れおんさんの埼玉県〜長野県の旅行記

2泊3日 長野県 名湯巡りと、息をのむ絶景の雲海(前編)
- 夫婦
- 2人
- 温泉
- 史跡・歴史
- 自然
- グルメ
- その他
長野県は今年の2月に松本と白骨温泉、あと随分昔に昼神温泉に行きましたが、それ以外は行ったことがなく僕たちにとっては未踏の地。有名な善光寺も前から行きたいと思っていましたが、自宅から遠いこともあって今まで実現しませんでした。でも今回は2泊3日の日程が取れたこともあり、8月の夏旅行 第2弾は長野県の北信地方に決定!有名な野沢温泉と湯田中温泉とともに色々な観光地を巡り、大満足の旅行となりました。 今回も1話では収まらなかったため、前編・後編に分けた長編となってしまいましたが、どうぞ最後までお付き合いください。 《総走行距離 : 789.2km》 〜こちらは前編です〜

グルメツウ れおんさん 男性 / 50代
- 8391views
- 57参考になった!
- 0コメント
- 1日目2017年8月11日(金)
-
04:00-04:00
この日は盆休み期間最初の土曜日、関越道では早朝から帰省による大渋滞が予測されていたため、それを避けるべく深夜3時に自宅を出発。幸い渋滞にはあたりませんでしたが、それでも結構な交通量の中、最初の休憩で《高坂SA(下り)》に到着。 早朝4時ですが、駐車場にはたくさんの車が停まっています。
-
04:00-04:00
ちょっと中に入ってみますしたが、空いてはいるもののこんな時刻のわりには人が多いです。 もたもたしてると渋滞が始まってしまうので、用を足したら早速出発です。
-
06:00-06:00
高坂SAから走ること2時間、上信越道の《佐久平パーキングエリア下り店》で2回目の休憩をとります。 時刻は朝6時、写真では空いてそうに見えますが、駐車場所の空き待ちが出るくらいの混雑ぶりでした。
-
07:00-08:00
7時に《小布施ハイウェイオアシス 道の駅オアシス小布施》に到着。ここは道の駅ですが、上信越道の「小布施PA」と直結していて、高速を降りずに利用することが出来ます。 ちなみに、佐久平PAからそのまま来たように思えますが、実は長野ICで一度上信越道を降りて最初の目的地、上杉謙信と武田信玄が激突した有名な川中島の合戦の地「八幡原史跡公園」(今年の7月から「川中島古戦場史跡公園」)へ6時半頃に行ったのですが... 駐車場が8時半開場で車が停められない! 公園なんて24時間フルオープン、駐車場も無料なのでてっきり開いているものだと思い込んでいました。完全に僕のリサーチ不足です。旅のしょっぱなからこのミスは痛い! このまま善光寺に行く手もありますが、朝早すぎて仲見世通りのお店も閉まってるし... と言うことで予定を繰り上げ、北志賀竜王高原へ向け再び上信越道を北上開始したのでした。
-
07:00-08:00
前置きがえらく長くなりましたが、とても広い道の駅で、こちらの《ハイウェイオアシス 小布施公園》も併設されています。 いったんここで休憩してさっきのショックを和らげた後、北志賀竜王高原にある「竜王マウンテンパーク」へ向け出発!目的は.....着いてからのお楽しみ!(タイトルに絶景の雲海って書いてますがな)
-
09:00-10:00
さあ、ご覧ください!この素晴らしい雲海を!.....って違うだろーーーーっ! 実は信州中野ICで上信越道を降り、いったんは竜王マウンテンパークへ向かってたのですが、徐々に雨が降りだしたので念のため公開されているライブカメラを確認したところ、霧だか雲だかに覆われていて雲海なんて全く見えない。山の天気は変わりやすいので実際に行けば見られることもよくあるそうなのですが、僕にそんな勇気があるはずもなく、また行き先を変更して「善光寺」へやって来たのでした。 「長野市大門駐車場」に駐車した後、とりあえずお腹が空いたので、そばの名店《大丸》で朝食を摂りたいと思います。時刻はまだ9時過ぎですが、こちらのお店は9時から開いているので助かります。
-
09:00-10:00
既に何組かの先客がいて、「ズズッ、ズズズッ!」とそばをすする美味しそうな音がしています。早く食べたーい!
