マイBOOさんの徳島県〜高知県の旅行記

四国88カ所霊場と別格20カ所霊場の車遍路 3日目
- 1日目2017年9月13日(水)
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00:00-07:00
前日は、こちらの温泉で宿泊しました。 夕食は量も多く、味も良くて満足でした。 温泉からの景色もよく、十分に休憩できました。 太龍寺の近くに宿泊して、温泉も楽しみたいならオススメの場所でした。
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07:00-08:00
道の宿そわか
太龍寺を訪れるのならば、この宿もオススメです。 なぜならば、太龍寺ロープウエイの駐車場の中にあるからです。 そのため、太龍寺あたりで遍路が終わるだろうなと思ったら宿泊すると便利でしょう。 残念ながら、この日は団体の宿泊があったらしく、予約できなかったのですが。
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07:00-08:00
太龍寺へ向かうなら、この太龍寺ロープウエイが便利でしょう。 乗ると分かると思いますが、太龍寺まで歩いて本当に行けるのか? と思ってしまうほどの景観が広がります。 車でいけるかは分かりませんが、少なくとも行く気にはなれません。
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07:00-08:00
意外とお土産が充実しています。 私のオススメは太龍寺のキノコ茶ですね。3種類のキノコの粉末を使ったお茶です。 料理に良し、お湯に溶かして良しです。 帰りのロープウエーを待っている間、今回も試飲させていただいたのですが、 やっぱり美味しいです。今年も購入しました。
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07:00-08:00
このロープウエーに乗って太龍寺を目指します。 朝、早すぎたためか私だけしか乗りませんでしたが、 ロープウエーから那珂町の美しい景色が堪能できます。 そして、1カ所下側が覗け、風が吹き込む場所があります。 挑戦したい人は挑戦してみると・・・、楽しいですよ? (7時17分)
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07:00-08:00
四国88カ所霊場の第21番札所、太龍寺に到着しました。 ロープウエーを降りれば、そこはもう太龍寺です。 ロープウエーが開通した平成4年までは、中腹の駐車場から徒歩で、 坂道を登っていくのに30分もかかっていたらしく、 四国の巡礼者にとって屈指の難所だったとのことです。 (7時32分)
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07:00-08:00
太龍寺の本堂を参拝させていただきました。 太龍寺は『西の高野』とも言われ、また樹齢数百年の杉が茂る古刹です。 四国山脈の東南端、標高618メートルの太龍寺山の山頂近くにあります。 境内は広々としていますが、清掃が行き届いていて、大自然に抱かれてるかのようです。
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07:00-08:00
大師堂は、写真の橋を渡った先にあります。 広々とした境内の中では、逆にどこに本堂や大師堂があるのか分からなくなるほどです。 じっくりと散策していると、ロープウエーを待つ時間はあっという間に過ぎていきます。
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07:00-08:00
珍しい金属の『相輪塔』があります。 塔は普通、木造、石造が多いのですが、ここ太龍寺は金属製です。 相輪塔が金属製なのは、日光輪王寺、比叡山、太宰府天満宮、四天王寺に現存しています。
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08:00-09:00
舎心ヶ嶽
太龍寺の参拝を終えて、太龍寺ロープウエーに乗って、下山しました。 太龍寺ロープウエーからは、様々な景色が見れますが、 舎心ヶ嶽(しゃしんがたけ)は、特に注目できる場所です。 弘法大師が19歳のころ、岩上で、100日間の虚空蔵求聞持法を修行されたといわれています。 今も東向きにお座りになっています。 (8時1分)
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08:00-09:00
ニホンオオカミ
太龍寺ロープウエーからは、ニホンオオカミの像が見られます。 かつてはここ太龍寺山にはニホンオオカミがいたのですが、 絶滅してしまい、かつての面影を残しておこうと、像が作られました。 ロープウエーから見ることができます。
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08:00-09:00
反対側とすれ違うところを写真に撮りました。 ちなみに、このロープウエーの運賃は2470円!高い! ・・・と思うかもしれませんが、駐車場からも距離があり、 しかも険しい山道らしいです。 美しい景色を見ながら、優雅に山や川をこえられることを考えたら、安い?
