やんまあさんの京都府の旅行記

◆京都祭◆節分祭-吉田神社/松尾大社/金閣寺/大報恩寺/廬山寺-
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京都の節分祭集!2/2-2/4は吉田神社と壬生寺、2/3は松尾大社、大報恩寺、蘆山寺など各地で節分祭が行われる。1日目は神社仏閣の節分祭と吉田神社大元宮紹介で、2日目から節分祭の詳細。5日目は松尾大社の紹介(2/3参拝模様)。最後にオススメの京都節分祭は次の通り。 ●吉田神社・・・追儺式(鬼やらい神事)と火炉祭と屋台!!京都を代表する節分祭。 ●松尾大社・・・前座に石見神楽の奉納!!午後より追難式をし、拝殿では宮司が弓を構え弦を引いて、和歌を唱えて疫鬼の退散を念ずる「鳴弦破魔弓神事」がある。そして、豆まき!! ●廬山寺・・・・ストーリー仕立ての追儺式の鬼法楽(鬼おどり) ●八坂神社・・・舞妓はんの豆まき!! ●壬生寺・・・・壬生狂言が無料!ぜんざい無料配布!!
神社ツウ やんまあさん 男性 / 40代
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- 1日目2019年2月1日(金)
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1847年に現在と同じ百万遍の地で創業。当初は金平糖は扱っておらず、三代目になってから徐々に濃茶などの金平糖が製造されるようになったそうな。
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私たちの結婚式でお世話になったところの1つ。「コンペイトウ」を今でも手作業で製造している老舗。行っておくれやす。
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天ぷら かふう
京都市左京区
京都大学から吉田神社に向かったところにある店。3回ほど食しに行ったのだが、残念ながら売り切れor休みだった。日・月休みのようなので注意ください。
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吉田神社 節分祭
京都市左京区
●2月2日の8:00から「節分前日祭/疫神祭」、18:00からはイチオシ「追儺式(鬼やらい神事)」●3日の8:00から「節分当日祭」があり、23:00から〆で一時期中止していた「火炉祭」●4日の9:30からは「節分後日祭」で、13:00から「福豆抽選会」となっている。
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本宮では「タケミカヅチ」、「伊波比主命(いはいぬしのみこと)」、「アメノコヤネ」、「比売神(ひめがみ)」の春日系4神が祀られている。 当初は山蔭一門の氏神として鎮座していたが、藤原氏全体の信仰を集めるようになったそうな。 最後に、「伊波比主命(いはいぬしのみこと)」は香取神宮の祭神「フツノカミ」の別名である。なんで、わざわざそうしているのかというと、フツノカミ=石上神宮=物部の氏神と被っているが異なる神様としてわかるように(藤原氏のアイデンティティ)、そうなったという人がいる。
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◆菓祖(かそ)神社◆吉田神社の境内にお菓子の神様を祀る。お菓子業界の方々が参り商売繁盛を祈願されるとか。春と秋の年2回、祭事が行われ、特に秋の11月11日11時からある「菓祖神社秋季大祭」は盛大。この神社は新しく、昭和に兵庫・中島神社、和歌山・橘本神社、奈良・林神社から分霊した社。祭神は古事記や日本書紀に登場する「田道間守命(多遅摩毛理などとも)」と、お饅頭を日本で初めて作った「林浄因命」。林浄因命が住んでいた地域は、現在の「饅頭屋町」と言われている。
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◆山蔭神社◆祭神は「藤原山蔭」で料理人に崇敬される包丁の魔術師!?相殿に「恵比須神(えべっさん)」が祀られているのは、包丁で捌かれた魚への思いか!?5月8日に、手を使わずに包丁と菜箸だけで魚をさばくという、珍しい生間流式包丁の奉納が行われる。ちなみに、大阪茨木市・総持寺にも「藤原山蔭」を祀るところがある。
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◆大元宮@毎月1日◆江戸時代から明治まで神道界の権力を持った時期があり、全国の神社を統括する位置にいた。その経緯から吉田神社には全国・八百万神の神々を祀る「大元宮」がある。正月三が日や毎月1日のみの公開で、全国津々浦々の社があり、奥には伊勢神宮内宮・外宮の遠拝所がある。八角形の母屋に六角形の後房と珍しい形で重文となっている。