-
09:00-10:00
竜王マウンテンパークに行く途中は小雨が降っていましたが、ここ善光寺付近ではカラッと晴れていて暑いです。なので、さらっといただけるざるにしようかとも思いましたが、ここは暑気払いもかねて僕は温かい「にしんそば」を、妻は無難にざるの「天ぷら さらしなそば」を選択。
-
09:00-10:00
にしんそばだけだとちょっと物足りないので、単品の天ぷらも追加。 まずは運ばれてきたそばを一口...細めの麺ですが、風味はまぎれもないそばです!(そりゃそうだろ)。う〜ん、美味しい!おつゆもいいお味です。それに、にしんも美味しい!やっぱそばは、にしんそばだな。 妻も大満足で、今日は朝から色々と失敗続きでしたが、ここからは良いことが続きそうな気がしてきました。
-
09:00-10:00
さて、そろそろ参拝に向かいたいと思います。ちょうど大丸の店前から始まる石畳の通りを真っ直ぐ行けば、善光寺に辿り着けます。
-
09:00-10:00
通りの途中には、いくつかの宿坊があります。僕たちは宿泊者じゃないので中には入りませんが、玄関はとても風情があり、雰囲気の良さそうなところばかりです。
-
09:00-10:00
遠くからでも見えていた「仁王門」ですが、近くで見るとその迫力に圧倒されます。すごい...
-
09:00-10:00
仁王門をくぐると、両脇にお店が並ぶ《信州善光寺仲見世通り》を歩きます。色々なお店があって、見るからに楽しそうです。
-
09:00-10:00
と、妻が突然こちらの《滝屋本店》に飛び込みました。店頭のおやきが美味しそう!
-
09:00-10:00
妻「お土産なんにしよう〜?」 って、おい!早すぎるだろ!まだ旅は始まったばかりだよ! 妻「だって楽しいんだもん」
-
09:00-10:00
まあ、その気持ちも分かる。じゃあ、僕も立ち寄ろうっと。 と言うことで、《天草屋》を覗いてみます。こちらはせんべい・おかきのお店で、ばら売りもしているので、手軽に食べ歩きが出来ます。
-
09:00-10:00
たくさんの種類の中から、「七味唐辛子のせんべい」をチョイス。 見た目は辛そうですが、そんなに辛くはなく、食べると舌にピリッと辛さを感じる程度。それよりも七味の豊かな風味を楽しめ、とても美味しかったです。
-
09:00-10:00
店内では色々なせんべい・おかきが売られていて、さっき店頭で買ったものをこちらでいただくことも出来ます。
-
09:00-10:00
天草屋と繋がっている隣のお店「天山小路」も見てみます。中では郷土色豊かな品々が売られています。そう言えば扇子を持ってくるの忘れたので、ここで買おう。 と思い色々選んでいると、 妻「私が買ってプレゼントするよ!」 おおっ、珍しい!(って口に出して言ったらアンパンチなので思っただけ) 僕「じゃあ、これにしようかな〜(ちょっと高め)」 妻「う〜ん、こっちのがいいかな〜」 僕「これなんかどう?(もちょっと高め)」 妻「それならこっちのがいいよ!」 と言うことで、めでたく買ってもらいました!一番安いものをやたらと勧めてきたことには目をつむろう! ていうか、一向に先に進まない!これではいつまで経っても本堂に辿り着かないので、買い物は後にしませう。
-
10:00-11:00
途中の案内板を確認。さすが長野県を代表する名所だけあって、大きくてかなり広い境内です。
-
10:00-11:00
さあ、いよいよ「山門」をくぐります。さっきの仁王門を上回る大きさです。 ちなみに、山門の上には人の姿が見えます。後で上ってみようっと。
-
10:00-11:00
そして《善光寺本堂》とご対面!なんと美しく立派な社でしょうか。荘厳な風格のあるたたずまいに、思わず気持ちが引き締まります。
-
10:00-11:00
本堂に上がってみます。本堂内部は撮影禁止なので、反対に本堂から外を撮影。さっきくぐった山門が目の前に見えます。 本堂では、参拝のあと、有名な「お戒壇巡り」をしてきました。真っ暗な床下の回廊を手探りで歩き、ご本尊の真下にある「極楽の錠前」に触れることで極楽往生のお約束をいただくという、大変ありがたい体験なのですが..... 例によって学のない僕たち、そもそも「戒壇」を「怪談」と勘違いしていて、いわゆる肝試し的な感じでチャレンジ!(あほです)おまけに入口の案内板には「右手を壁伝いに」みたいなことが書いてあったらしいのですが、案内板をろくに読まず暗闇に突入した僕たちは「おっ、左側が空いてる。ラッキー!」と早々に暗闇を脱出するという、全くもって意味のない行動に終始。 いったい何やってんだ!?
