メタボ大王さんの山梨県〜長野県の旅行記

天空の避暑地 白樺湖
- 1日目2018年8月16日(木)
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11:00-12:00
湧水館は、八ヶ岳南麓の湧水の仕組みや歴史がわかる。3階は展望台となっており、晴れていれば富士山から甲斐駒ヶ岳、北岳など南アルプスの山並み、東には金峰山、そして北には八ヶ岳連峰が望める。三分一湧水の模型があり、三角、四角、丸の積み木が置いてあり、簡単な形ながら公平に水を分ける仕組みがわかる。実際に水が流れて、三か所に均等に水がたまることがわかる。八ヶ岳は火山だが、水を通す地盤と通さない地盤がミルフィーユのように交互に重なっているので、標高差により段階的に湧水が出ている。いくつもの湧水が山体崩壊した台地を削り、谷を作り、また扇状地を作っており、釜無川に注いでいる。豊富な水が多くの生き物を育み、また、人間も恩恵を受けてきたことをいくつもの縄文遺跡が示している。しかし、田を作るようになると争いが出てくる。
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11:00-12:00
三分一用水の水源。岩の間から出てくる箇所。
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11:00-12:00
三分一湧水の水源。底から湧き出ている箇所。水は1日8,500t、10.2°Cの湧水が出ている。
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11:00-12:00
大量の湧水を三分の一に分ける場所。上方の湧水が傾斜のついた枡形の池に入り、三分の一づつに分かれる。湧水の落口のある三角の石が水量を三分の一の分ける重要な石。農家にとって水が命である。右手の東は白井沢地区、中央が長坂上条、長坂下条、渋沢の三地区、左の西は大井ヶ森と日野地区を潤している。この水を長坂町内だけで27か所の貯水池を作り有効利用している。
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11:00-12:00
昭和18年9月の山津波で押し上げられた巨石。三分一湧水も埋まってしまい、掘り出した。この巨石は災害を忘れないよう記念として残したもの。石に災害の経緯が刻まれているが経年の摩耗で読めなくなっている。現在は横に銅板の由来が立てられている。
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11:00-12:00
土石流災害の記念碑。昭和18年9月の災害の記念碑として昭和24年3月に碑文を作成したよう。
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12:00-14:00
八右衛門出口湧水
甲斐小泉駅から東方約500mの左手に八右衛門出口湧水がある。この岩の間からこんこんと清水が湧き出ている。三分一湧水より若干標高が高く水は冷たく長く手を入れられない。雪解け水がそのまま出てきたようだ。
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12:00-14:00
八右衛門出口湧水の流れ出る様子。三部一湧水より水量は少ないがそれでも下流の田畑を潤しているよう。水を入れるパイプがあるためポリタンクを持って汲みに来た方もいた。冷たくて美味しい。この場所だけは真夏の酷暑を忘れるくらいひんやりしていた。持参したおにぎりなどで昼食とする。暫し昼寝。車の駐車場所は落ち葉等が堆積した場所なので、雨の時はタイヤが埋まる危険性もある。
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14:00-15:00
「奥の細道〜東北を描く」展を開催していた。奥入瀬渓谷を描いた作品は、三分一湧水、八右衛門出口湧水そのものであった。平山は奥入瀬渓流が「生きる喜びを心から教えてくれた」としている。企画展のテーマが「流れる水は時の流れのように悠久に流れている」であったが、まさに、湧水も我が身も歴史の流れの一コマなのだと知る。
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15:00-16:00
雨が降ったり止んだりしていたが、長坂町大井ケ森付近から見た富士山が、頂上付近の表面だけが雲に覆われ、雲の富士山となっていた。
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16:00-17:00
雨に打たれたり、湧水群で足をぬらしたりしたので、体を温めるためこちらに入った。お盆の最終日であったが空いていた。別荘族や帰省した方が帰ったか。八ヶ岳リゾートアウトレットはまだ混雑していたが。知人の別荘に宿泊。
- 2日目2018年8月17日(金)
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11:00-12:00
ホテルの部屋に入ることができるのは午後2時半以降だが、チェックインは朝から。ファミリーランドなどの割引券はフロントで購入できる。午前11時までに全員集合できたので、荷物をロッカーに預けファミリーランドへ。
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11:00-12:00
乗り物フリーパス券でまず「くるくるの国」へ。どこも混んでいるたが一番怖そうなボブスターから。次にシラカバウッドコースター。並んでいても先客の悲鳴でどきどきしてくる。
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12:00-13:00
「くるくるの国」アドベンチャーカート。1500m位あり結構長く乗る。一人乗りは直ぐ乗れるが、二人乗りは並んでいた。
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12:00-13:00
「くるくるの国」ヒッポのどんぐりハウス。お昼の時間となっていたが、コンビニで買ってきたおにぎりなどを食べながら、順番の列に並んだ。
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13:00-14:00
「すくすくの森」。芝生で休憩したりお弁当を食べることもできる。正面に見えるのは蓼科山。信濃富士の名称があるが、こちらからはとがって見える。
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13:00-14:00
「すくすくの森」にあった大きな透明ボールに入って遊ぶ遊具。中でも面白かったようだが外から見ていても楽しい。
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13:00-14:00
「すくすくの森」の「金魚すくい」ならぬ「おもちゃすくい」。いくつ取っても3個しかもらえない。
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14:00-15:00
「ふるふるの湖畔」で昆虫キングダム、迷路をやったあと最後に森林鉄道に乗る。
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15:00-16:00
部屋に入り暫し休憩。体が冷えており風呂に行く者もいた。ホテルの部屋から見る白樺湖。外の木々が早くも黄色く色づき始めている。晴天だったので半袖でなんとか過ごせたが、みんな長袖やジャンパーなどを着ていた。
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17:00-19:00
夕食会場。バイキング。種類が多過ぎて迷ってしまう。キッズコーナーもある。お盆も過ぎたが夏休みのためかほぼ満席。早めの夕食。
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17:00-19:00
ステーキ、天ぷら、寿司などはその場で作ってくれる。食後1時間くらいしてから大浴場へ。男女別の風呂の他、水着を着ての男女混浴の岩風呂がある。孫達はここでの湯潜りに大はしゃぎ。途中、突然電気が消え、天井の画面いっぱいにプロジェクターを使った星空の物語のアニメ映画を上映。その後、ホテル内の縁日「ちょんこづき」に寄って、スイカを食べたり屋台のゲームをして部屋に帰った。
- 3日目2018年8月18日(土)
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07:00-08:00
朝食も夕食と同じバイキング。パン食で軽くと思いつつ・・。孫達には少し早い朝食だったので暫し休憩。
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10:00-12:00
一旦チェックアウトしてから車を温水プール近くに移動して、午前中いっぱい室内温水プールで遊ぶ。浮き輪やボールまで用意してきた一人の孫がどうしてもと希望。回転スライダーや円陣を組んで水中でのビーチバレー、息子が孫達を抱えて水中に放り投げるなどして遊んだ。
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13:00-14:00
ホテルのレストランで食事後、長門牧場へ。一番人気のソトクリームへ並ぶ。兎に角濃厚な味。あまりに濃厚過ぎて残す孫も。
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13:00-14:00
その後、アルパカや山羊と遊び、2〜3日間の孫達との交流も終わった。小さな孫達の胸の中に残る思い出となったか。
天空の避暑地 白樺湖
1日目の旅ルート
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