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とらねこさんの旅行記

興福寺国宝特別公開2019と東大寺・新薬師寺・他の参拝

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興福寺の秋季特別公開が有ることを知り、興福寺と東大寺、新薬師寺を主に仏像拝観をメインに参拝いたしました。

神社ツウ とらねこさん 男性 / 60代

1日目2019年10月19日(土)

興福寺、東大寺等の有名な寺院が比較的密集していますので、車は元興寺の近くの駐車場に停めて徒歩で巡ります。

町の中に見えるのは興福寺の五重塔。

駐車場から5分程度で興福寺に到着。

今日のメインがこちらです。 南円堂と北円堂の特別公開。 併せて東金堂参拝と興福寺国宝館の見学も。

境内に入ると右手に聳える五重塔。

境内中央には、2018年10月7日の落慶法要がテレビのニュースでも報道された中金堂。

国内最大の木造八角円堂の南園堂。

南円堂の特別拝観料を支払い、こちらで御朱印を頂きます。

南円堂は西国三十三所観音霊場第九番札所になっていますので西国の御朱印を 頂きました。

南円堂から見える五重塔。

南円堂には運慶の父である康慶が、弟子たちと制作した国宝の木造不空羂索観音座像が 安置されています。他にも国宝の四天王立像など。

一言観音堂。

一言観音堂の御朱印。

もう一つの特別公開の北円堂。 運慶が中心となって制作した国宝の木造弥勒如来坐像などが安置されています。 国宝の四天王像は南円堂の四天王像と顔つきが異なります。

北円堂の御朱印。

昨年、301年ぶりに再建された中金堂。 放火や火災などでなんと7回消失している!!

中金堂の中央に安置された木造釈迦如来坐像。 脇侍には国宝の木造薬王・薬上菩薩立像が立ち、さらに周囲を国宝の四天王立像などが 立ち並びます。壮観!!

中金堂から見た南円堂。

こちらは東金堂と五重塔。 入場料を払わないとこれらのアングルで他の伽藍を見ることは出来ません。

中金堂の御朱印。

中金堂入り口の勧進所で頂いた御朱印ですが、なんなのか分かりません(汗)

国宝館に収められている木造千手観音菩薩での御朱印。

北園堂、三重塔、五重塔らと同じく国宝の東金堂。

東金堂と五重塔。

東金堂入り口には人懐っこい鹿。

東金堂では、中央に銅造薬師如来座像が安置され、脇侍の日光・月光菩薩立像。 その両側に国宝の四天王立像。そして薬師如来の守護神である国宝の木造十二神将立像が立ち並びます。 こちらも凄い迫力で壮観!!

東金堂の御朱印。

興福寺国宝館。 こちらには国宝が数えきれないくらい!! 教科書などに出てくる国宝の阿修羅像を拝見することが出来ました!!!

いたるところにいる鹿に別れを告げ東大寺に向かいます。

少々迷いながらも東大寺南大門に到着。

1203年に竣工した入母屋造、五間三戸二重門は国内最大の山門!!

奈良のシンボル鹿と南大門と露店。

運慶作の国宝 吽形の金剛力士像。

反対側は阿形の金剛力士像。

建立から800年。元々は色鮮やかだったのでしょう。

正面は中門。 その向こうに大仏殿は有ります。

中門からは入る事ができません。 隙間からは大仏殿が見えます。

回廊の角が入り口。

大仏殿 正式には東大寺金堂。 正面57.5m、奥行50.5m、高さ49.m。 大仏殿は大きい!!

これでも幅は創建当時(86m)の2/3というから元々はとてつもない大きさ!

大仏殿も元々は赤か朱色などの色で彩色されていたのでしょうか。

大仏殿の中央に安置されてる盧遮那大仏。

盧遮那仏の手前に展示されているこれは蓮華座の蓮の花びら。 仏様、菩薩様など細かく描かれています。

大仏殿の屋根の上に飾られているもの。 薬師寺の金堂にも同じものが飾られていました。

高さ15mの盧遮那大仏。 大仏殿の造作と比較してもその大きさが分かります。

右脇侍の虚空蔵菩薩。

盧舎那大仏を横から拝見したところ。

四天王の一人、広目天。

盧遮那大仏を裏から。 光背には裏面も綺麗に金箔が貼られています。

四天王の一人、多聞天。 持国天と増長天がいらっしゃらないのは何故?