-
10:00-11:00
本堂の近くには、大きな「授与品所」もあります。中はお守りなどを求めるたくさんの人で混雑していました。
-
10:00-11:00
山門の下に戻ってきました。さっき本堂で参拝する際に、本堂の内部やお戒壇巡り、この山門の拝観が出来る共通券を買っていたので、さっそくそれを見せて山門を上ってみます。
-
10:00-11:00
山門内部は撮影禁止ですが外側を撮影するのはOKということで、仁王門の方向を撮影。1時間ほど前と比べると、参拝客がかなり多くなってきたようです。
-
10:00-11:00
境内には、赤い欄干の橋が印象的な《善光寺大勧進宝物館》もあります。
-
10:00-11:00
橋の下の池には蓮がたくさん生えていたので、その蓮越しに山門を撮影。
-
10:00-11:00
再び山門をくぐり、買い物がてら仲見世通りを戻ります。 写真右側に写っている「九九や旬粋(くくやしゅんすい)」に入ってみます。
-
10:00-11:00
店内では色々な和洋菓子が売られています。ちなみに2階は「zawacc caffe」というカフェになっています。
-
10:00-11:00
色んなお店があって、どこで何を買おうか目移りしまくりです。
-
10:00-11:00
さっき扇子を買った「天山小路」の隣りにある土産物屋の《高田屋銘産店》です。ここでも妻は色々と物色しています。
-
10:00-11:00
最初にこの仲見世通りを歩いている時に気になっていた《茶房 いづみや》に来ました。ちょっと小腹が空いたので「縄文おやき」がすごく気になって仕方ないのですが、おやきはお目当ての店があるので、ここでは甘い物をいただきます。
-
10:00-11:00
ということで、甘い物と言うには微妙な七味唐辛子味のバニラとチョコのミックスソフトを購入。食べてみると... まぎれもない、れっきとしたバニラとチョコのミッスクソフトだ!ただ、唐辛子の辛さと風味が後からやってきて、ちょっと舌がピリピリします。これは思ったより美味しいぞ!
-
10:00-11:00
こちらの「すや亀」ではみそソフトなるものがいただけるようです。う〜ん、これも食べたいけど、今食べたばっかでお腹壊しそうだし.... なので、今回はあきらめました。
-
11:00-12:00
石畳の通りを抜けて、朝食をいただいた大丸まで戻ってきました。こちらは大丸の、道路を挟んで向かい側にある《サンクゼール・ワイナリー 門前店》です。
-
11:00-12:00
店内では、主にお酒やジャム、パスタソースなどが売られています。トマトクリームのパスタソースの試食があったので、備え付けられていたクラッカーに塗っていただきましたが、とても美味しかったです。
-
11:00-12:00
その横には、七味唐辛子の名店《根元 八幡屋礒五郎》があります。さっき食べた七味唐辛子せんべいと七味ミックスソフトに使われている七味唐辛子は、こちらの店のものが使われています。
-
11:00-12:00
駐車場の近くまで戻ってきましたが、道路を挟んで向かいにある《ぱてぃお大門》が面白そうなので、ちょっと寄ってみます。
-
11:00-12:00
こちらは飲食店を中心とした複合施設、建物はどれも風情ある蔵造りです。
-
11:00-12:00
白い壁が印象的な建物群に囲まれた単なる石畳の通路ですが、なんとなく心落ち着く風景です。
-
11:00-12:00
さっき書いた、お目当てのおやきのお店《小川の庄 大門店》に来ました。最初「どこにあるんだろう?」と思いつつ探し始めましたが、なんと「ぱてぃお大門」の隣りにありました。
-
11:00-12:00
店内ではおやきをはじめ色々な郷土食が売られていて、飲食スペースもあります。
-
11:00-12:00
店の一番奥はこんな感じで、真ん中の囲炉裏でおやきが焼かれています。 最初は囲炉裏の前に座りましたが、熱気がすごくて暑い!ので、さっきの飲食スペースに移動しました。
-
11:00-12:00
二人で半分こしよう、ということで野沢菜の入ったおやきを1個注文したら、お味噌汁がサービスで付いてきました。どちらも美味しい! さて、参拝も出来たし美味しいものもちょくちょくいただけたので、そろそろ次の目的地へ移動します。
-
13:00-14:00
善光寺から車で1時間、本日の宿泊地である「野沢温泉」の《旅館 さかや》に到着。民宿が多い野沢温泉では、大きな部類に入る宿です。外観も入口も趣があります。 15時チェックイン予定ですが、時刻はまだ13時半。宿の方に了承をいただき先に駐車だけさせてもらい、温泉街と外湯を楽しみたいと思います。
-
13:00-14:00