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◆大元宮@毎月1日◆大元宮・摂社末社は全国の一宮の神社がになっている。島根・出雲大社や京都福知山・内宮&外宮などと似た感じですね。
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◆大元宮@毎月1日◆奥には内宮・外宮の遥拝所がある。大元宮は京都有名所と同じく朱色を基調としているが、さすがに伊勢神宮内宮・外宮については、派手さを捨てており「神明造」で抑えている。さすがに「五色玉」は付けれないようですね。
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◆大元宮@毎月1日◆社殿の基本は男神は鰹木は奇数で千木は外削ぎで、女神は鰹木は偶数で千木は内削ぎである。伊勢神宮の場合、内宮は偶数&内削ぎで外宮は奇数&外削ぎとなっている。因みにこの大元宮の千木は外削ぎと内削ぎが混在しているツクリになっている。
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「もあん」と読む。吉田神社から吉田山山頂の一軒家カフェ。大正時代の実業家、谷川茂次郎によって創られた広大な茶苑の一角にある。
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左京区 茂庵
京都市左京区
茂庵駐車場は神楽岡通りの茂庵看板の北側にある駐車場で3台しかない。そこからは山登りになりますが、人気店なので、サイトで空き状況を確認してから行くのが良いかと。
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吉田山荘敷地内に「カフェ真古館」が併設されており、「お福もちぜんざい」をいただく。丹波の大納言を使用しており、甘さ控えめの大人ぜんざい。
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岡山県岡山市北区で生まれた黒住教の教祖である「黒住宗忠」を祀る近代神道だったはず。門弟の赤木忠春を始めとした人々の尽力により創建された。
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平安神宮 節分祭
京都市左京区
2月3日の12:00から「奉納狂言」で13:00から「節分祭」、14:00から「大儺之儀」が行われる。15:00からは「豆まき」となっている。
- 2日目2019年2月2日(土)
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八坂神社 節分祭
京都市東山区
●2日の13:00から1時間おきに舞踊や舞楽奉納があり、16:00から祇園商店街・四条繁栄会商店街の振興組合による華やかな豆まきが行われる。 ●3日11:00から1時間おきに舞踊奉納があり、16:00から豆まきがある。
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3日11:00から1時間おきに舞踊奉納があり、16:00から豆まきがある。観光で来られた方は舞踊が見れたり、舞妓はんの豆まき見れたりするので、良いのでしょうね〜。清水寺に行くのも良し!!
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節分の大元宮風景。。人多っ!!!!毎月1日と正月のみ開かれるが、節分祭も公開される。普段の参拝客は数えるほどしかいないのだが、節分祭になるとありえないぐらい人が並んでいる。
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節分の2月2日から3日は大元宮が開放されるが、お祭りに合わせて、大元宮への参拝者が増えていく。ちなみに『徒然草』の作者・吉田兼好はこの神社の神職・卜部兼明(うらべかねあき)に繋がりがある。吉田神社=吉田兼好、下鴨神社=鴨長明と学校で学んだ有名人は神社と繋がりが強い人が多い。
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しかし、屋台が多い!!翌日の松尾大社は屋台は4つぐらいだったはず。ここと下鴨神社などは、別格ですね〜。この後、本殿から大元宮の中央を開けるとオニ参上!!!!
