県の城崎温泉から京都府の丹後半島を巡る。さらに天橋立を走って京都府の舞鶴へ向かう。ひたすら海沿いを走るため、予想したよりも時間がかかる。

温泉ツウ ふじみのニッカボッカーズさん 男性 / 60代
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- 1日目2017年5月1日(月)
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09:00-09:00
夕方は浴衣姿の観光客で賑わうが、朝は静かです。
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09:00-09:00
円山川にかかる城崎大橋を渡って県道9号を行くと静な湖面?が見える。ここはラムサール条約に登録された円山川下流域につながる楽々浦で静な湾でした。
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09:00-09:00
飯谷峠道開通碑:地図にも載らない小さな峠にある碑で、墓碑と見間違えて少し怖かった。この峠を越えて国道11号に合流して、久美浜湾に向かって三原峠を上る。
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10:00-10:00
兵庫県と京都府の境にある三原峠:峠にある看板にしたがって小天橋に向かって左に曲る。マスクメロンのようにヒビ割れた舗装道路を下るが、思ったより走りやすい。県道49号に合流して久美浜湾を右に見ながら小天橋を目指して走る。
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10:00-10:00
小天橋:天橋立と同じように久美浜湾と日本海の間にできた砂州で、天橋立より短くて少し幅が広い。小天橋に着くころに雨が降り始めたため、観光するのは諦める。小天橋を走っていて雨が強く降り始めた。雨具を着るために久美浜湾の見晴らしの良い水辺で休憩する。
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11:00-11:00
湾内は穏やかで波音が聞こえない。たまたま桟橋にボートが着くときに波が岸辺に押し寄せて、波の音を聞くことができた。
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11:00-11:00
岩船御湧水:県道49号から海沿いの道に向かう途中で見かけた岩船神社の脇にある湧水です。小天橋の砂州の根元になる場所で、海辺近くの湧水は不思議です。
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11:00-11:00
遺跡を示す矢印の看板近くにある案内板は、風雪で文字が消えて白くなっているために何が書かれていたのか判別できない。道路から矢印の方向を見ると、約30m先に解説板らしきものが見える。訪れる人が少ないのか、その解説板へ行く道は膝の高さまで草が生えている。その草と雨が降っていたため、見学は諦める。
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12:00-12:00
五色地蔵:夕日が浦温泉から府道665号の坂道を上る。途中の五色浜への分岐点に五色地蔵が安置されている。この石段の登り口に解説板があって古狸の伝説が書かれていました。
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12:00-12:00
夕日が浦から海沿いの道を走って行くと、峠に七竜峠ロードパークの道路標識があるので見つけやすい。この峠に到着したときは雨と霧で景色が見えなくて、立ち寄らずに先に進む。
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12:00-12:00
礒の棚田:磯地区の集落の手前にある棚田
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12:00-12:00
静御前ののぼり旗が無ければ見過ごしてしまう小さな社です。源義経の愛妃で有名な静御前ゆかりの場所があるとは思っていなかったので、夕日が浦温泉から海沿いの道を走って良かった。ここは海を見渡す場所にある社で、静御前が生まれた地といわれる磯地区の漁村の手前にある。
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12:00-12:00
今まで見た子午線のモニュメントは道路脇に立てられていた。ところが最北子午線塔は道路から見えないので、公園の入口だけ見る。
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13:00-13:00
京丹後市綾野浅茂川の街中を走り抜けると、ときおりリズミカルな機織りの機械音が聞こえる。ここは丹後ちりめんの生産地の1つで、機織りの音がこの地区の印象として残りました。
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13:00-13:00