《野沢温泉》の温泉街と言えば、このアングルが有名です。まずは左側の通りを歩いてみます。 ちなみに野沢温泉には13もの外湯が点在していて、地元の方が日常生活で利用しているとともに、観光客も利用することが出来ます。利用料金が特に決まっているわけではないのですが、入口にあるお賽銭箱にちょっとだけ気持ちを入れましょう。
-
13:00-14:00
途中にあった土産物屋《フキヤ商店》です。僕好みの、昭和の香りがする昔ながらのお店です。
-
13:00-14:00
通りを歩いていると、外湯の「十王堂の湯」がありました。写真の入口は男湯で、女湯の入口は左奥にあります。記念すべき最初の外湯はここに決定! ちなみに、外湯にはバスタオルは備わっていませんので、宿へのチェックイン前に利用する場合は、自宅からバスタオルを持ってきておく必要があります。
-
13:00-14:00
中に入ってみましたが、まだ誰もいません。というか、棚や風呂桶が綺麗に整理されているので、ついさっき清掃が終わった感じがします。 早速入ってみましたが...... 僕「あちーーーーーっ!」 めっさ熱いです。きっと湯を張りたてで、まだ冷めてないです。がんばって入ろうと何度もチャレンジしましたが、だんだん熱湯コマーシャルみたくなってきたので、ここはあきらめました。
-
13:00-14:00
次の外湯は「河原湯」で、既に2〜3人の先客がいます。 こちらはそんなに熱くなくて、とても気持ちの良いお湯でした。
-
14:00-15:00
こちらは「麻釜湯」です。中では地元の方らしきおじさんがひとりで入っていました。 そーっと足をつけてみると「あっつ!」思わず声が出ちゃった(ハズカシイ)。そしたらおじさんが、 おじ「そこの蛇口で水足して冷ませばいいよ」 僕「すいません、ありがとうございます」 おじ「でも、熱くても入っちゃえば大したことないけどね」 おじさんのこの何気ない一言、これからの僕の人生を変えるであろう、僕がまさに熱い温泉に目覚めた瞬間でした。 僕「(それもそうだよな)」 もう一度足をつけて入ります。 僕「(あっつ、あつ!熱い!熱いっっ!あっ!あっ、あっあれ?)」 熱いのは熱いですが、そのうちそれが苦痛じゃなくなって来ました。それどころかだんだん快感に変わっていくような気が...(色んな意味で目覚めちゃったか) 僕はこの時はっきりと理解しました、人はなぜ熱湯コマーシャルに挑むのかを...(そっちかよ!)
-
14:00-15:00
妻と歩きながら、さっき僕が熱い温泉に目覚めた時のことを熱く語ります。 僕「かくかくしかじか!」 妻「ふ〜ん、そうなんだあ」 僕「だから、みんな熱湯コマーシャルをやるんだよ!」 妻「...結論の意味がわかんない」 とくだらない話をしていると、《奈良屋旅館》の前に来ていました。こちらも、じゃらんでは高評価で人気のある宿です。
-
14:00-15:00
奈良屋旅館の少し先に《麻釜温泉公園 ふるさとの湯》がありました。こちらは外湯と言うよりも日帰り温泉施設で、浴場も大きいです。
-
14:00-15:00
さらにその先には、《村のホテル住吉屋》がありました。綺麗な外観のお宿です。 僕たちが泊まる「旅館 さかや」やさっきの「奈良屋旅館」もそうですが、坂の途中にある宿ってなんか好きです。なぜ?って聞かれても上手く答えられないけど。
-
14:00-15:00
野沢温泉を代表する名所《麻釜》に到着!「やっと野沢温泉に来られた!」って思いが込み上げてきて、感激です。 ちなみに「麻釜」と書いて「おがま」と呼びます。僕たちはずっと「あさがま」と呼んでましたが。
-
14:00-15:00
こんこんと温泉が湧き出ていますが、ここは露天風呂ではなく、地元の方たちが写真のように野菜や玉子を茹でたりするのに使うようです。まさに台所のひとつですね。なので中には地元の方しか入れません。 て言うかそもそも温度が90度くらいあるらしく、さっき熱い温泉に目覚めた僕でも、こんなのに入ったらめでたく昇天します。
-
15:00-16:00
それぞれの麻釜には名前が付いていて、例えば食べ物や工芸品などの茹でる物や、湯の温度で使い分けたりしているそうです。
-
14:00-15:00
麻釜の前には、土産物屋「みやげ処 湯元」があります。小さなお店ですが、中には囲炉裏もあって、ここで購入したソフトクリームなどをいただきながらのんびりと過ごせそうです。
-
14:00-15:00
麻釜には他にも土産物屋があり、こちらの《黄金屋物産店》もそのひとつです。
-
14:00-15:00
店内は野沢温泉の名産品である野沢菜漬けや、伝統工芸品のあけびつる細工のかごなどがたくさん売られています。 あと、なぜか生玉子も。生でどうやって食べるんだ??生玉子の食べ歩きなんて、ちょっと聞いたことがないが...