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08:00-09:00
全長2775メートルで西日本で最長の長さを誇るロープウエーです。 山・川越えを行う珍しいロープウェイです。 それを支える支柱はとても大きいです。近づいてくる様子は大迫力です。 それなりに揺れます。(某番組ではよろけてましたね。)
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08:00-09:00
前日の雨の影響で雲が大量に発生しています。 ロープウエーのガイドの方がおっしゃっていましたが、 こんなに雲が見えることは、あまりないらしいです。 前日に雨が降って、なおかつ早朝でないと、雲が晴れてしまい、 この光景は見られないらしいです。参拝するなら、早朝ですね。
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08:00-09:00
太龍寺のロープウエーからは那珂町の美しい景色が堪能できます。 ガイドの方の那珂町の紹介に耳を傾けつつ、景色を堪能します。 今日の遍路は、太龍寺から始めました。長い1日が今日も始まります。
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08:00-09:00
四国88カ所霊場の第22番札所です。 弘法大師が杖で井戸を掘られたところ、乳のごとき白い水が湧き溢れたと伝えられています。 その霊水で身を清められた大師は100日の修行の後に薬師如来像を刻み本尊として安置し、 人々が平等に救済されるようにと願って平等寺と名付けました。 (8時35分)
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08:00-09:00
前日の雨がうそのように、晴れ渡り快晴です。 しかし、疲労もだんだん溜まってきました。 そろそろ、何で今年も遍路をしているのだろうという迷いが消え始めてきました。 参拝の手順に沿って、参拝させていただき、大師堂に向かいました。
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08:00-09:00
大師堂を参拝し、納経所へ向かって、御朱印をいただき、次の札所に向かいました。
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09:00-10:00
薬王寺の駐車場には、湯元薬王寺温泉の建物があります。 薬王寺は、温泉でも有名です。 前日、こちらの宿坊に宿泊して、温泉に浸かろうと思っていたのですが、 予想通り、予定通りにいかず、ここの温泉には入れませんでした。 駐車場は広々として、楽に駐車できますよ。 (9時17分)
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09:00-10:00
四国88カ所霊場の第23番札所です。 門のすぐ隣は、交通量の多い道ですので。気を付けてください。 まあ駐車場から、ここまでは、ほぼつながっていると言って良いので、安心ですが。
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09:00-10:00
『発心の道場』といわれる阿波(徳島県)最後の霊場です。 高野山真言宗の別格本山でもあります。 温泉でも有名な寺院です。厄除けの寺院です。 まずは本堂を参拝させていただきました。
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09:00-10:00
本堂を参拝した後は、大師堂を参拝し、納経させていただきました。
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10:00-11:00
12支守本尊が祀られている広い砂場が駐車場になります。 線路の下をくぐるようにトンネルを抜けた場所にある寺院です。 道に迷いやすい場所ですので、慎重に(といっても曲がる道は通行料が多いですが) 参拝に向かわれると良いと思います。2年連続で道を間違えました。
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10:00-11:00
四国別格20カ所霊場の第4番札所です。 弘法大師が、ある朝通り掛かった馬子に積み荷の塩鯖を乞われましたが、 口汚くののしられ、ことわられたところ、馬が苦しみだし、 鯖をもっておわびしたことから、この名前がついた寺院です。 (10時14分)
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10:00-11:00
なだらかな坂を少し上ったところで、本堂を見つけました。 まずは本堂にて参拝させていただきました。 ここの宿坊は有名ですが、今回の遍路では、日程が合わなかったので、あきらめました。
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10:00-11:00
大師堂では鯖断ちの願掛けができます。 願い事をして、鯖を3年間断てば、願いが叶うと伝わっています。 ・・・ですが、数日後、旅館の夕食に鯖がでましたので、 命を大切にするほうを優先し、サバをいただきました。 四国の遍路を終える前に願掛け失敗です。 でも命を粗末にするよりは良かったのかなと思っています。
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10:00-11:00
大師堂の脇には『一願稲荷』があります。 このお稲荷様に、1つだけお願い事して、 『南無一願稲荷大明神』と七返となえると、 願いが叶うと言われています。
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11:00-12:00