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節分厄除詣り発祥の神社。室町時代に始まった吉田神社節分祭は、信仰と伝統を誇る京都の一大行事。2月2日18時から始まる「追儺式(ついなしき)」は「鬼やらい神事」とも呼ばれ、盾と矛を持ち金眼四つ目のお面をかぶった「方相氏(ほうぞうし)」が、青、赤、黄の三匹の鬼を退散する神事。3日に行われる「火炉祭(かろさい)」では、大きな炉に積み上げられたお札に火が点けられ、火柱が京の夜空を焦がす神事。この日は人が多く、大元宮に行くと大変です。
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赤鬼
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青鬼
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黄鬼
- 3日目2019年2月3日(日)
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京都・四条大宮・西院方面から京都バスで嵐山方面へ行くバスに乗り、松尾大社前で降りると、すぐにあるカフェ。松尾大社の祭り前に時間をつぶす人が多い。
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阪急嵐山駅のひとつ手前にある松尾大社は、賀茂社(下鴨神社・上賀茂神社)と伏見稲荷大社と並ぶ古社。その昔、それぞれの神社で様式が異なる社殿様式だったが、ある程度、様式が絞られてきた。ここは「松尾造」と呼ばれる独特の建築様式の屋根を守り続ける神社。 「二の鳥居」に榊(さかき)の束がぶら下がっている。これは穢(けがれ)を祓う力があり、神域と人の結界としていたが、これを見られるところは減った。
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13:00からの祭事の前に、10:00から「石見神楽」が奉納される。出雲神話の主人公スサノオが松尾大社の祭神「大山咋神」の祖父神にあたる由縁もあって、毎年節分に島根県益田市から拝殿で奉納される。また、節分祭「幸運の福豆」抽選会があり、2月1日〜3日に初穂料300円で福引券が授与され、2月3日節分祭当日の13:00〜17:00に福引となる。
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10:00 島根県民俗芸能無形文化財「石見神楽」の奉納、13:30〜 本殿で「節分大祭」〜鬼の舞「石見神楽」〜「追難行事」宮司による豆撒き、拝殿で「鳴弦破魔弓神事」〜「四方奉射神事」、14:00頃〜福男・福女による1回目の「福豆まき」、15:30頃〜2回目の「鳴弦破魔弓神事」〜「四方奉射神事」が行われる
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石見神楽は2時間あります!!本殿側の高台から見た方が良いです!!石見神楽と言えば「大蛇」ですが、これはラスト20分で行われます!!ただ、重文の建物なので火吹きはないです。やっぱ石見神楽は面白いな〜。
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オイタをし過ぎて、天上界(天孫)から地上に降りた!?降ろされたスサノオは川の上流から箸が流れて来るのに気づく。そちらに行くと老夫婦(足名椎・手名椎)が最後の娘・クシナダを大蛇に連れていかれると嘆き悲しんでいた。スサノオはオロチを倒すかわりにクシナダを妻にする約束を取り付ける。スサノオは大蛇が好きな酒を造るよう老夫婦に指示する。
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酒に酔った大蛇を次々に倒していくスサノオ!!最後に大蛇の尻尾から神剣を得る。後に三種の神器の「草なぎの剣」で、この後、スサノオは姉・アマテラスに献上し、その後にニニギノミコトに渡され、天孫降臨で地上に舞い戻る。その後、大和平定でのために東夷するヤマトタケルは伊勢神宮に寄り、母を伺い神剣を頂く。様々なピンチを乗り越え平定にこぎつける。今は、熱田神宮の御神体である。
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舞殿前で神楽を見ていた妻の写真。一番の見どころであるスサノオと大蛇の戦い!!スサノオは大蛇に巻きつかれながら、酔っぱらった大蛇の首を切り落とす。みんな写真・動画を撮っているので、下の方が見えない。。
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妻は舞殿の前で見ていたが、足元が見えなかったらしく、途中、トイレに行くと見る場所がなくなったりして大変だったようです。次回は、拝殿前の両脇から見るのが良いな〜。11:00くらいで次の節分祭りに行く予定だったが、すでに12:00になっていた。。しかし、石見神楽は面白い〜。今度は、有福温泉、江津、石見銀山など神楽巡りしようかな〜。
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「厄除そば」などの軽食と「みたらし団子」などが販売されている。場所は境内右側にあり、まったりした時間が流れている。12:10に松尾大社・節分大祭の石見神楽奉納完了で、皆さん昼食へ!!