-
14:00-15:00
その先に足湯があったのですが、すぐ近くで自由に玉子を茹でられる温泉がありました。さっきの生玉子は、買った後にここで使うようです。 僕たちも買って茹でようかと思いましたが、「茹で時間は約20分」と看板があったのを見て、今回は見送りました。
-
14:00-15:00
結局、13ある外湯のうち3つだけ(さらにうち1つは足をつけただけ)しか入りませんでしたが、残りは次回の楽しみに残して置くことにして、宿に戻って来ました。 そう言えば、玄関にも足湯があったことを思い出し、少し足をつけてから中に入りました。
-
14:00-15:00
ロビーでチェックインを待ちます。落ち着いた雰囲気の綺麗なロビーで、中庭の池では優雅に鯉が泳いでいます。 少し早い時刻でしたが、ご厚意で部屋に入れていただけました。
-
14:00-15:00
通された部屋は、12畳に次の間と堀り炬燵のスペースの付いた広い部屋です。う〜ん、妻と2人だけなのに贅沢! 荷物を整理する妻の横で 僕「早く風呂に行こう!あっつい温泉につかろう!」 まじで早く温泉でゆっくりしたい。
-
15:00-16:00
翌早朝に撮った内湯です。宮大工による湯屋造りで、とても、というかものすごく風情があります。特に、右側に写っている木造の湯口から流れ出る湯の音を聞きながらつかっていると、本当に時が経つのを忘れてしまいます。 ちなみに、写真では切れていますが、一番手前から「あつ湯」「ぬる湯」「腰湯」となっていて、最も温度が高いのはあつ湯です。結構な熱さで、手足を入れると思わず条件反射で引っ込めてしまうくらい...
-
15:00-16:00
...なのですが、熱い温泉に目覚めた僕にとっては、これこそが至高の湯。かけ湯をしてゆっくりと足を沈めていきます。 熱いっ!熱くて痛いっ!...でもだんだんその痛みが和らいでゆくのが分かります。そのうち熱さもなくなり、自分がひとりのおっさんから一匹のゆでダコに仕上がっていく様子を体全体でじっくりと感じながら湯にひたり続けます。これが快感!たまんない!!気持ちいい!!!(変態だなこりゃ) 宿泊中は5〜6回入浴しましたが、あつ湯につかってる人はひとりも見かけませんでした。それに、僕が浴場に入りるなり他の湯船には目もくれず真っ先にあつ湯につかると、みんなちょっと驚いた目で見てきました(ような気がした)
-
15:00-16:00
外には露天風呂と水風呂、サウナがあります。このサウナが、また灼熱の暑さ!サウナの後に水風呂、あつ湯の後に水風呂、これを繰り返しすといつまでたっても風呂から出られません(風邪ひくぞ)
-
15:00-16:00
と言いながらも、さすがにのぼせてきたので、風呂から上がりました。こちらの湯上り処では冷たい麦茶や冷水がいただけます。あと無料のマッサージチェアもあり、今日の体の疲れを癒すことができました。 ちなみに、こちらの宿では、16時半から従業員の方による無料のガイドツアーがあります。特に事前予約はなく16時半までに宿のロビーに集合、16時半には出発です。せっかくなので、僕たちも参加します。
-
16:00-17:00
「旅館 さかや」からの参加者は僕たちだけでしたが、途中で合流した姉妹宿「湯宿 寿命延(じょんのび)」からは何組かが参加しました。 てっきり温泉街や外湯を案内されるのかと思いきや、いきなり宿の近くにある坂道を上り始めました。いったいどこへ!?
