yosshyさんの北海道〜山形県の旅行記

2020年9月もとことん車で北海道内旅行 2泊3日で知床まで行く少しハードな旅
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2020年後半に入っても新型コロナウイルスの脅威が収まらない日本。 我々、北海道民は道外に旅行するためには、公共交通機関に長時間乗らなければならず、ぼくら夫婦としては感染が怖くてまだ踏み切れないでいます。 一方で旅行はしたいので、この状況が収まるまでは、自分の車で行ける道内旅行で旅気分を味わうことに決めています。 この9月には、久々に3日連続で休みが取れたので、けっこう勇気を振り絞って2泊旅行することにしましたが、せっかく2泊するので、移動距離的にはちょっと無理矢理な感はしたものの、知床まで足を伸ばしてみることに。 ついでに予算にも余裕があるので、少しお高めの宿を選んでみたりもしました。 それから、当然のことながら、新型コロナ対策には常に気を配っていきましたよ。
北海道ツウ yosshyさん 男性 / 50代
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- 1日目2020年9月18日(金)
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09:00-10:00
土砂降り
で、旅行はスタートしたわけですが、いきなりこの状態。土砂降りです。天気予報によると日中はほぼこの状態らしいです…。 この日は、お天気に左右される野外の絶景スポットを多く予定に入れてましたが、ほぼ全てダメなことが確定で、この時点でかなりテンション下がりながらの運転になってます。ガッカリ…。
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10:00-11:00
朝から、土砂降りの雨の中、高速道路と建物がほとんどない山間の道をぶっ続けで運転すること2時間半以上。ようやく市街地に辿り着きました。弟子屈市街です。雨は降り止みません。 雨の中、運転しっぱなし。しかも、今日はほぼ終日の雨降り確定で、相当に気が滅入ってます。 そんな気分を吹き飛ばすという訳ではありませんが、疲労を抜くためにも、この辺りではけっこう美味しいと評判のアイスのお店でエネルギーをチャージします。 で、そのお店「摩周湖のあいす」さんですが、外は土砂降り、店内も暗い上にガランとしてて殺風景。ジェラートのディスプレイにも可愛らしさも工夫もなく、店員さんまであんまり愛想がありません。
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10:00-11:00
正直、なかなかテンションが上がりませんでしたが、ベルギーチョコとクリームチーズのダブルをいただきました。 食レポしますと、ベルギーチョコは一番大事なチョコの濃厚さがなくて残念。 クリームチーズも濃厚さが足りないのですが、ほのかにチーズの味が感じられてまあまあ。総合すると、ふつ〜です。このレベルの味で評判になるものなのかなあ? が、不思議なものです。甘いものを食べると元気が出るものですねえ。これで次に行けます。
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11:00-12:00
運転し通しで疲れた体に糖分を取り込んで回復したら、すかさずお昼にしましょう。(変ですか?) 選んだのは、札幌や新千歳空港にも出店している、北海道内では屈指の有名ラーメン店の「弟子屈」さんの総本店です。 けっこう有名なお店ではあるものの、四連休前の平日の開店直後ですから、まだそんなには混まないと見込んで行ってみましたが、もしすでに行列ができていたら別のお店に行くつもりでした。それがうちの新型コロナ対策ですので。 で、行ってみると開店前に既に入店待ちの車が1台ありましたが、先客1組ですから全然OKで入店。 ですが、入店直後は空いていたのに、その後ドンドンドンドンお客さんがやって来て、15分後にはかなりの入りになっちゃいました。さすがは有名店です(汗)。
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11:00-12:00
そんな状態にややびびりながら食べたのが、お店が人気No1と言う「焼豚味噌」。 けっこう期待しましたが、正直、「この程度?」レベル。 スープのしょっぱさだけが強過ぎて、味噌の風味と言うか深みが足りないですね。札幌の有名店の味噌には及ばないなあと思いました。 自慢のチャーシューも、スープの味の強さに負けてしまって、味を感じられませんでした。 「そんなにお客さんが来る味かなあ?」と思いました。 あ、でも、奥さんが食べた醤油ラーメンはまずまずだったみたいですよ。
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12:00-12:00
弟子屈の有名店のジェラートとラーメンは、正直期待外れでしたが、早めのお昼でお腹を満たしたので、再始動です。 弟子屈からは、知床へのメインルートの国道からは遠回りして、裏摩周展望台を通るルートを通って、この周辺の水絶景を堪能する予定でした…。 摩周湖は「霧の摩周湖」とも呼ばれているので、予定を立ててた時から見られないかも?と思ってましたが、当日は最早どうしようもないレベルの土砂降り。「あ〜あ…」ですよ。 絶対無理だろうと思いながらも展望台の駐車場まで行ってみましたが、ダメなものはダメでしたね。 土砂降りの雨は一向に弱まることなく、車から全く出られないレベルで、泣く泣く展望台を後にしました…。(上は証拠写真)
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12:00-13:00