離湖で雨があがる。湖に浮かぶ島のように見える山は陸続きで古墳があるようです。湖の周囲3分の1近くを国道178号がかすめるので、走りながら湖を眺められる。
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14:00-14:00
国道178号の海沿いの道を走っていて特徴的な島が見えた。国道から離れて城嶋のある港へ下る。島に渡る橋の手前の岩に地蔵の祠があって、その上に解説板がある。そこには織田信長の名前が出てくる。
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14:00-14:00
城嶋温泉から海沿いの道を走ってきて、手前の神社の岩を立岩と思ってしまった。ここは聖徳太子ゆかりの地で太子の母親の名前を地名にした地区にある岩です。この地区は間人(はしひと)を(たいざ)と読ませる難しい地名です。この付近には古墳が集まっていて、古代には有力な地方勢力が有ったらしい。
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14:00-14:00
道の駅の建物入口に山陰ジオパークの垂れ幕が掲げられていて、そのジオパークの展示室が建物の中にある。建物の海側には公園のような古墳がある。
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16:00-16:00
袖志の棚田:経ヶ岬の約1km手前に棚田への道があるが、小さな看板のために一度通り過ぎてしまった。その道を入ると大きな写真と説明書きがあり、ここは棚田百選に選ばれた棚田だそうです。棚田の中心近くで写真を撮り、国道に戻ろうと国道に近い寺へ下る道を走って行くが寺の横で行き止まりでした。寺の前の庭を通って階段があったので自転車を担いで下りる。
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16:00-16:00
経ヶ岬は山陰ジオパークの東端になる場所で、丹後半島の先端部です。夕暮れに近いため、経ヶ岬への分岐点でバス停と看板だけを見て素通りする。
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16:00-16:00
海岸沿いの道を走って伊根町に入る。ここに来る前に近道しようと経ヶ岬の少し手前で、国道から離れて経ヶ岬とは反対側の坂道を上る。坂の途中で野猿が道端の八重桜の枝に座って、桜の花を食べているのを見かける。猿が桜の花を食べることを初めて知る。地図を見て、この坂道の先は国道に接続していないことがわかって国道に戻って伊根町に入る。この先でも道を横切る猿を見かける。日本海を東に見ながら丹後半島を南に進む。ここでは夕方に日が陰るのが早い。明るいうちに宿に着けるか心配になる。
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16:00-16:00
リアス海岸ですが、きついと感じる坂道は無くて平らで走りやすい道です。途中にあるトンネルも海側が開けていて、きれいな景色を見ることができる。
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16:00-16:00
日が陰り始める中を走っていて、前方に光があたって不思議に明るい景色を見る。それは経ヶ崎から走って蒲入の手前にある展望台で、この展望台からカマヤ海岸を振り返る。
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17:00-17:00
夕方になり、ちょうど神社関係者が扉を閉じるところでした。社の扉を閉じる手順を見ることができて良かった。しかし、夕刻のために浦島太郎とのゆかりを見ることはできませんでした。
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17:00-17:00
浦嶋神社から海側に向かって行く道端にある、浦島太郎が竜宮城から戻って来たといわれる竜穴です。犬なら通れる大きさの穴で、この大きさにしたことが不思議です。
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18:00-18:00
浦嶋神社から海沿いの道を走って、やっと奥伊根温泉と今夜の宿がある泊地区の湾が見えた。
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18:00-18:00
伊根町泊地区の別荘地にある裳香庵:伊根町のいくつかの宿へ当日宿泊の予約を申し込むが空室がない。観光協会に電話して宿を探して貰う。2時間ほど探してもらい、こちらの裳香庵を紹介してくれた。Google mapで表示されている裳香庵の場所に到着したが、木が生えているだけで宿は無い。宿を探して山の斜面にある別荘地をうろうろしていた時に、木の陰で見えない下の道から電話で話している女性の声が聞こえる。もしかしてと思いながら下の道に行くと、宿の前で観光案内所の人?と電話している宿の女将の声でした。電話の相手は観光案内所の新人らしくて、その彼を小僧扱いしているのが面白い。宿に18時着。城崎温泉からの走行距離76km。宿のスタッフ(ばあや?)と女将の2人で宿を切り盛りしている。女将は九州出身で大阪の河内弁もしゃべることができる。当日は宿が休みの予定だったらしくて女将は外出中だったが、用事を済ませて急いで戻って、私を含めて3組の旅なれた宿泊客を受け入れてくれたようです。泊めてもらえて感謝です。ここは別荘をそのまま宿にしたもので、道を挟んでもう1つの別荘を別館としている。食事と風呂は本館になります。風呂は小さいですが温泉です。グループで宿泊するにはリビング?を自由に使える別館がお勧めです。