・・・車遍路とはいえ、遠い・・・。 鯖大師から、ここまで約1時間半、遠い遠い道のりでした。 中岡慎太郎は室戸岬の先で、海をじっと見ています。 ここまで来れば、最御崎寺まで、あと少しです。 (11時43分)
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11:00-12:00
室戸岬の中岡慎太郎像から、最御崎寺までの道のりは、 少しずつ山を上っていくことになります。 しかし、上れば上るほど岬に打ち付ける波の姿とともに、 美しい太平洋を見ることができます。 残念なのは、運転中なので写真が撮れません。皆さん見るためには行くしかないです。
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11:00-12:00
四国88カ所霊場の第24番札所です。 『修行の道場』とされる土佐(高知県)最初の霊場です。 境内は思ったよりも広いです。 駐車場から、本堂へ向かう道則の間も木の間を歩いていく感じで、気分が落ち着きます。 (11時51分)
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11:00-12:00
本堂を参拝した後は、大師堂を参拝し、納経していただきました。
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11:00-12:00
最御崎寺の鐘石です。 空海の七不思議の1つです。 小石で叩くと、鐘のような音がして、その響きは冥土まで届くと言われています。 叩くと、本当に鐘のような音がして、驚きました。 石は最初から置いてありました。
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12:00-13:00
中岡慎太郎像上展望台へは、最御崎寺へ行く道を進み、 最御崎寺の前を通り過ぎて、さらに進むとたどり着けます。 日本一の一等レンズが使用された室戸岬灯台が目の前に見えます。 『恋人の聖地』とも言われています。
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12:00-13:00
展望台から見ると、荒々しい海が見られます。 しかし、室戸岬からみる海の景色は、 最御崎寺へ向かう坂の途中眺められる景色のほうが、より美しく感じます。 残念ながら、車の運転中で、写真を撮ることはできませんでしたが。
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12:00-13:00
室戸岬灯台を見に行って、最御崎寺の敷地内にある 木のトンネルを抜けて駐車場へ向かい、次の札所へ向かいます。 前の札所から、ここまでは、とても遠かったですが、 しばらくは札所までの距離が比較的近い場所を進んでいきます。
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12:00-13:00
駐車場は、珍しい場所にあります。 堤防の側に停めるという、珍しい停め方をする場所です。 津照寺のまわりには、十分に広い敷地がないためです。 かつては、津照寺のとなりに少し駐車場があったのですが、 とても狭い道でしたね。
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12:00-13:00
四国88カ所霊場の第25番札所です。 すぐ近くに太平洋があり、高知から室戸岬へ向かう海の光景を見やすい場所です。 門を抜けると、写真のような長い長い階段があります。 階段の先にある御堂は鐘つき堂です。 (12時29分)
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12:00-13:00
本堂の隣には、手水場があります。 階段を上った先にあるので、ここまでたどり着くのは、なかなか大変ですが、 ここからは美しい太平洋を高台から見ることができます。
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12:00-13:00
写真では、伝わらないことがあります。 波が堤防をうつ音です。 荒々しい高知の海の姿を見ることが、この寺院からはでき、 それだけでも、ここに来たかいがあるというものです。
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12:00-13:00
本堂は、階段を上った先にありますが、 大師堂は階段の、すぐ脇にあり、容易に訪れることができます。 納経所も大師堂のすぐ隣にあります。 御朱印を書いていただき、近くの弁当屋さんでお昼を買って、次の札所に向かいます。
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13:00-14:00
金剛頂寺で室戸三山が終わります。 当寺院に訪れると、津照寺と同じように階段が目の前にいきなりでてきます。 いきなり気持ちを打ち砕いてくれますね。 でも、坂を見ても、もう驚かなくなってくるものですね。 2周目のせいか、「あっ、坂か」ぐらいの気持ちにしかなりません。 (13時9分)
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13:00-14:00
四国88カ所霊場の第26番札所です。 階段を上った先には、仁王門が待ってくれています。 この門をくぐると、本堂や大師堂が待ってくれています。
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13:00-14:00
小高い丘の上には、それなりに広い境内が広がっていました。 まずは正面に見える本堂を参拝しました。 この寺院の『霊宝殿』には弘法大師が各地を旅したときの 『金銅旅壇具』(わが国唯一の遺品)など、重要文化財が数多く収蔵されています。
