Toyさんの滋賀県〜京都府の旅行記

卒業式と京都観光
- 1日目2019年3月20日(水)
-
08:00-09:00
夜中に日光の自宅を出発して、大津のサービスエリアに着いたのが 8:00。いい天気。琵琶湖を眺めながら朝食をとり、スーツに着替え、息子と待ち合わせをしている円町へ。
-
14:00-16:00
式が終わり、息子には「仁和寺見てくるね〜」と メッセージ を入れて、のんびりと歩き出す。龍安寺は 二度ほど歩いていたのに、修復工事をしていた仁和寺は、なんとく歩く機会をもてずにいて、徒然草の話をしながら境内へと入っていくと、中門の先左手には開花前の御室桜と修復中の観音堂があり、右手には五重塔がある。 金堂、経蔵、御影堂と見てまわり、再び中門を抜けて本坊表門から宸殿へと入っていく。
-
14:00-16:00
白書院には早咲きの桜が生けられていて、南庭に設けられた板張りの舞台で写真を撮ったりして、
-
14:00-16:00
北庭の先の五重塔の眺めに京都らしさを感じながら、開花予告のパンフレットを見ると、「御室桜もみてみたいし、お隣の龍安寺の桜もみてみたい」と、そんな話をしながら一旦キャンパスへと戻る。
-
19:00-21:00
仁和寺からキャンパスに戻り、息子と合流して、予約しておいたリーガロイヤルホテルに一旦チェックインして、息子はそのまま仲間とのころへと行ってしまい、残された三人で、夕食は京都駅前にあるお気に入りの「どんぐり」へ。生中で乾杯して、フワッとしたお好み焼きがうまい!
- 2日目2019年3月21日(木)
-
10:00-12:00
リーガロイヤルの朝食は、メニューが豊富で質が高い。のんびりと過ごして、満腹になり、最初に向かったのは法観寺。
-
10:00-12:00
清水寺から法観寺の周辺一帯は、観光開発が進んでいて、石畳の通りには京町屋を改装したレストラン、カフェ、土産屋、旅館などが並び、歩いているだけでも観光気分が盛り上がる。
-
10:00-12:00
写真を撮りながら二寧坂の方へと向かい、振り返るとなんとも京都らしい眺め! 何度も京都に訪れているのに、初めての眺めで、まだまだ訪ねていない場所もたくさんある。季節ごとに訪ねてみたい場所もあり、京都の観光は奥が深い。
-
10:00-12:00
目の前で焼いてくれる「きんつば」を食べ歩きしながら、二寧坂からねねの道の方へと歩いてみる。
-
10:00-12:00
ねねの道のその先には維新の道もあったりして、観光の目的というか視点は、人それぞれなのかなと思いながら、 高台寺の前で、アイスクリームを買う家内を待っているときに、ひっそりとした佇まいの細い路地に気付く。 見るからに袋小路なのかなと思えば「石塀小路」とあり、グーグルで確認すると、建仁寺方面へと抜けられることがわかり、一度気になると歩かずにはいられない。 吸い込まれるように入っていくと、京町屋を改装したレストラン、カフェや、古い建物そのままの旅館などがある。
-
13:00-14:00
法観寺から、次に向かったのは東福寺。「最後が東福寺って、いい選択だと思う」という話になり、京都で暮らしていた息子は「見応えがあると思うよ」と言う。 境内に入り三門の横が駐車場となっていて、最初から「すごいね〜」と言いながら、本堂へ。
-
本堂を見上げ「大きいね〜」と言いながら、国指定名勝の本坊庭園へと入っていく。
-
方丈の前には「南庭」があり、東に仙人の住む島に見立てた巨石が配され、西には京都五山になぞらえた苔山がある。そして、「東庭」は少し小さなスペースで、北斗七星を表す石が埋め込まれている。
-
「西庭」には、さつきの刈り込みが大胆に配置され、北庭と比して「大市松模様の庭」とも呼ばれている。そして、「北庭」は有名な市松模様の庭。「小市松模様の庭」とも呼ばれる斬新な意匠となっている。
-
本坊庭園からは、開山堂へと渡る通天橋へ。「通天橋ってどんな意味なのかな」と話をしながら、調べてみると、通天橋は僧が谷を渡る苦労をなくすために架けられたものらしく、天にも通じるように高くそびえることから名付けられたのだそう。
-
葉が開く新緑前であっても、紅葉がどんな眺めになるのかは容易に想像することができる。
-
東福寺は、京都五山第四位であり、応仁の乱の戦火を逃れ歴史的建造物が数多く残っているらしい。遊興の場にならないために桜の木がほとんどないらしく、桜の木を切ったのは画僧・吉山明兆が将軍足利義持に望んだことなのだそう。洗玉澗という渓谷には三ノ橋川が流れていて、「通天橋」「臥雲橋」「偃月橋」の三つの橋がかけられている。「通天橋」は方丈と開山堂をつなぐ橋で、「臥雲峡」は北門から東福寺を訪ねた時に通る橋。「偃月橋」は三世住職の庵「龍吟庵」へ行く時に渡る橋で、今回歩くことはできなかった「偃月橋」は、江戸幕府が成立したころの 1603年に再建されたもので、国の重要文化財に指定され、日本百名橋にも選ばれていて、秀吉の正室である北政所・ねねが龍吟院にお参りするために架けられたといわれているのだそう。 延べ日数にすると、30日以上の時間を京都で過ごしてきたけれど、まだまだ訪ねていない場所があり、例えば東福寺一つをとっても、新緑、初夏、紅葉、雪景色に溶け込む橋の眺めと、季節ごとの素晴らしさを感じることができる筈で、そう考えると「京都は奥の深い場所なんだな〜」とあらためて感じるし、息子が卒業してしまうことで、「京都を訪ねることもこれが最後なのかな〜」と、いろいろなことを考え、感じる旅行となりました。
卒業式と京都観光
1日目の旅ルート
Toyさんの他の旅行記
-
2020/2/11(火) 〜 2020/2/12(水)
- 家族(子連れ)
- 3人〜5人
1/15 が入籍記念日で、今年は銀婚式にあたることから、温泉旅行でもと思い伊豆の温泉旅館を予約したけれ...
1179 3 0 -
2020/1/5(日)
- 家族(子連れ)
- 3人〜5人
宮古島最終日、南端の『東平安名崎』へと向かい、三大大橋の『来間大橋』を渡り、白い砂浜の『与那覇前...
534 1 0 -
2020/1/4(土)
- 家族(子連れ)
- 3人〜5人
『八重干瀬』のシュノーケリングツアーから一旦ショップへと戻り、休憩後に『青の洞窟』へ。一通りのツ...
1131 1 0 -
2020/1/4(土)
- 家族(子連れ)
- 3人〜5人
ホテルでしっかりと朝食をとり、伊良部大橋を渡り、ショップに 9:30 に集合して、八重干瀬へのシュノー...
851 2 0
みんなのコメント(0件)
投稿する
投稿に際しては、必ず観光ガイドご利用規約をご確認ください。
閉じる皆様がより快適にご利用いただくための「投稿上のルール」や、
投稿内容の利用に関して記載しております。
さらに表示する