1. 宿・ホテル予約TOP >  みんなの旅行記 >  冬の白川郷ひとり旅。金沢から高速バスを利用しました。

こりんごさんの岐阜県の旅行記

冬の白川郷ひとり旅。金沢から高速バスを利用しました。

  • 一人
  • 1人

岐阜県の白川郷を、集落内散歩→「いろり」でランチ→荻町城跡展望台→和田家と観光し、所要時間は3時間半でした。観光で金沢へ行く際、もう一足のばしたいと思いついたのが白川郷。金沢から高速バスで1時間25分で行けるとわかり、行くことにしました。

神奈川ツウ こりんごさん 女性 / 40代

1日目2018年12月26日(水)

【高速バスについて】高速バスは北陸鉄道と濃飛バスで共同運行しており、時刻表はどちらのホームページでも確認することができます。 空席確認のため北陸鉄道に電話したところ通話中でつながらず。濃飛バスに電話をしたら、こちらは一度でつながりました。 乗車日の18日前の空席状況は、朝一番の金沢駅発8:10の便は満席でした。 でも希望の便(金沢発8:40〜白川郷着10:05、白川郷発13:50〜金沢駅着15:05)が予約できました。 往復で3290円。乗車までに、金沢駅東口にある北鉄バスの窓口で支払ってくださいとのことでした。

乗車前日、金沢駅東口「北陸鉄道グループ案内所」と書かれた窓口を7番バス乗場付近で発見。 予約した高速バスの支払いはここでよいか尋ねると、「向かいです」と言われてしまいました。

7番乗場の向かいは2番乗場あたりですが、バスの案内所らしきものは見当たりません。 ウロウロしていたら、1番乗場の先に「北陸鉄道」と書かれた建物を発見。

窓口に2組ほど並んでいて少し待ち、機械から乗車券を発券するのにまた少し待ちましたが、7分程で手続きが完了しました。 手続きは当日朝にしようかと思っていたのですが、窓口で並んでいる人を見て、当日朝も並んでいたらバスに乗り遅れてしまうかも…と思うと、前日手続きでよかったと思いました。 金沢駅〜白川郷間の予約状況を見ると、行きは午前中の便が満席、帰りは13:50以降の便が満席でした。

翌朝、乗車日当日です。金沢駅2番乗場から出発です。白川郷以外にも、様々な方面へバスが出ています。 白川郷行きのバスを待つ人は外国人ばかり。 私は日本人ですが、バスの運転手さんに「プリーズ ショウ ミー チケット」「シート ナンバー〇〇」と言われました

出発して50分ほど経つと、車窓から良い景色が見えてきました。

白川郷バスターミナル

白川村(大野郡)

「白川郷バスターミナル」を   >

9:50白川郷バスターミナル到着です。予定より早く到着しました。 待合室はかなり混雑していて、トイレも行列でした。

日本語だけでなく、様々な外国語の観光マップが用意されていました。

この日の天気は雨です。 弱い雨なので、傘をさしていない人もいました。 白川郷の最高気温4度という予報が出ており、雪景色は難しそうです。 まずはであい橋へ向けて歩きます。

バスターミナルから4分程歩いたところに、展望台行きシャトルバス乗り場がありました。 10人以上並んでいます。

おおたザクラ

白川村(大野郡)

「おおたザクラ」を   >

大通りからそれた道へ入り、本覚寺へ来ました。 バスターミナルから12分ほどかかりました。 本覚寺には花弁の数が多く珍しいというオオタザクラの木があります。

大通りとは異なり、歩いている人はほとんどいません。

方向を示す案内が出ているので安心です。

秋葉神社です。本覚寺も秋葉神社も、シートがかかっていてあまり写真映えがしません。 改修中なのでしょうか。雪から守るためなのでしょうか。

であい橋

白川村(大野郡)

「であい橋」を   >

バスターミナルから歩いて17分。であい橋へ到着しました。 地元の人らしき人が数人渡っていきます。 歩いている間は揺れを感じませんが、立ち止まると揺れを感じます。

であい橋から見たせせらぎ公園駐車場です。 平日午前10時過ぎの様子。

であい橋を渡って2分後、急に橋が混雑してきました。 外国人観光客の団体が到着したようです。

総合案内であいの館

白川村(大野郡)