続いてやってきたのは、清里町が誇る水絶景スポットの「神の子池」。 弟子屈から迂回した理由の本命はこちらだったんです。 池の水の透明度が半端ないというこの奇跡の池を見ようと思ってルートに入れたのですが、ここもやっぱり無理でしたね…。 道道から神の子池に続く道路が砂利道なので、降り続く土砂降りの雨でぐちゃぐちゃの状態ですし、無理して池の駐車場まで行ったとしても、池を見るためにけっこう濡れる覚悟が必要です。 このご時世、濡れて熱でも出てしまったら、ホテルに泊めてもらえなくなってしまうおそれがありますから、勇気ある撤退を決めました。 だって神の子池は逃げないですから。またいつか再訪するチャンスが来ますから。 でも悲しい…。
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13:00-13:00
裏摩周展望台、神の子池と、旅行初日の目玉スポットが立て続けに「ボツ」になってしまい、がっかりして辿り着いた道の駅でトイレ休憩です。 それにしても、オホーツクを旅行すると、至る所でロコソラーレさんを見かけますねえ。ややほっこりして、いいですねえ。
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13:00-14:00
道の駅でトイレ休憩を入れたら、またけっこう走って辿り着いたのは知床半島の付け根辺り。 ここには、半端ない真っ直ぐな道路が伸びていて、天まで続く上り坂のように見えるという、不思議な道があるらしいんですね。 お宿までの道中にそんな場所があるのなら、立ち寄らないわけにはいかないので予定に入れましたが、やはりここもやや残念でした。 土砂降りの雨は弱まったんですが、写真のような様子で、道の先の方が天まで続く感じが弱かったです。(道の先に空がない感じ?) 明日はすっかり晴れる予報が出ていますし、ウトロから元来た道をUターンして網走方面に向かう予定です。 ですので、明日、もう一度ここに来て、スコーンと晴れてこの道が天まで続く様子を見てやればいいんです。 よし、そうしよう!
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14:00-15:00
天に続く道を立ち去り、この日のお宿があるウトロに向かいましたが、ホテルのチェックインの時間まで間があるので、暇つぶしに立ち寄ってみたのがこちらです。 が、ここはぼくらのような「知床を歩かない観光客」がふらっと入るような場所ではなかったようです。 こちらは、知床五湖などをトレッキングする人の拠点となっていて、トレッキング用の装備を貸し出したり、トレッキングに際しての注意点をレクチャーするセンターだったんですね。 歩かないぼくらには場違いだったので、そそくさと立ち去りました。
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15:00-15:00
定番のシカさん
知床自然センターを出て、ホテルにチェックインすべく向かった途中に、やっぱり出てきてくれました。道東の定番のシカさんです。 こちらをじっと見ている一頭は、白い斑点模様が入っていないので、多分まだ子供のシカさんですねえ。かわいいですねえ。
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15:00-17:00
旅行初日は、土砂降りの雨に降られて予定していた観光がほぼ全滅。 けっこう気落ちした状態でようやくたどり着いた今日のお宿は、知床では一番人気の北こぶしさん。 ここは一度は泊まってみたいと思っていたホテルで、予定通りに行かなかった旅行初日のうっぷんを、自慢の料理を堪能して吹っ飛ばせると思ったんですが、すんなりそうはいかなかったです…。 お部屋に入って床に目をやると、髪を留める「ヘアピン」が2本落ちてたんです。 このコロナ禍のご時世、前のお客さんの物だったら相当やばいので、すぐフロントに電話して持って行ってもらいましたが、「ここ、清掃は大丈夫なんだろうか?」とけっこう疑心暗鬼になってしまいました。期待してただけに一層残念感が強かったです。
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17:00-19:00
気を取り直すべく、夕食をいただくことにします。 何せ、料理が自慢の北こぶしさんです。美味しいものが食べられれば、色々あって下がったテンションも上がるかも?です。 で、その自慢の料理はというと、一言「さすが!」 これは本当に美味しかったですよ。 品数も豊富だし、お刺身などの鮮度も良かったし、お肉の柔らかさや味付けもバッチリで、大満足でした。 ぼくは特に「豚のしゃぶしゃぶ」が良かったですねえ。 これでテンションかなり回復しました。
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19:00-19:00
夕食に満足した後は、大浴場に行って温泉を楽しませてもらいましたが、特有の色や臭いもなければ、「ヌルヌル感」とか「スベスベ感」もほとんどない、至って普通のお湯でした。 でも、他のお客さんが夕食を食べている時間に行ったので、空いていて良かったです。
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19:00-23:00
色々あった旅行初日ではありましたが、美味しい夕食と温泉を楽しんで気持ちも持ち直して、あとはお部屋でくつろごうとしたら、洗面所で奥さんがとんでもないものを見つけてしまいました…。 全く使ってないユニットバスの壁に、何と髪の毛が2本張り付いていたんです。 これはもうアウトなので、すぐさまホテルの方を呼んで確認してもらい、清掃と消毒をしてもらいましたが、いいホテルだと思っていただけにガッカリです。 ホテルの対応が早く、丁寧かつ真摯だったのはありがたかったですが、このコロナ禍において、ホテルの一番大事なサービスは清掃だと思うのに、それがお座なりだったわけですから、もはやいいホテルだとは思えません。 ほぼ終日降り続いた土砂降りの雨のせいで、予定がほぼ全滅した上に、期待していたホテルの清掃に重大な問題があって、正直、テンション下がりました。 ホテルの夕食が評判どおりの美味しさだったのが唯一の救いですかね? 色々あってかなり疲れちゃいましたが、明日以降の旅程を楽しむためにも、とにかくゆっくり休むしかないので、とにかく寝ました。 そして、頭を切り替えて残りの旅行を楽しむんです。