- 2日目2017年5月2日(火)
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08:00-08:00
朝の8時に宿を出発して、海沿いの道に進む。後ろを振り返って奥伊根を眺めると、遠くに奥伊根温泉が見える。前日の夕方にその宿の前を通り過ぎたとき、当日は空室があることがわかった。そのときは事前に奥伊根温泉の検索をしなかったことを悔やむ。
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08:00-08:00
新井の棚田
伊根町(与謝郡)
新井崎の手前で区画整理された棚田を見る。ここを新井の棚田と勘違いしていたことを後で知る。新井の棚田は新井崎にある2本の道の、山側の道にあるらしい。
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08:00-08:00
国道と新井崎神社に向かう道の分岐点にある案内板を見ていたときに、軽自動車を一人で運転している女性に声をかけられる。その人は港に買い出しに出ていて、朝8時に宿を出発するときには会うことができなかった裳香庵のスタッフでした。そのスタッフが車を降りて丁寧に挨拶をされるので恐縮してしまう。
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08:00-08:00
新井崎は徐福伝説の地で神社の鳥居をくぐると石碑がある。少し下り左に歩くと新井崎神社がある。この鳥居の前の道を下ると漁港が近くにある。新井崎神社には色々な伝説があるようで、神社の境内に説明書がある。神社の鳥居は東西に向いていて、朝の鳥居は爽やかでした。
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09:00-09:00
伊根湾を見渡す高台に位置していて、広い駐車場と道の駅がある。道の駅にある観光案内所の裏手が見晴らしの良い展望広場になっている。湾内を巡る観光船が通り過ぎるのを眺める。
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09:00-09:00
前日に電話で宿の紹介をしてもらった観光協会の事務所が、伊根湾を見渡す高台の「道の駅 舟屋の里 伊根」の観光案内所にある。案内所に入って観光案内のパンフレットを探していると、その事務所で電話対応している声に聞き覚えがあることに気付く。その彼は前日に電話で対応してくれた観光協会の新人?で、当日の宿を探してくれたことについて感謝の気持ちを伝えることができました。インターネットで伊根に関するニュースを見ると、この観光案内所は向井酒造や与謝荘がある海沿いの地区へ移転するようです。
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09:00-10:00
舟屋の数軒がリフォーム中で新しい観光地として発展しそうな雰囲気です。食事できる店は多くなさそうです。穏やかな海沿いの漁村で、一度は舟屋に宿泊してみたい。
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10:00-10:00
新しい観光場所で隣に船着き場もある。小さな駐車場と自転車置場があるが、駐車場の利用条件は確認不足で不明です。次回はここで海を眺めながらお茶してみたい。
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10:00-10:00
舟屋日和の隣に船着き場があって、期間限定ですが丹後海陸交通の船で宮津や天橋立から伊根に来ることができるようです。次回は船で伊根に来たくなる。舟屋日和の見学を終えた後で、荷台に四角の氷板をきれいに隙間を空けて並べて積んだ軽トラックを見掛ける。氷板を倒さないように、ゆっくり走る軽トラックを自転車で追いかけた先が向井酒造でした。
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10:00-10:00
海に面した醸造所の建物の出入口を覗くと甘い酒の香りがする。道をはさんだ向かいの山側にある蔵元事務所に入って、試飲できる日本酒を眺める。いつかは伊根の舟屋に泊まり、ここで試飲してみたいと思う。
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12:00-12:00
境内に木立が少ないことで空が広く感じられて、明るい神社です。海に近いので白い砂浜に立っているような感じの社です。境内にある休憩所に観光案内所があって、そこで天橋立の観光地図をもらう。
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12:00-12:00
うどんか蕎麦を食べることができる籠神社に近い店として、神社の境内にある観光案内所で教えてもらいました。この店は神社の鳥居から出て道を渡ったところにあって繁盛している。うどんより竹輪てんぷらがメインのような感じでした。