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13:00-14:00
金剛頂寺の境内には、『がん封じの椿』が大師堂の近くにあります。 イボが色々なところにできたような、不思議な形をした椿の幹が安置されています。 『がん封じの御霊木』として祀られています。
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13:00-14:00
本堂を参拝し、大師堂を参拝した後、納経をお願いし、次の札所へ向かいます。
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14:00-15:00
写真を見ての通りの絶景の場所に神峯寺はあります。 駐車場は、この坂のしたにあるので、ひたすら上っていきます。 舗装された道を進むので、そこまで苦ではありませんが、頑張りましょう。 ところで、この石像は何? (14時17分)
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14:00-15:00
ようやく山門に到着しました。 一礼し、門をくぐって境内に入ります。 しかし、門の先には納経所しかありません。 本堂・大師堂は、まだ階段を上って行かなくてはなりません。
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14:00-15:00
神峯寺の石清水が山門をくぐった先、本堂へ向かう階段の脇にあります。 現在は改修中の鐘楼の裏手に湧いています。 病気平癒や霊験あらたかであるという言い伝えがあり、遍路さんの喉を潤します。
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14:00-15:00
やっと本堂に到着しました。 まわりは絶景です。 しかし、階段は大変だ、さすがに息がきれます。 (’14時23分)
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14:00-15:00
本堂から大師堂へ向かう途中の写真です。 まさに絶景です。
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14:00-15:00
大師堂を参拝し、納経所をしていただき、次の札所へ向かいます。
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15:00-16:00
神峯寺から大日寺までも大変長い距離があります。 いつの間にやら、安芸市を通過していました。 地図を見ると分かると思うのですが、今日はここぐらいまで遍路することが、 限界だと思っていたし、もう16時に近くなってきました。 (15時48分)
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15:00-16:00
行基菩薩が彫像した大日如来が祀られている大日寺です。 近くには、全長4kmほこる日本3大鍾乳洞のひとつである、龍河洞があります。 明治新政府の神仏分離令によって一時は廃寺となったが、 現在は四国88カ所霊場となっています。
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15:00-16:00
本堂を参拝した後は、大師堂を参拝し、納経していただき、次の札所へ向かいます。
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16:00-17:00
高知県は1つ1つの寺院までの距離が長いんですね。 車遍路であっても、ゆっくり色々と考える時間が長いです。 ツライこと、これからのこと、色々と自分を見つめあう時間が長いです。 このころになると、何でまわっているんだろうという気持ちも、 かなり薄らいできました。 (16時29分)
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16:00-17:00
駐車場がいくつもあり、駐車しやすい寺院です。 ただ塀に囲まれていて、どこから入ればよいか迷うところが難点です。 もう16時もまわり、遍路している方も少なくなってきました。 静かな雰囲気の中で参拝できました。
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16:00-17:00
本堂を参拝した後は、大師堂を参拝し、納経をし、今日はここまでにしました。 ホテルへ向かう途中に、先達さんと出会い、しばしお話しをしました。 犬のカリンちゃん元気かなぁ。この先達さん、すでに100回以上巡っているらしいです。 カリンちゃんも修行中で、カウンセリングに訪れる方たちに心の癒しを与えているらしいです。
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17:00-23:00
お遍路の方向けの宿泊プランがあって、 この宿を選びました。 当初の予定では、神峯寺と大日寺の間で遍路は時間切れの予定だったので、 ちょっと戻りました。 先ほど、お会いした先達さんがおっしゃっていましたが、 何度も巡っていくと、どんどん巡る時間が早くなっていくとのことです。
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17:00-23:00
この景色は絶景でした。 海際からの景色は良かったですし、大きい風呂も良かったです。 水着さえあれば、プールやサウナも利用できるらしいです。
四国88カ所霊場と別格20カ所霊場の車遍路 3日目
1日目の旅ルート
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