さとけんさんの神奈川県の旅行記

【伊勢原温泉】ニュー天野屋にて日帰り温泉を楽しむ【山間地リゾート】
- 1日目2017年9月22日(金)
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本日はじゃらんで予約した伊勢原温泉・ニュー天野屋の、食事付日帰り温泉プランにやってまいりました。時間は11時から15時まで、大広間で食事・休憩で、値段は一人税込・3,500円のプランです。別途、入湯税150円がかかります。事前調査によりタオルは別だと思ってタオルを持って行ったのですが、タオル込みでございます。
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ニュー天野屋は伊勢原駅が最寄り駅、伊勢原駅からバスで11分ほど、徒歩で45分、「日向山 宝城坊 日向薬師」からは歩いて50分ほどの場所にあります。私は自家用車で行きました。日帰り入浴のみですと、タオル別で800円、大山登山や日向薬師方面の登山の帰りに入浴に来る方も多いようです。
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時刻は10時58分、それではニュー天野屋へ入ってみましょう。
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パンフレットによりますと、ニュー天野屋は昭和32年に本格的な山間地リゾートホテルとして開業したそうです。写真は昭和61年築の本館の1階、フロント前であります。
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これは立派なシャンデリア、こういう形は近頃はあまり見ないですね。フロントにてチェックインをし、バスタオルと小さいタオルを受け取ります。食事は12時からということで、まずはお風呂を楽しむこととしましょう。
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太鼓をドンとたたきます。長寿の太鼓です。
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お土産コーナーを遠望。
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それではニュー天野屋の地下へ降ります。何やら薄暗いですが大丈夫です。エレベーターもあります。
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11時2分、これは階段前からお風呂の入口へ通ずる廊下。なかなかの暗さですが、歩くに不便はありません。
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男湯の脱衣所に到着、入り口に自動販売機、写真中央のロッカーは鍵が付いていて貴重品があるときはこちらのロッカーを使うのでしょう。靴を脱いであがります。
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脱衣所の様子。今日は貸し切り状態ですね。団体の方がいらっしゃることもあります。でも今日は一人で堪能できます。
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こちらは髭剃りなどの自動販売機ですが、現在は使用できません。
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服をバタバタと脱ぎます。やはり浴衣というのは入浴に適した良い服装です。浴衣は帯をほどけばあとはハラリと脱いで一丁出来上がりですが、靴下脱いでシャツ脱いでTシャツ脱いでGパン脱いでというのはバタバタしますね。しかし貸し切りですので脱衣所は広く使えて良いです。
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さて、伊勢原温泉へ!
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ご覧ください、広い湯舟です。とてもいい感じです。お風呂に浸かるとすぐに肌がぬるぬるとします。石鹸が付いている感じでつるつる・ぬるぬるとします。パンフレットによりますと、上杉と武田の戦で傷ついた将兵が、この地に湧き出ていた泉で体を洗い傷を治したという伝説があるほど歴史があり、また、大正の関東大震災で数メートルに及ぶ温泉が噴出、昭和30年に本格的なポーリングが行われたとのこと。ナトリウム・イオウを含む非常に優れた泉質だそうです。源泉温度が20℃のため加温しています。私は都合、二回入浴しましたが、最初は温めで後は少し熱めになっていました。いいお湯だというのは、入浴してすぐ気が付きます。この温泉はおすすめですよ。
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そして洗い場。特筆すべきはこの洗い場が、清掃が行き届いている感じでとても綺麗なことです。
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写真では判りづらいですが、加温していることと塩素の消毒を行っていることが書かれています。
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源泉名は「天野屋 1号」 台帳番号は「秦野 4号」とあります。源泉温度20℃です。
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ちなみにこちらが男湯の脱衣所のアメニティです。浴場の洗い場にはボディシャンプー・シャンプー・リンスがあります。
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時刻は11時31分、エレベーターに乗って、休憩場所の2階へ行きます。
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エレベーターを降りるとこのような廊下。左手の明るいところはフロントの吹き抜けです。
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建物の中に向かって瓦屋根があります。2階の廊下にて。
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歴史を感じさせる展示物。2階の廊下にて。
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2階から見たフロント。シャンデリアと瓦屋根がゴージャスですな!
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さて、休憩室とお食事はこちらですな。手書きの案内板があります。
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鶴の間じゃ!
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おおっ、これはすごい。明るいし広い。どうやら、本日の客は私たちだけの模様です。
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部屋には大きなクーラーがあって、ちょうどいい温度になっています。鶴の間にて。
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おぉ、あの椅子に座って待てばよいのじゃな。
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お風呂に入って、畳の上に足を延ばして、いや、いい気分。鶴の間にて。
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しばらくするとお料理の用意が始まります。これは豚鍋ですな! 蓋を取ったところです。
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こちらがお膳。金目鯛の酒粕漬けの焼き魚、お刺身はマグロ・サーモン・甘えび。あとは小鉢とフルーツ。小鉢の豆腐が濃い味で美味しかったです。ゴボウの和え物も美味しかったです。
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こちらがお味噌汁です。ダシの味が強すぎて私の好みではありませんでした。しかし、施設内で出会った従業員の方たちは皆さん感じよくて、ゆったりとした気分で過ごせました。ごちそうさまでした。
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食事のあと、もう一度温泉を楽しみ、14時少し前にニュー天野屋を辞しました。時間の流れが周りとは少し違う不思議な空間、施設の古さや食事などは人の好みで評価は分かれると思いますが、お湯とゆったりと流れる時間は皆さんにおすすめします。
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ニュー天野屋の近くでは新東名高速道路の建設が進んでいます。新しくできる「伊勢原北インターチェンジ(仮称)」の予定地はニュー天野屋の近くです。早く開通するといいですね。
【伊勢原温泉】ニュー天野屋にて日帰り温泉を楽しむ【山間地リゾート】
1日目の旅ルート
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