メタボ大王さんの滋賀県〜京都府の旅行記

滋賀・京都3日間の旅 第2日目 京都東山山麓
- 1日目2018年4月6日(金)
- 2日目2018年4月7日(土)
-
07:00-08:00
リーズナブルな料金にバイキング朝食が付いているので文句はない。食べ過ぎないようにしていたが、パンを追加してしまった。
-
08:00-09:00
山科疏水(琵琶湖疏水)
ホテルから車で約20分。京都山科疏水。第一疏水諸羽トンネル出口。桜はほとんど散ってしまっていた。
-
08:00-09:00
山科疏水。安朱橋付近
-
09:00-10:00
神明町S&V駐車場
駐車料金を考え中京区壬生神明町にある駐車場に車を置く。1日648円の安い駐車場。そして地下鉄東西線二条駅から蹴上駅まで。
-
10:00-11:00
蹴上駅に降りると道路の反対側にインクライン(傾斜鉄道)の赤レンガが見える。重量物に耐えられるよう煉瓦をねじって積む技法「ねじりまんぼ」で作られている。琵琶湖疏水を実現した第3代京都府知事北垣国道の揮毫による「雄観奇想」が掲げられている。
-
10:00-11:00
第一疏水の第三トンネル西口と蹴上舟溜り。右側にポンプ室。左側に第二疏水合流出口。合流により水量が増している。
-
10:00-11:00
琵琶湖疏水の蹴上インクライン
インクラインの装置と十石舟。琵琶湖から疏水運河を運行してきた舟をここでインクラインに上げ、南禅寺舟溜りまで運ぶ。上り・下りの複線であった。
-
10:00-11:00
疏水建設の立役者。田邉朔郎の全身立像と紀功碑。東京の工部大学校を卒業したばかりの田邊を京都府の土木技師に採用した北垣知事の英断により田邉の卒業論文が生かされる。米国へ視察旅行し疏水・発電を学んだ田邉は設計から土木工事の指揮をとり、難工事を完成させた。東京遷都により衰微していた京都が、疏水完成による舟運、発電、灌漑、飲料水、防火、工業用水車等により近代化を成し遂げ、現代まで京都の活力の源となっている。
-
10:00-11:00
琵琶湖疏水工事殉難者の碑。明治18年に着工した工事は、第1トンネルが日本一となる長さ2,436mあり、ほとんど人力だけで工事をしたため多くの殉難者を出し、5年後に完成した。明治時代の多くの工事が外国人の指導により行われたが、琵琶湖疏水工事は日本人だけで完成した初めての工事であった。
-
10:00-11:00
発電所水槽見張所と送水鉄管。この水が道路西側にある関西電力蹴上発電所に落ちる。本流とは別の支流が南禅寺境内の水路閣を通って哲学の道である東山山麓を北に流れる。
-
10:00-11:00
インクライン線路。全長582mの線路は昭和23年まで使用されていた。一旦は線路がはずされたがその後再配備され、記念公園として桜の名所でもある。蹴上舟溜りと下の南禅寺舟溜りの標高差が35mあり、インクラインが必要となった。
-
10:00-11:00
南禅寺舟溜り。インクラインの下の基点。現在、周辺には動物園、市美術館、国立近代美術館などがあり、鴨東(おうとう)運河では十石舟の運航もされている。
-
11:00-12:00
琵琶湖疏水記念から見た南禅寺舟溜まり。右側は京都市動物園。左手に伸びるのが鴨東運河で鴨川に接続する。
-
11:00-12:00
琵琶湖疏水記念館前の交差点の向かいに南禅寺の巨大な寺号標がある。そこから更に200メートル位歩くと中門となる。まさに南禅寺派の大本山。歴代住持には夢窓疎石もいた。
-
11:00-12:00
人と比べるとその大きさがわかる。インバウンドの観光客も多いが、その巨大さに圧倒されるだろう。
-
11:00-12:00
二重の屋根の重量感に圧倒される。この建物の奥に京都の三名勝史跡庭園である「方丈庭園」がある。
-
11:00-12:00
南禅寺境内の水路閣。蹴上で本流と分かれた支流がこの上を流れ、東山山麓に沿って北に流れる。建設に反対する意見もあったが、現在では南禅寺境内の中でも一番の撮影ポイントとなっている。ローマの水道橋のようで人気らしい。
