纏さんの岐阜県〜滋賀県の旅行記

中山道と岐阜の旅(醒ヶ井宿〜垂井宿〜岐阜)
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- 1人
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- 芸術・文化
- 史跡・歴史
- 自然
<1日目>米原駅、JR東海道本線・大垣行(G9:56発)→醒ヶ井駅(10:01着)徒歩→醒ヶ井宿資料館→西行水→醒ヶ井宿問屋場→醒ヶ井宿本陣跡→腰掛石→居醒の清水→「伊吹山」→北畠具行卿の墓→柏原一里塚跡→柏原宿歴史館→柏原宿東見附跡→照手姫笠懸地蔵尊→今須宿の常夜灯→問屋場跡→今須宿 本陣跡→今須一里塚跡→常盤御前の墓→鶯の滝→不破の関跡→関ヶ原宿脇本陣跡→旧中山道松並木→垂井一里塚→垂井宿 西見附跡→垂井の泉→垂井駅、JR東海道本線・大垣行(16:57発)→大垣駅(17:05着)JR東海道本線特別快速・豊橋行(D17:11発)→岐阜駅(17:22着)<買い物>岐阜バス、JR岐阜→長良橋、徒歩→ホテルパーク(18:15着)<2日目>ホテルパーク(8:20出発)徒歩→ポケットパーク「名水」(芭蕉句碑)→神明神社(芭蕉句碑)→崇福寺→川原町の古い町並み→岐阜公園三重塔(芭蕉句碑)→千畳敷遺跡(信長居館跡)→ぎふ金華山ロープウェイ→芭蕉句碑(左手)岐阜城→岐阜市歴史博物館→妙照寺(芭蕉句碑)→伊奈波神社(芭蕉句碑)岐阜バス、伊奈波通り→JR岐阜駅、JR東海道本線快速・大垣行(13:49発)→大垣駅(14:02着)JR東海道本線・米原行(A14:10発)米原駅(14:45着) <経費>●交通費内訳:JR乗車券(米原〜醒ヶ井200円)(垂井〜岐阜410円)(岐阜〜米原840円)岐阜バス運賃(JR岐阜〜長良橋210円)(伊奈波通り〜JR岐阜駅210円)ぎふ金華山ロープウェイ(往復1,080円)交通費計:2,950円 ●経費内訳:醒ヶ井宿資料館200円、醒ヶ井宿問屋場200円、柏原宿歴史館300円、崇福寺200円、岐阜市歴史博物館300円、岐阜城200円。宿泊費16,200円、入湯税150円 経費計:17,750円 ●合計:20,700円

纏さん 男性 / 40代
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- 1日目2019年2月22日(金)
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10:00-11:00
今回の旅の起点、醒ヶ井駅より出発。
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10:00-11:00
西行水
西行法師の伝説が残る醒ヶ井宿の西行水(泡子塚)。以下案内文より「東国への旅の途中に西行法師が、ここにあった茶店に立ち寄ってお茶を飲み、(法師が茶店を立ち去った後)法師が飲み残したお茶の泡を飲んだ茶店の娘が不思議なことに懐妊し、男の子を出産。帰路にこの話を聞いた西行が「もしわが子なら元の泡に返れ」と念じると、子はたちまち消えて元の泡になった。これを見た西行法師はここに五輪塔を建て、「泡子墓 一煎一服一期終 即今端的雲脚泡」と記したという。」不思議なこともあるものです。
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10:00-11:00
日本武尊の伝説が残る清水。昔、伊吹山の山の神退治に向かった日本武尊は、山の神を侮って「草薙の剣」を持たずにむかう。途中、大蛇(古事記では白猪)に出くわしたが、これは山の神の使いが化けたものだと思い、真剣には相手にしなかった。ところが、大蛇(白猪)は山の神自身が化けたもので、このとき、山の神が降らせた大氷雨と霧に巻かれて体を壊してしまう。日本武尊はやっとのことで伊吹山から下山して醒井にたどりつき、この清水を飲んだという(古事記では体を清水で冷やしたとある)。すると、不思議なことに目が醒めて体の具合がよくなり、その後、尾張のほうへ旅立つことができたといわれている。
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10:00-11:00
加茂神社から見た、醒ヶ井宿の街並み。
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11:00-12:00
柏原宿の手前に北畠具行卿のお墓への入口がある。迷ったが標識に0.4kmとあるので行くことに。
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11:00-12:00
中山道を外れ、山道を10分程進むと鎌倉時代末期の公卿、北畠具行の宝篋印塔がある。「元弘の乱」に敗れ、鎌倉への護送中に幕命により処刑された。幕府より護送を命じられた近江守護の京極道誉はその人柄を惜しんで幕府に助命嘆願を行ったが聞き入れられず斬首されたという。北方謙三の北畠顕家を描いた小説「破軍の星」にちょっとだけ出てくる。
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12:00-13:00
柏原宿のちょうど真ん中ぐらいにある。大正時代に建てられた母屋の佇まいがとても良いが展示物はあまり・・・。併設の喫茶店で食事も出来ます。
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12:00-13:00
柏原宿の街並み。盛時には「百人一首」にもとられた藤原実方の「かくとだに えやはいぶきのさしも草 さしも知らじな燃ゆる思ひを」でも詠われた、伊吹山のもぐさが名物。
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13:00-14:00