多聞天像の足元では「柱の穴くぐり」 穴をくぐり抜けられると「無病息災」「祈願成就」のご利益があると 言われてる。 こちらのおじさん、相当苦労していました。

左脇侍の如意輪観音。

右手は施無畏印、左手は与願印。

大仏殿の御朱印。

大仏殿から続く回廊。 赤い布をまとった仏像はびんずる尊者。自分の体の悪いところを撫で、びんずる尊者 の同じところを撫でると治る、という。

青空と大仏殿。

「鐘楼の丘」に向かう途中こんな看板を見つけました。

「鐘楼の丘」の国宝の鐘楼堂。 かなり大きいとは思いましたが重量は26トン!

重要文化財の念仏堂。 堂内には重要文化財の地蔵菩薩像が安置されている。

念仏堂のご本尊での御朱印。

俊乗堂 東大寺復興に尽力した俊乗房重源上人の像(国宝)や、阿弥陀如来像(重文)などが 安置されてる。いずれも仏師快慶の作。今回は公開されておらず拝観出来ず。

俊乗堂の御朱印。

行基菩薩像が安置されている行基堂。

行基堂の御朱印。

上院エリアに向かう途中。

二月堂、三月堂(法華堂)など上院エリアにある四月堂。

四月堂の本尊、十一面観音での御朱印。

国宝の二月堂。

石段を登りると手水舎と二月堂の入り口。

旧暦の2月に「お水取り」が行われることからこの名。

京都の清水寺のような、かけ造りのような作りです。

本尊の大観音、小観音ゆえの御朱印のようです。

国宝の四月堂(法華堂)は東大寺のなかで最も古い伽藍。 堂内には不空羂索観音菩薩像を中心に、前方に阿形と吽形の金剛力士像。 脇侍に帝釈天と梵天。四方には四天王と、壮観に立ち並びます。必見です。

三月堂の御朱印。 ご本尊の「不空羂索観音」と、書かれている?

東大寺四月堂から歩くこと10分。春日大社にほぼ到着!

春日大社の境内内にある水谷九社の一つ。

水谷九社巡りなどの境内社(?)などがある参道を御本殿に向かいます。

こちらにはまだ若そうな鹿。

回廊と幣殿の間の通路には灯篭。

奈良だけに絵馬の形は鹿。

南門

ちょうどこの日は、特別参拝があり御本殿まで行くことができました。

御本殿では婚礼の儀式が行われています。

一応、通常は見ることが出来ないアングルです。

春日大社の御朱印。

新薬師寺に到着。

薬師寺と名がつくけどあの薬師寺とは全く関係が有りません。

鐘楼堂。

本堂。 鎌倉時代より前の時代には広い境内に多数の伽藍などがあるもっと規模の大きい寺院で あったそうですが台風や火災などで消滅。

国宝の薬師如来と薬師如来を守護する十二神将が安置されている。 十二神将は十二支に相当するようです。

池のむこうには香薬師堂。

香薬師堂

新薬師寺のご本尊での御朱印。

駐車場の近くの元興寺まで戻ってきました。 近場を巡ったとはいえここまでで約14kmも歩きました!

元興寺の山門。

本堂 日本最初の本格伽藍である法興寺が平城遷都に伴い移転されたのがこちら元興寺。

本堂、他伽藍の屋根の一部の瓦は色合い作りが他とは変わっています。 この部分は日本最初の「瓦」とのこと。

元興寺の御朱印。 行程最後の参拝地であり突然の雨で御朱印長を受け取り忘れて帰ってきてしまいましたが、メールとTELにて連絡をとり、元興寺副住職様が送ってくださいました。 本当に有難うございました。

興福寺国宝特別公開2019と東大寺・新薬師寺・他の参拝

1日目の旅ルート

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