-
12:00-13:00
疏水分線が流れる川沿いに「哲学の道」がある。南の基点が若王子橋であり、奥に熊野若王子神社がある。ここでみたらし団子と湯葉まんを食べ、暫し休憩。
-
12:00-13:00
若王子橋から疏水分線。ここから哲学の道が銀閣寺橋を経て白川通にある浄土寺橋まで続く。
-
12:00-13:00
ソメイヨシノは葉桜となっていたが、八重桜が満開であった。
-
12:00-13:00
八重桜。山吹。白い花はコブシかなあ。
-
13:00-14:00
銀閣寺に行く前に「名代おめん」で昼食。昼時であったがタイミングよく並ばずに入れた。美味しいうどんに舌鼓。
-
13:00-14:00
柔らかく食べやすいうどん(大盛り)。ごま、大根、生姜、刻みネギなどの薬味がいい。
-
13:00-14:00
落ち着いた銀閣と現代アートのような手前の銀沙灘、向月台が、何故か調和している。奈良、平安時代までは渡来の影響が大きいが、室町になり日本人独特の文化を生んだ。
-
13:00-14:00
銀閣寺展望台から境内と西方の吉田山を望む。高いビルがないので中世と現代がそのまま溶け込む。
-
13:00-14:00
苔に覆われた庭園。良く手入れされ枯れ葉もない。紅葉の若葉の緑も苔とマッチして美しい。
-
13:00-14:00
黒松と苔の緑に夕暮れで黒く見える観音殿が映える。バス停が混んでいたため徒歩で京阪出町柳駅まで歩いた。哲学の道以上に歩いてしまい疲れた。
-
15:00-16:00
ビジネスホテル 大一イン
駐車場まで戻り車でホテルへ。チェックインしホテルの無料駐車場へ。荷物を置き、妻達は京都府民ホールでのプロムジカ女性合唱団の公演へ。私は別行動。
-
17:00-18:00
ホテルから嵐電で右京区太秦にある秦氏の氏寺「広隆寺」へ。しかし、観覧時間に間に合わず。奈良に都があったときでも秦氏はこの山城国を開拓しており、京都の礎を作ったのは秦氏とも。関係場所も多いが次回にゆっくり。
-
18:00-19:00
電車で四条河原町に出て新京極界隈を散策。春の嵐のような風雨のためアーケード以外は歩きにくい。インバウンドの観光客が多い。
-
19:00-20:00
提灯でライトアップされた錦天満宮は華やかだ。
-
21:00-22:00
旭湯
ホテルは格安のため風呂とトイレが一緒で狭い。このため半額券を購入して近所の公衆浴場「旭湯」へ。ジャグジーやサウナ、薬湯などあるが熱い。しかし1日で33000歩も歩き足がパンパンになっていたが疲れも取れた。ホテルに戻り爆睡。
- 3日目2018年4月8日(日)
滋賀・京都3日間の旅 第2日目 京都東山山麓
1日目の旅ルート
メタボ大王さんの他の旅行記
-
2023/9/21(木) 〜 2023/9/22(金)
- 家族(子連れ)
- 6人〜9人
娘夫婦から9月生まれの私達夫婦の誕生日祝いに東京ディズニーランドとディズニーシーへ招待された。3歳...
777 6 0 -
2023/8/5(土) 〜 2023/8/6(日)
- 家族(子連れ)
- 6人〜9人
第70回戸田橋花火大会と第64回いたばし花火大会が4年ぶりに同時開催された。板橋に住む娘夫婦に誘...
484 2 0 -
2023/7/9(日)
- 友人
- 3人〜5人
善光寺縁起を記した「扶桑略記」の変遷の中で、「推古天皇10年(602)4月8日、秦巨勢太夫に信濃国へ請...
290 0 0 -
2023/5/17(水)
- 夫婦
- 2人
ブランド薬師を巡ってから真光寺ループ橋を上がり浅川ダム展望広場で浅川ダムを見る。紆余曲折を経て完...
764 2 0
みんなのコメント(0件)
投稿する
投稿に際しては、必ず観光ガイドご利用規約をご確認ください。
閉じる皆様がより快適にご利用いただくための「投稿上のルール」や、
投稿内容の利用に関して記載しております。
さらに表示する