「総合案内であいの館」を   >

総合案内であいの館へ寄ってみます。

であいの館内部です。特に誰とも出会いませんでした。

外国語の観光マップがありました。バスターミナルにあったものと同じもののようです。

野外博物館 合掌造り民家園

白川村(大野郡)

「野外博物館 合掌造り民家園」を   >

合掌造り民家園の入口です。

合掌造り民家園には入館料600円がかかりますが、入口付近には金額の記載が見当たりません。 金額を書いておいた方が親切な気がするのですが。

川沿いを歩き、であい橋まで戻ります。 川といっても、水はほとんど流れておらず、川底の石が見えています。 であい橋の西側(であいの館、民家園側)滞在時間は15分程でした。

白川八幡神社

白川村(大野郡)

「白川八幡神社」を   >

であい橋から4分、白川八幡神社へ着きました。

大きな木がまっすぐ伸びて、きれいです。 外国人観光客が手水舎からなかなか離れませんでしたので、そのまま写真を撮りました。

明善寺鐘楼門

白川村(大野郡)

「明善寺鐘楼門」を   >

明善寺です。茅葺きの鐘楼門が見事です。

休憩所「ゆるり」です。

「ゆるり」の中は誰もいませんでした。

「ゆるり」に観光の資料が少しだけありました。

軽食いっぷくちなの前に、撮影スポットがありました。

かかしがたくさん。外国人観光客が、かかしと並んで写真を撮るために並んでいました。

長瀬家です。この日は水曜日で神田家が休館日だったので、和田家か長瀬家のどちらかに入りたいと思っていました。 事前に調べたところによると、和田家は2階まで見学でき、長瀬家は4階まで見学できるようです。 見学するなら長瀬家かな…と思っていたのですが、この時点で11:00。白川郷に到着してから1時間以上経ってしまいました。 混む前にランチを済ませたいので、お昼ご飯を食べることにしました。

遊歩道を通り、バスターミナル方面へ向かいます。

バスターミナル近くの「いろり」へ入店。 実は、その隣の「白水園」へ先に行ったのですが、「団体様等準備のため12時頃からの営業を予定」と貼り紙があったので、「いろり」に決めました。

11:15頃で、店内は4割程の客の入りです。

飛騨牛朴葉みそ焼定食(1620円)を注文。 手頃な値段で飛騨牛を食べたかった私にちょうどよいメニューです。

5分程で食事が出てきました。早かったです。(でも、私より後に注文した人は、食事が来るまで10分以上かかっていたように思います。) 飛騨牛は3切れでした。 ご飯の量が女性には多いかな?と思ったのですが、テーブル上にあったわさびふりかけをかけて食べたらペロリと完食できました。全部おいしかったです。 ちなみに、11時半近くになると、外では待ちの列ができていました。

店を出て1分のところに、展望台行きシャトルバス乗り場がありました。 シャトルバスは毎時00,20,40の20分毎に出発します。 11:55時点で、20人程並んでいます。 私も列に並び、12時発の便にギリギリで乗ることができました(補助席も使って満席でした)。 料金は片道200円です。 (この写真は誰も並んでいないときに撮影したものです。)

シャトルバスの乗車時間は5分程で、展望台に到着です。 運転手さんが車内アナウンスで「展望台は建物の裏側です」と教えてくれました。

展望台は人だかりです。

展望台からの景色。雨でもきれいな景色が見えました。 ちなみに、白川村役場ホームページで白川郷ライブカメラが公開されていて、荻町城跡展望台から撮影された映像を見ることができます。 旅行への出発前に、積雪の有無をライブカメラで確認させてもらいました。

展望台の足元は岩でゴツゴツしていますので気を付けてください。 外国人観光客ばかりでしたが、皆さん押し合うこともなく、譲り合って写真を撮っていました。 それと、皆さんの服装についてですが、12月下旬、厚手のコートとパンツスタイルは必須のようですね。

向こう側にも人だかりができているので行ってみます。

木が邪魔ですが、こちらからの眺めもいい感じです。

更に奥にも行けそうです。 誰も行っている人はいませんが、行ってみます。

荻町城跡

白川村(大野郡)