柏原宿の外れに「小栗判官」伝承ゆかりの「照手姫笠掛地蔵」がある。篤志家が堂内に中山道の案内をおいてくれている。
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13:00-14:00
寝物語の里
かつて近江国と美濃国の国境がこの地にあり、それが細い溝であった為、溝を挟んで建つ両国の旅籠から、壁越しに他国の人と寝ながら話しが出来たゆえ、寝物語の里と呼ばれたとか。
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13:00-14:00
今須宿の常夜燈。昔、荷物を無くした人が、金比羅様に願を懸けたら荷物が出て来たので、お礼に建立した。
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14:00-15:00
伝「常盤御前の墓」今須宿と関ケ原宿の間にある。伝説では東北に走った息子の牛若(源義経)を乳母と追って来てこの地で土賊に殺されたという伝説がある。
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14:00-15:00
歌枕でもあるが、延暦八年(七八九)に廃止された後の、廃屋となった関屋の荒涼とした情景がよく詠まれた。「人住まぬ 不破の関屋の板廂 荒れにし後は ただ秋の風」(新古今和歌集・藤原良経)近くに資料館もあるが、現地同様あまり目を引くものはない。
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15:00-16:00
関ケ原宿の脇本陣跡。関ケ原宿は昔の面影が本当に何も残っていない。道も車が脇をビュンビュン通るので歩きにくい。
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15:00-16:00
「旧中山道の松並木」江戸時代には街道沿いに松・杉・楓等が植えられ、旅人に木陰を提供していたという。
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15:00-16:00
南側の一基がほぼ完全に残っている。すぐ隣に明治時代、今須宿と関ケ原宿の間にある「常盤御前の墓」のそばにあった「秋風庵」を移築した休憩所「日守お茶所」がある。
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16:00-17:00
垂井の泉
垂井の地名の起源ともされる泉。松尾芭蕉も立ち寄り「葱白く 洗ひあげたる 寒さかな」の句を残している。今でもきれいな水が滾々と湧き出ている。
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16:00-17:00
垂井駅よりJRで岐阜駅へ。本当は赤坂宿まで行くつもりだったが、前日の悪い酒で朝出遅れた事もあり、時間的に断念。
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18:00-19:00
長良橋から見た日の入り直後の長良川。右側が金華山。
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18:00-19:00
長良川を挟んで両側に宿泊施設が並ぶ。温泉は鉄分を多く含んでいるので、赤い濁り湯になっている。金華山の麓の「ホテルパーク」に宿泊したが、山側の部屋からは金華山と岐阜城が見え、眺めが良い。あと、夕食の給仕は世界最速レベルでした。
- 2日目2019年2月23日(土)
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08:00-09:00
信長公のゆかりの品や書、岐阜市重要文化財である「非情成仏絵巻」などを展示している。境内には信長公・信忠公の親子廟・位牌所がある。
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10:00-11:00
発掘調査の成果が案内板で紹介されている。当時の建物は何も残っていないが、発掘調査を進めて再現されたら面白い。出土品は近くの歴史博物館で展示されている。
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10:00-11:00
3層4階の天守閣は昭和の再建で内部は資料展示室になっている。最上階の展望台からの景色がとてもよく、西には伊吹山も見える。
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11:00-12:00
岐阜市の歴史と伝統工芸を紹介する博物館。岐阜城のある金華山の麓にあるので、信長公に関する事物が多いかと期待したがそうでもない。どちらかといえば、子供向けな感じ。
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12:00-13:00
日蓮宗の寺院。松尾芭蕉が約一ヶ月滞在し、実際使用された庫裏奥の十二畳座敷「芭蕉の間」が現存している。芭蕉の句碑「やどりせむ あかざの杖に なる日まて」もある。
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12:00-13:00
五十瓊敷入彦命(いにしきいりひこのみこと)を祀る、1900年以上の歴史を持つ古社。神門前の石柵に小さな逆さ狛犬がいて、撫でると金運上昇の御利益があるとか。
中山道と岐阜の旅(醒ヶ井宿〜垂井宿〜岐阜)
1日目の旅ルート
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