モロさんの宮城県の旅行記

石巻を中心とした夏の旅行
- 家族(親と)
- 3人〜5人
家内の両親を訪ねて石巻に向かい、滞在期間中に義父母を連れて温泉旅行に行くことにした。 義父母は高齢で施設に入っているため、石巻滞在中は付近の宿泊施設に泊まるが、最終日は少し足を延ばし牡鹿半島に泊まることとした。 震災で大きな被害を受けた地域であり、震災直後はコバルトラインも閉鎖、宿泊施設は震災復興に従事する工事関係者で満杯状態であったが、時間も経ち、コバルトラインは復旧され、宿泊施設も落ち着いてきたようである。 今年は異常に天候不順で、7月以来雨天模様が続いているそうだが、曇空の下、非常に涼しく、楽に旅行ができた。その代わり毎年見ている美しい景色は雲、霧の中に隠れて見ることができなかった。

神社ツウ モロさん 男性 / 60代
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- 1日目2017年8月14日(月)
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14:00-15:00
日和山公園内にある神社であるが、参拝客は少ない。 有名な神社ではないが、震災後ウィリアム王子も参拝頂いた神社である。
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14:00-15:00
震災時に避難所となり、眼前に悲惨な状況を見下ろすことになった場所。 今年も多くの観光客が訪れていた。 四十数年間毎年訪れているが、震災による激変は別として、ここから眺める石巻市内や南三陸の海の景色は格別である。 公園の下側、公園内の獣舎に一羽寂しく暮らすアヒルは、もう二十歳以上であろうか、昔は鹿と亀の同居人がいたが、ここ十年程は独居が続いている。今年も好物のタンポポの葉っぱを摘んで与えると、殆ど歩くことができない足で寄って来て、声を上げて、美味しそうに食べてくれた。
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17:00-18:00
石巻市内の小学校の遠足地にもなっている山 牧山の頂上にある神社。 山麓にはキャンプ地やアスレチック公園などもあり、石巻市民の行楽地の一つである。 今回は夕暮れどき、霧が掛かり、いつもと違った雰囲気で参拝させていただいた。
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18:00-19:00
この一年間に整備されたらしい復興関連施設。 売り物や併設の食堂の食べ物の値段は少々高いような気がするが、日中は観光客で賑わっていた。 石巻駅から旧北上川までのかつての石巻の中心街である立町、中央通りは、一時シャッター街と呼ばれ、マンガ館がオープンした後も人影少ない寂しい街となっていたが、現在は近隣に復興住宅が沢山建設され、通り沿いにも洒落た飲食店を構えた新しいビルができるなど、少しずつ活気を取り戻しているような気がする。現在の市の賑わいの中心地 蛇田と異なった、新たな石巻の街を形成していくことを期待している。
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18:00-
以前社用で使用して以来2回目の使用である。石巻駅、立町にも近く、今回は久し振りに夜の石巻の町を散歩でき、変化を肌で感ずることができた。 コンビニがフロント横にあるのも便利、正面の石巻グランドホテルで頂ける朝食を美味しく食させて頂いた。 石巻の再生のために頑張っていただきたい。
- 2日目2017年8月15日(火)
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09:00-10:00
石ノ森マンガ館開館と同時期に街の再生のために企画された取り組みで、現在はすっかりと定着しているように感ずる。街中各所に設置された「サイボーグ009」のキャラクター像の前では、家族連れが写真を撮っている姿が見られる。
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15:00-
玉造荘
90歳を超える義父母に温泉を楽しんでもらいたいと、露天風呂付きの部屋のある宿泊施設を探していて見つけた宿、教職員提携施設でもあるらしい。 露天風呂付きの部屋はこのホテルでも1つだけで、別棟のコテージタイプである。 和室2部屋に加え、高齢者必須のベッドルームが1部屋有り、内風呂・露天風呂とも石造りの源泉掛け流しである。 また、夕食は部屋食となっていて、歩行が殆どできない高齢者には、設備・サービスともに非常にありがたい。ここ数年、夏に儀父母を温泉ホテルに連れて行きながら、温泉まで連れていけない状況が続いていたが、ここに来てやっと温泉を堪能してもらうことができ、本人も大喜びであった。 部屋の縁側から眺める、小雨に濡れそぼる苔むした庭園も風情がある。
- 3日目2017年8月16日(水)
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15:00-16:00
コバルトライン沿いの展望台から観る南三陸の景色は美しい。 残念ながら今回は霧に阻まれ、その景色を観ることは叶わなかった。 写真は昨年撮影したもの。
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15:00-16:00
こちらの展望台から観る金華山は本当に素晴らしい。 今回はやはり霧に阻まれ全く見ることはできなかったが、沢山の観光客が訪れていた。 反対側 網地島方向は、木立に阻まれ常に観ることができない。せっかくなので木立を少し伐採し、また邪魔な電線を移動して、網地島方向も美しい景色が見えるように整備していただきたいものである。
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15:00-16:00
2度程島まで渡ってみたことがある。人懐いが大人しい鹿達が記憶に残っている。 震災の津波の際は、半島と島の間の水路では、引き潮で歩いて渡れる程浅くなった後、両方から来た津波がぶつかり合い、十数メートルの波が発生したそうである。島の沿岸にはその時の影響であろうか、崖崩れを復旧した痕跡が残っている。
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15:00-16:00
震災前にあったおしかホエールランドの名残として、キャッチャーボートがそのままの姿で残されている。 鮎川港は震災後7年目にしてやっと復旧作業が本格化しており、牡鹿半島のその他の漁港と同じく、5m程の高さの防潮堤の建設が進められている。 残存されているキャッチャーボートは将来のホエールランド再建の意思表示と思われるが、早くその時が訪れることを期待している。
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16:00-
妻の実家の石巻の近隣であり、毎年ドライブで訪れながら、今回初めて宿泊することにした。 震災直後は復興事業の作業員の方々の宿泊施設として利用されていたことを前を通る度拝見していたが、もうそろそろと思い利用させて頂いたもの。 生憎天候が悪くホテルの売りである金華山が目の前に見える、と言うまでではなかったが、雲間にしっかりと金華山を望むことが出来た。 施設は老朽化が進み、率直に言って綺麗とは言えない状態であると思う。ただ、遠方からも沢山の来客があるようなので、少しずつでも施設の改修を進めて頂ければ永くお客を惹き付けられる施設であろうと思う。 夕食のクジラ、ホヤと、冷酒 一ノ蔵は最高だった。お風呂も雨の中、充分に堪能させて頂いた。 また来年、天気の良いときに利用させて頂ければ、と思っている。
- 4日目2017年8月17日(木)
石巻を中心とした夏の旅行
1日目の旅ルート
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