「荻町城跡」を   >

「荻町城跡」です。

撮影に良さそうな場所もありました。

「国道156号へ下る山道です」という看板が出ていましたが、冬期のためか立入禁止でした。

もう一度展望台へ戻ると、誰もいませんでした。 シャトルバス発着のタイミングで混んだり空いたりすることがわかりました。

お土産売場があったので、店内をさらっと見ました。

軽食売場もありました。

シャトルバスは20分毎なので、12:40のバスで帰ろうと思いバス乗り場に行ったら、 展望台発のバスは毎時10,30,50の発車でした。 12:30のバスが行ったばかりなので、次のバスは12:50です。

時間つぶしのためトイレに寄りました。 結構きれいで、明るかったです。

12:50のバスに乗りました。 時間を持て余してしまったので、シャトルバス利用の場合は、乗車から30分後のバスがお勧めです。(往路12:00のバス→12:05頃到着→25分観光→復路12:30のバス)

和田家

白川村(大野郡)

「和田家」を   >

13時前、和田家に到着。長瀬家と迷いましたが、和田家は国指定重要文化財だし、帰りの高速バスが出るバスターミナルも近いし…ということで、和田家への入館を決めました。300円払って入館します。

靴を脱いで上がります。 足が冷えそうで心配しましたが、ちゃんとスリッパがありました。

1階は資料コーナーと、和田家所蔵の漆器類が展示されています。

2階へ上る階段は急です。「下り優先」「スリッパは手に持ってください」という注意が書かれていました。年配の方が、恐る恐る下りていました。

2階は養蚕業についての展示がありましたが、薄暗くてよく読めませんでした。

2階の床には所々歩いてはいけない箇所があります。透けて1階が見えます。

ハシゴを上って、屋根裏を見ることができます。

屋根裏はこんな感じです。

窓に「開けたら閉めてください」と書かれていたので開けてみると、よい景色でした。 和田家の所要時間は15分程でした。 ちょっと物足りなくて、長瀬家にすればよかったかなとも思いましたが、長瀬家だったらきっと、急な階段で4階まで上るのですよね…。

和田家を出た時点で、13:15。金沢へ戻る高速バスは13:50発。 高速バスに乗り遅れるのが怖いので、土産物屋を見ながらバスターミナルへ戻ることにしました。

13:25バスターミナルに戻ってきました。 白川郷に到着したのが9:50だったので、観光所要時間は3時間35分。 待合室は相変わらず混雑しており、イスもすべてふさがっていて、座って待つことができませんでした。 時刻表などを見て時間をつぶしました

コインロッカーです。小(上段)は500円、大(下段)は1000円でした。 「ロッカーがすべて使用していた場合は、ここで荷物をお預かりします」と書かれた写真と矢印がありましたが、「ここ」がどこのことだか理解できませんでした。

13:50発車のバスで、金沢駅へは予定より少し早めの15:00に到着しました。 滞在時間3時間45分(白川郷着10:05、白川郷発13:50)の予定で高速バスを予約しましたが、時間に追われることなく自分のペースで観光できたと思います。

世界遺産白川郷合掌造り集落

白川村(大野郡)

「世界遺産白川郷合掌造り集落」を   >

全体的な感想としては、古い町並みを徒歩でのんびり歩ける良い観光地だと思います。 行って良かったです。 外国人観光客ばかりで日本語があまり聞こえてこないので、時間も国も超えた気分になりました。 高速バスを予約する際、いろいろな方の旅行記やブログを参考にさせていただきました。この旅行記がどなたかのお役に立てれば幸いです。 最後までお読みくださりありがとうございました。

冬の白川郷ひとり旅。金沢から高速バスを利用しました。

1日目の旅ルート

みんなのコメント(0件)

投稿する

投稿に際しては、必ず観光ガイドご利用規約をご確認ください。
皆様がより快適にご利用いただくための「投稿上のルール」や、
投稿内容の利用に関して記載しております。

閉じる

この旅行記は参考になりましたか?参考になった!117

この旅行記をもとに旅の計画をつくる
この旅行記をカスタマイズして、あなたの旅の計画を作りましょう

こりんごさんの他の旅行記

(C) Recruit Co., Ltd.