hijikigokeさんの長野県の旅行記

信州温泉めぐり 伝統建築の文化財宿と共同浴場を堪能したよ
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いちおう自称温泉ファンではあるものの、地元以外の温泉地にはあまり足を運んでおりませんでしたので、ふと長野へ旅行を思い立ち、湯質と雰囲気で評価の高い、田沢温泉・別所温泉・霊泉寺温泉の共同湯を巡ってみることにいたしました。

群馬ツウ hijikigokeさん 男性 / 30代
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- 1日目2020年3月4日(水)
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門前にて、うづらもちというお菓子を販売しています。ところで、温泉通のあいだでは、入浴前には甘いものを食べて適度な糖分を補給するというのが隠れた常識と言われています。旅館でお茶菓子が供されるのはそのためなのだそうです。そんなわけで、十個入りを購入し、今回の温泉めぐりの旅の友にします。
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温泉めぐりといいつつ、やはり当地の名所も拝見します。温泉に行くとからだに良いといわれますが、温泉自体の効能はもとより、標高の高い山地に出かけることによる血圧の変化や、転地による療養効果も健康アップの秘訣だということです。のびのびと、きれいな空気を吸うことも大切です。 それにしても、想像以上に広い棚田でした。
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道路に面した鳥居の佇まいと、奥ゆかしそうな名前が気になったので立ち寄りました。 境内に土俵があるので、相撲ができます。勝手にしてよいのかわかりませんが。
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いよいよ最初の目的地に到着です。静かで趣きのある小さめの温泉地ですが、駐車場は手前にも奥にもあちこちにあるのでなんとかなります。お店とかはないですが、階段を上がると薬師堂があり、子どもを抱いたお地蔵さんがいたり、近辺の建物の屋根を眺めることができます。
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ほんとマジ最高でございました。 鄙びた温泉地という表現がぴったりな田沢温泉ですが、この共同浴場だけは、どこからともなくひっきりなしに入浴客が現れます。広すぎず、狭すぎずの湯船に、4〜5人くらい、入れ替わり立ち替わり。駐車場にけっこう車が停まっていたので、多少の混雑は覚悟してましたが、思いのほかゆとりがありました。四十度に満たないぬる湯とのことですが、湯船に注ぐ湯量のせいか、程よくあたたかく、湯に浸かって三十秒で、いっさい身動きしたくなくなります。文字通り、温泉にくるまれます。最高でした。
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文化財に指定されている木造建築のお宿です。事前に電話で確認すれば日帰り入浴もオーケーとのことなので、最初はお邪魔する気でいたのですが、予想以上に有乳湯であたたまってしまったので今回はパスすることに。 田沢温泉は本当に気に入ったので、次の機会は必ず泊まってみようと思いました。
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続いて別所温泉へ。着いてから知りましたが、中心部の観光駐車場はどうやら有料らしい。先に旅館に車を停めさせてもらい、ぶらぶらすることにしました。温泉街のスポットは、安楽寺も北向観音も外湯も、徒歩でじゅうぶんまわれる距離にあります。
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独特な雰囲気の建物が連なるように配置されています。訪問時はわりと静かでしたが、駐車場が有料だということは、時期によっては賑やかになるのでしょうか。
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これぞ共同浴場という昔懐かしの銭湯スタイル。シャワーはありません。洗い場の壁にある赤いボタンをプッシュすると、蛇口から温泉がブフォッと出るので、それをケロリン桶に溜めて使います。やさしい肌触りの湯ですが、飲むとしっかり温泉成分の味がします。湯上がり後もしっかりと温泉のいい香りがついたようでした。
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これまた静けさが漂います。駐車場はなんと無料のようです。てか、ここが別所の主要観光スポットじゃなかったっけ、と思ったけどお客さんは誰もいません。でも、禅寺らしい気品が感じられるいい場所でした。
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安楽寺は途中まで無料で入れますが、三重塔に続くエリアは有料となります。300円。でも雰囲気がいいので是非お進み下さい。階段が多いですが、下から見上げると、ひょこっと顔を覗かせる三重塔が粋です。
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文化財のお宿です。歴史のある建物ですが、モダンな雰囲気でまったく古さを感じさせません。お風呂は露天がひとつと男女入れ替えの内湯大浴場がふたつ。そのうち大理石風呂は湯船がみっつあるので、館内のお風呂めぐりが存分に楽しめます。 別所温泉の泉質は硫黄泉で、一般に硫黄泉というと湯あたりしやすい特徴があるので入り過ぎには注意が必要ですが、ここのお湯はやさしく、何回入っても疲れません。飲泉も可能で、さほど硫黄臭さはせず、美味しく飲めます。それでも入りすぎ、飲みすぎは注意ですが。
- 2日目2020年3月5日(木)
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翌日は知る人ぞ知る名湯、霊泉寺温泉へ。 もちろん昔ながらの共同浴場。お寺がある温泉入口に車を停め、こじんまりした温泉宿がならぶ生活道路を進んだ先に、簡素な共同湯の建物があります。温泉自体も見た目からして無臭無色でシンプル。湯口も壁から突き出たパイプ管で、なんともそっけない。浴槽はやや広めで、ほかに幾人か入浴者がいても、ちゃんと足を伸ばせるくらいあるのはうれしい。浸かっていても特に特徴のないあっさりした温泉という印象だけれども、湯上がり後はさっぱり感が強く、旅の最後の仕上げ湯にぴったりなお湯でした。
信州温泉めぐり 伝統建築の文化財宿と共同浴場を堪能したよ
1日目の旅ルート
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