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ここはいっぱいだった。写真は過去に祈祷していただいたときに昼食したときの写真です。侮るなかれ!!美味しいですよ!!
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酒造の神様である「オオヤマグイ」を祀っているため、宝物館兼休憩所には酒に係る展示・説明が多い。妻の心の恋人!?通称「イケ面」は今も健在!?この日は境内で餅つきが行われ、きな粉餅が振る舞われていた!!
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京ブランド認定の銘菓よもぎ入「奥嵯峨」、酒祖「大社酒まんじゅう」、酒煎餅、栗入り「京おはぎ」、季節の菓子などを販売している。境内で売られていた「レアチーズ よもぎ大福@275円」いただき!!
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松尾大社駅から松尾大社駅の間にある食事処。松尾大社・節分大祭の石見神楽奉納完了で、皆さん昼食へ!!境内の休憩処もここもいっぱいだった。10年前に来て食べたことがあったんで、ここで食べたかったんですけどね〜。
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クレセントムーン
スムージーで有名な店。ランチなどもしており、松尾大社のお祭りで、人がごった返していた。外観から、昼食は期待できないと覚悟していたが、お、美味しい肉だ!!
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クレセントムーン
私は裏メニューだった「国産和牛すき焼き丼@1090円」を注文!!美味しい国産牛で、出てきたときは量が少ないという感じだったが、味は良かったです。なお、数量限定で、私でラストでした!!たぶん、ステーキの切れ端なんでしょうね。だから数が少ないのかなと。
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クレセントムーン
妻は「国産牛ステーキ丼@990円」です。あっ、、「佰食屋」を思い出す国産牛の丼ものだ!!ズバリ!!すき焼き丼よりステーキ丼を推します!!この店のコーヒーは400円で、ランチとのセットでは250円です。
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クレセントムーン
店の主!?です。待ち時間に相手をしていただいた。猫好きの妻は存在を知るや否や、抱きに行きますが、スルーされるのであった。。
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13:00頃から、節分大祭「追難式」。拝殿(舞殿??)で鬼たちが荒ぶっている。たまにミカンをブン投げたり、棒で参拝者の頭をコツいたりする。
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境内には鬼が練り歩き、肩を組んで写真撮影可能!!一方、拝殿を占拠する鬼!!、荒ぶる鬼たちはこの後、拝殿・本殿に向かうが神職が豆をまき退散していく!!
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神職が「鳴弦破魔弓」を四方に引き清める。矢は参拝者に飛ばされ、参拝者がナイスキャッチし盛り上がる!!この矢は頂けるようですね〜!!こっちを貰った方が運が付きそう。 このあと、赤い帽子を被った福男・福女の豆&ミカン撒きがはじまる!!ベテラン勢は袋を広げて準備万端です!!前の方に行くべし!!
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創作料理フレンチ&イタリアン RIET
京都市右京区
松尾大社から京都バス・松尾橋の間にある店。松尾大社と梅宮大社に参拝するときに行くのが良い。遅めの13:30位のランチだろうか数人が入っていた。
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壬生寺 節分会
京都市中京区
2月2日は山伏大護摩、稚児行列、壬生狂言があり、2月3日は壬生狂言がある。ラストの2月4日はぜんざいの無料配付!!2・3日の各両日に8回演じられる壬生大念仏狂言「節分」は無料で見られる(普段は有料)。また、4日には「ぜんざい」の無料接待がある。松尾大社の神楽2時間を動画撮影し続けた結果、カメラは電池切れになる・・・。
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節分の日の2月3日は「不動堂開扉法要」で11時より不動堂にて、弘法大師作と伝えられる「石不動明王@秘仏」が公開される。今回は、松尾大社で2時間オーバーの為、次回行くことにした。
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千本釈迦堂 おかめ節分会
京都市上京区
2月3日の15:00からおかめ像前にて法要、順に 節分厄除祈願法要、古式鬼追いの儀(茂山狂言社中奉納)、招福豆まきが行われる。人多いです!!