-
16:00-17:00
着いたのは《湯沢神社》で、野沢温泉を見下ろす位置にあります。宿の方が色々と説明してくれましたが、後ろで写真を撮っていた僕は何も聞いてませんでした(ガイドツアーの意味なし)
-
16:00-17:00
さらに進むと《健命寺》がありました。大昔、こちらの住職が京都から何とかと言う野菜の種を持ち帰って野沢村に植えたところ、とても良く育った野菜になり「野沢菜」と言う名のついた、いわゆる野沢菜発祥のお寺だそうです(今度はちゃんと聞いていたよ!)
-
16:00-17:00
境内に入ってみると、釣鐘がありました。宿の方が「自由に突いていいですよ」と言い終わる前に既に妻が... 「鐘があったら突いてみる」 妻の座右の銘です(だからそんな銘はないっつーの!) 「コーン」 今日は他にギャラリーがいるので、ちょっと控え目でした。
-
16:00-17:00
健命寺を下りた先は麻釜でした。う〜ん、やっぱいい眺めだなあ。
-
17:00-18:00
17時過ぎにガイドツアーは終了し解散。ちょっと喉が渇いたので、宿の目の前にあるビアバー「里武士」で喉を潤します。
-
17:00-18:00
たくさんのビールの中から「ドライホップイングリッシュビター」を注文。名前のとおり、少しほろ苦さが残る後味が印象的です。
-
17:00-18:00
さっきのガイドツアーで聞いたのですが、「旅館 さかや」の宿泊者はこちらの姉妹宿《湯宿 寿命延(じょんのび)》の風呂に入浴することが出来ます。部屋に戻ったら早速、 妻「ぼんじょびの風呂に入りに行こうよ!」 僕「ボン・ジョビ??」 妻「...じょんぼび」 そっちも間違ってますが。 「旅館 さかや」のフロントで《寿命延(じょんのび)》の風呂に入りたいことを伝えると、「向こうのフロントにこれを渡してください」と、入浴カードみたいなものをいただきました。
-
17:00-18:00
それを《寿命延(じょんのび)》のフロントへ出すと、中に案内されましたが、とても綺麗で洗練された館内です。
-
17:00-18:00
ちょうど貸切の洞窟風呂が空いていたので、そこに入らせていただきます。狭い湯船ですが、妻と2人でゆっくりのんびりと湯浴みを楽しみました。
-
17:00-18:00
そう言えば、野沢温泉で一番有名な外湯《大湯》が、「旅館 さかや」の隣りにあったことをすっかり忘れてた!実は宿に着いた直後、最初にここに入ろうとしましたが、ちょうど清掃中で入れなかったので後回しにしていました。 せっかくなので、こちらも制覇。う〜ん、良いお湯!野沢温泉はどこも良い湯で大満足です。
-
18:00-20:00
部屋でゆっくり寛いだ後、夕食の18時半になりました。こちらの「白鳥」でいただきます。
-
18:00-20:00
すでにテーブルには美味しそうな品々が。先付、珍味、前菜が全てこの板皿に載っています。左下から時計渦巻き回りに、「鰻煮こごり」「もろこし豆腐」「紫わらび」「茄子豚味噌」「岩魚なんとか」「かんずり酒盗」「トマト夏野菜流し」「蕎麦信田オクラとろろ」「うるい昆布〆」...って、あれ?お品書きよりも数が多い。しかも5品も!おまけにどれがどれか分かんなくなっちゃった! でも、全部が美味しい!