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12:00-13:00
天橋立を自転車で通り抜ける。レンタルサイクルに乗った海外の旅行者とすれ違う。天橋立は歩くには少し距離があるので自転車が便利です。天橋立を走り抜ける途中の見通しの良いところで後ろを振り返る。
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13:00-13:00
砂州の中にあるのに真水が出る不思議な井戸です。以前は釣瓶を動かして井戸から水を汲むことができたが、今は電動ポンプで汲み上げているようです。真水ですが飲用不可です。
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13:00-13:00
日本で三本の指に入る文殊のひとつです。天橋立の出発点にある。
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13:00-13:00
天橋立駅近くで丹後鉄道の列車を初めて見かける。
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14:00-14:00
道の駅 宮津でトイレ休憩する。観光案内所の係員が丁寧に対応していて順番待ちになりそうなので、観光パンフレットだけ貰う。
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14:00-14:00
展望台まで続く階段はなかなか脚にくる。展望台では天橋立を海側から見ることができる。展望台の高さが低くて、天橋立が普通の海岸のように見える。この展望台の高さが2倍以上高ければ、天橋立を眺める名所として多くの観光客が訪れたのにと思う。
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15:00-15:00
宮津市田井の分岐:右側の道が府道605号で、その坂道をのぼる。府道としては道幅が狭くて、道を間違えていないか不安になりながら走る。
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16:00-16:00
森鴎外文学碑:宮津市由良の汐汲浜近くの公園にある記念碑で、この由良は森鴎外の作品「山椒太夫」の安寿と厨子王の所縁の地です。
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16:00-16:00
ハクレイ酒造
宮津市
日本酒の銘柄「酒呑童子」を作る蔵元で、国道から住宅街に入ったところにある。由良川方向から醸造所へ向かう道の幅が狭くて、昔ながらの醸造所のようです。建物の外観だけ写真を撮る。
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16:00-16:00
由良川の河口近くを渡る丹後鉄道の鉄橋がある。鉄橋に電線や欄干が無いので、鉄道に乗って由良川を渡るときは眺めが良さそうです。
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17:00-17:00
舞鶴西港:豪華客船が停泊していて桟橋は賑やかでした。夕方で暗くなる前に宿へ着きたいので、海沿いの道は通らないで舞鶴東港にむかって国道27号を走る。
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18:00-18:00
舞鶴西港から国道27号を走ると道沿いに赤レンガの倉庫が現れる。海上自衛隊の前を通り過ぎて、赤レンガパークの入口に入る。赤レンガパークの手前にも赤レンガの建物があって、その先に海上自衛隊の護衛艦のマスト?が見えた。入口が開いていて普通に通れるようですが、よくわからないので眺めるだけにして写真を撮る。
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18:00-18:00
伊根町泊地区からの走行距離82km。宿泊料金が安い部屋を探して見つけた宿です。結婚式の披露宴ができる広さの空間を細かく仕切ってシングルの部屋にしたような感じの、新しくリノベーションした窓の無い部屋に宿泊する。料金は安くて防音は良くないが、窓が無いのでホテルの外の音は聞こえてこない。
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20:00-22:00
ホテル アマービレ舞鶴に近くて、ホテルのフロントから店の空席を問い合わせてもらうと1ドリンクがサービスになった。本当はホテルのフロントから特別な木札を持って行くと受けられるサーピスですが、木札が大きめで恥ずかしく感じて持って行かなかったが、店員の気遣いでサーピスを受けられてラッキーでした。店内は活気があって店員から「料理に時間がかかりますが」と、ことわりの一言が好感が持てる。若者向けのメニューで安くて悪くない。
鳥取から金沢へ日本海を行く自転車旅2(城崎温泉〜奧伊根〜舞鶴)
1日目の旅ルート
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