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2月3日「おかめ節分祭」では、茂山社中による狂言の奉納が行われ、その後、紅白のおかめ装束をした男女が、福徳円満、お多福招来等の祈願を受けて一年の厄除けを行う。
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廬山寺 追儺式鬼法楽
京都市上京区
2月3日の15:00頃から、鬼おどり、鬼のお加持、豆まきとなっている。鬼おどりは妻オススメの行事!!
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「鬼踊り」は中国から伝来したとされる。松明と宝剣を持った赤鬼、大斧を持った青鬼、大槌を持った黒鬼が現れ鬼踊りが始まる。豆まきも行われ、ここでは蓬莱豆と福餅がまかれる。午後には鬼法楽があり、その前後に鬼の御加持が行われる。松明と剣をかざした赤鬼、斧を手にした青鬼、大鎚を担いだ黒鬼はぞれぞれ人間の三つの煩悩「貪欲」「憎悪」「愚痴」を表しており、同寺の開祖・元三大師「良源」が、宮中での300日間の護摩供を邪魔しようとした悪い鬼を法器で降参させたという故事に因んでいる。
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2月2日から続く節分祭の〆は2月3日の23:00からの「火炉祭」である。古札やお守りを焼く神事。環境へ配慮してしばらく中止したことがあるほど、火柱上げて盛り上がる神事!!さて、当たればよいな!!そして、節分の祭りも終わりですね〜。
- 4日目2019年2月4日(月)
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京都裏鬼門を守る寺で、節分祭の歴史は900年を持つ。節分の時は狙い目である。なぜなら、有料の壬生狂言は2日・3日両日無料です!!そして、4日の10:00から「招福ぜんざい」無料接待が行われる。
- 5日目2019年2月5日(火)
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京都嵐山線松尾大社駅を降りると伏見稲荷と同様に「神社です!!」という雰囲気の交差点になっている。そう!!伏見稲荷大社と同様にここも秦氏の神社で、京都で一番古い古社とも言われている!!
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楼門に入る前に、境内の案内図があるので、そこで摂社・末社の位置も抑える。よ〜くみると、山を御神体とし、頂上に磐座があるようだ。そう!!奈良・大神神社と同じく、社務所で申込みをし、お祓いをし、タスキを貰って、御神体山登りが出来る。
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楼門です!!この神社の面白いのは、境内に公道が入っており、この楼門前まで車が行き来していること。なので、注意して歩く必要がある。大神神社、出雲大社など古社あるあるですね。
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舞殿だと思っていましたが、拝殿のようです。石見神楽の奉納があったので、開始45分前には、前列は埋まっていた。思っているよりも少ないな〜と油断していたら、一気に人は増える。ただ、他の観光神社仏閣と比べると人は少ない。(午後より車の渋滞が発生した!!交通機関推奨です。)
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本殿です。松尾造という独自様式を守り抜いている神社。3種の神器を持ち、天皇に近い立ち位置の尾張氏でさえ、尾張造りを捨てて神明造にしたのに、ここは歴史を守っている。さすが、秦氏は強し。
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石見神楽の奉納30分前に祈祷が行われた。この後、神がかりな神楽奉納が行われる。最後の「大蛇」で一気に人が増え、拍手喝采となる神楽団である!!