-
18:00-20:00
別注した日本酒「水尾」が来ました。後口のスッキリした、飲みやすい辛口の日本酒です。
-
18:00-20:00
お造りは「鯉のあらい」「信濃雪鱒レモン〆」「信州サーモン花造り」で、鯉のあらいは酢味噌をつけていただきます。 初めて鯉を食べた妻、「臭みなんて全然なくてすごく美味しい!」と感動していました。
-
18:00-20:00
他のお造りも、これらを付けていただくのですが...これが何なのか忘れた!すまんのう。
-
18:00-20:00
止め皿は、左から「芋茎」「稚鮎南蛮」「豆腐味噌漬け」です。稚鮎は骨まで食べられます。
-
18:00-20:00
蒸し物は「じゃがいも万頭」で、芋のほんのりした甘さが出汁の効いた餡によく合います。妻も「美味しい!」と絶賛してました。
-
18:00-20:00
椀物は「川鱒つみれトマト椀」で、ブイヤベースのような、これまた魚介の出汁がよく出ていた逸品でした。
-
18:00-20:00
焼物は「信州黒毛和牛源泉焼き」です。鉄板に直接火があたっているように見えますが、下に源泉が入っていて、焼くと言うより沸騰した温泉で蒸す感じです。
-
18:00-20:00
火が通るまで少し時間がかかりましたが、お肉がとても柔らかく仕上がります。シンプルに塩をつけていただきますが、肉の旨味と脂の甘みを味わえて、とても美味しかったです。また食べたい。
-
18:00-20:00
お食事は「夕顔とモロッコのあんかけ飯」です。付け合せの野沢菜と一緒にいただくと、箸が止まりません。デザートには抹茶プリンをいただきました。 この後は部屋に戻って温泉三昧、しかもずっと熱い湯ばっかり!今日一日の疲れをしっかりと癒すことが出来ました。
- 2日目2017年8月12日(土)
-
05:00-05:00
翌朝は5時過ぎに起床。ひとっ風呂浴びた後、ふと部屋の窓から外を見ましたが、あいにくの天気で小雨も降っています。う〜ん、こんなんじゃ今日も竜王マウンテンパークへ行っても無駄だなあ。 と言うか、そもそも旅行中に憧れの絶景を拝めることが出来るんだろうか?だんだん不安になってきた... 果たして、おっさんの運命はいかに!? 〜以降は後編へ続く〜 (...ドラマ風に繋げるなよ)
-
08:00-09:00
店内は、地元で採れた新鮮な野菜や草花を買い求める人で賑わっていました。(詳細は後編)
-
09:00-10:00
非常に味のある人形たちで、見ていてとても心が和みました。(詳細は後編)
-
11:00-12:00
無料で見学できます。(詳細は後編)
-
13:00-14:00
レストランを併設した、鉄道模型のギャラリーです。その規模と数に圧倒されました。(詳細は後編)
-
15:00-15:00
湯田中温泉を代表する老舗旅館で、登録有形文化財の桃山風呂と庭園露天風呂が素晴らしかったです。(詳細は後編)
-
16:00-17:00
ブラブラ散策しました。(詳細は後編)
- 3日目2017年8月13日(日)
-
09:00-11:00
ソラテラスに行ってきました。(詳細は後編)
-
09:00-11:00
雲海が見たいなあ...(詳細は後編)
2泊3日 長野県 名湯巡りと、息をのむ絶景の雲海(前編)
1日目の旅ルート
れおんさんの他の旅行記
-
2025/3/29(土) 〜 2025/3/30(日)
- 夫婦
- 2人
妻「富士山は、やっぱ雪を被ってる方がいいよねー」 と言う一言で始まった1泊2日の富士山旅行計画。富...
49 2 0 -
4泊5日 伊勢・鳥羽・名古屋 (5-5) 名古屋城と熱田神宮
2025/2/11(火) 〜 2025/2/15(土)- 夫婦
- 2人
これまで遠出の旅行は何回か行きましたが、その際に候補地に上がりながらいつも見送りになっていたのが...
48 4 0 -
4泊5日 伊勢・鳥羽・名古屋 (4-5) 鳥羽のミキモト真珠島と絶品貝焼き
2025/2/11(火) 〜 2025/2/15(土)- 夫婦
- 2人
これまで遠出の旅行は何回か行きましたが、その際に候補地に上がりながらいつも見送りになっていたのが...
62 3 0 -
4泊5日 伊勢・鳥羽・名古屋 (3-5) 伊勢神宮 内宮とおはらい町・おかげ横丁
2025/2/11(火) 〜 2025/2/15(土)- 夫婦
- 2人
これまで遠出の旅行は何回か行きましたが、その際に候補地に上がりながらいつも見送りになっていたのが...
37 1 0
みんなのコメント(0件)
投稿する
投稿に際しては、必ず観光ガイドご利用規約をご確認ください。
閉じる皆様がより快適にご利用いただくための「投稿上のルール」や、
投稿内容の利用に関して記載しております。
さらに表示する