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境内左側の摂社・末社。右から羽山戸神を祀る「衣手社」で、織物の神様なのかなと思わう社。一挙神という謎の神様を祀る「一挙社」、オオクニヌシの和魂を祀る「金比羅社」、松尾大社所縁の人を祀る「祖霊社」となっている。さてさて、なぜオオクニヌシ和魂を明示的にしているのかがわからない。探した限り、荒魂の社はなかった。あとは、一挙社のスサノオというのも謎だな〜。なんか葛城系んお一言主に近い気がするが・・。
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伊勢神宮遥拝所だが、ちょっと方向が違うような気がするのは私だけだろうか・・。
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伊勢神宮遥拝所近くに、地蔵菩薩石仏が安置されていた。やはり、ここも明治までは神仏習合が行われていたということなのかもしれない。ただ、あくまで神社が主であるようで、宝物館@500円(含、庭園)に行くと、神像が21体あり、重文も持っている。なお、奉納などしていると、1月は無料で入れるハガキが来る。
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祭神「大山咋神(おおやまぐいのかみ)」は山の神様と認識している。そして、ろ過された綺麗な水が出るため、酒の神様にもなっているんだろう。そして、たくさんの酒蔵から奉納されていることがわかる。
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本殿右側にある祈祷申込場所にある。松尾大社の神使は「亀」です。そのため、手水屋は亀なのですが、ここには鯉がいる・・!?松尾大社では、太古に、山城丹波の国を拓くため保津川上流に上るときに、急流は鯉、緩やかな流れは亀の背に乗ったと伝えられているそうな。なるほど!!やっぱ、治水を司る役割の社でもあるようですね。
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玉依姫命を祀る「三宮社」、春夏秋冬を表す春若年神・夏高津日神・秋比売神・冬年神を祀る「四大神社」、水の神・罔象女神を祀る「滝御前」がある。この社の右側は御神水がいただけ、左には滝がある。
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三宮社・四大神社・滝御前からの本殿。やっぱ檜皮葺はよいな〜。ただ、山側を見ると、昨年の台風の傷跡が見え、御神体への山登りは中止されているようだ。
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天狗岩がある「瀧御前」です。正直わからなかったです・・。この後は有料になりますが「松風苑」と「曲水の庭」があります。松風苑は重森三玲氏が1975年5月に完成させた庭園で、総工費一億円。。。「曲水の庭」は四方どちらから見ても美しい八方美の姿が特色なのだそうで、ちょっと城南宮を彷彿とさせる。
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わかりにくい場所になりますが、御神水です。地元の方はポリなどに入れて帰る「亀の井(かめのい)」は松尾山からの湧水。この亀の井の水を酒に混ぜると腐敗しないとされ、醸造家がこれを持ち帰って混ぜるという風習が現在も残っている。
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秦氏と弓月氏の関わりは深いらしく、松尾大社から南に10分ほど行くと月読神社がある。式内名神大社「葛野坐月読神社」に比定され、『日本書紀』より、当地に移った壱岐氏により壱岐・月読神社から勧請したとされる。
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櫟谷宗像神社
京都府京都市西京区嵐山中尾下町61に鎮座。嵐山のモンキーパーク周辺にある。思うに、松尾大社の神様の1柱「中津島姫命(なかつしまひめ。宗像三女の市杵島姫の別名)はここが本宮なのだと思う。理由は、すぐに氾濫した保津川・桂川の治水をした秦氏がここに祀ったのだろう。そういう意味で出雲の川の氾濫で人々が苦しむ姿を表した「ヤハタノオロチ」、治水をし鉄を司る「スサノオ」、農作被害の危機を「クシナダ」に例え、氾濫を鎮める奉納神楽「大蛇」を京都でも見られるのは、偶然でなく必然なのかもしれない。京都の治水を整備したのは出雲のスサノオの血を引く「オオヤマグイ」ということなのかも。
- 6日目2019年2月6日(水)
◆京都祭◆節分祭-吉田神社/松尾大社/金閣寺/大報恩寺/廬山寺-
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