- 2日目2020年9月19日(土)
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06:00-06:00
ほぼ一日土砂降り&ホテルの清掃問題で嫌な一日だった昨日。 それとは打って変わって、すっきり晴れ上がった旅行2日目の朝です。 嫌な思いをズルズル引きずってもしょうがないので、美味しい朝食を食べて、気を取り直していきましょう。
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07:00-08:00
料理が自慢の北こぶしさんは、朝食もやっぱり美味しかったです。 道外の旅行では、けっこう無理をしてでも短時間でたくさん名所を回りたいので、美味しい朝食でもけっこう慌ただしく食べてきましたが、今回の旅行はかなり緩やかに日程を組んだので、その美味しい朝食をのんびり楽しみました。 朝食は特にパンが美味しかったです。こちらは確かに料理は美味しいホテルでした。 チェックアウトの時、ホテルの責任者さんが来て、昨日の清掃の問題についてお詫びしてくれました。 ぼくら夫婦としても、気持ちを切り替えて残りの旅行を楽しみたかったので、お詫びを受け入れて、少しはすっきりしてホテルを後にしました。
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08:00-09:00
この日は、知床観光船を予約しているのですが、遊覧船の出航時間は10時30分。 チェックアウトから少し間があるので、前日、ウトロに向かう途中やり過ごした有名スポットに行ってみます。 それが、海沿いの国道っぷちにある百名瀑、オシンコシンの滝です。 この滝、道路っぷちにあるにしては、ものすごい大滝なんですねえ。 土砂降りの昨日だったら暗く沈んで見えたと思いますが、この日は朝日を浴びてキラキラ輝いて美しかったですねえ。 朝の滝を見ると清々しくて、本当に気分がいいですね。
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09:00-10:00
朝一でオシンコシンの滝を見てきても、まだ遊覧船の時間には間があったので、遊覧船乗り場近くの道の駅で時間をつぶしました。 特に何も買ったり飲食したりせず、お邪魔だけしてすみませんでした。
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10:00-12:00
今回の旅行のメインイベントの一つが、この遊覧船に乗ることでした。 船があんまり得意ではない奥さんのために、揺れにくい大型船のオーロラを選択しましたが、岸からけっこう遠くを進むようなので、知床の景観を十分に楽しむことができるのかが不安材料ですが、どんなもんなんでしょうか。 なお今回は、知床半島の半分くらいを見て戻ってくる「カムイワッカの滝コース」1時間半を体験してきます。
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10:00-12:00
「岸から遠くを航行」の不安は、やや杞憂だったかも? オーロラは思ってた以上に海岸近くを航行する箇所もあり、眼前に切り立った崖が良く見えました。 それから、天気が良くて海がきれいで良かったです。海面キラキラです。
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10:00-12:00
それにしても、知床の海岸は切り立った崖になっているものの、奇岩・奇勝が意外に少なくて、割と平板な眺めが多かったですねえ。 ひょっとすると、知床半島全景を見られるコースだったら、もっと変わった景色が見られたのかもしれませんね。 次に知床に来る機会があったら、ロングコースも体験してみようか?とも思いました。
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10:00-12:00
こちらが、1時間半コースの折り返し地点にして、クライマックス(?)のカムイワッカの滝です。 この滝は流水に硫黄分を多く含んでいるので、その影響で海の水までやや乳白色になってます。海の色の切れ目にご注目ください。 ここは、もう少し近くで見たかったスポットですね。惜しいなあ。
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10:00-12:00
カムイワッカの滝で折り返したら、後は元来た航路を引き返します。 オーロラの航跡と知床半島も、けっこう絵になりますねえ。 とにかく、晴れて海面も半島も美しいし、海も穏やかで船も全然揺れないし、1時間半の遊覧船体験、とてもいい感じでしたねえ。
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12:00-13:00
知床遊覧を終えて船を降りるとちょうどお昼です。 旅行準備で、ウトロで何を食べるかといろいろ調べてみたところ、いろんなサイトの口コミなどで、「知床で食事と言えば波飛沫」と思っている人までいるらしい、かなり有名なラーメン屋さんがありました。 ここは某グルメの権威的ガイドブックにも掲載されてますから、知名度抜群で、この四連休は激混みかもしれないと思いましたが、思い切って行ってみることにします。 でも、本当に激混みだったら素直に諦めます。これは徹底します。 遊覧船を他のお客さんに先駆けて下船して、さっさとお店に行くと「5分ほどで入れる」とのこと。それならOKと言うことで入店しました。
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12:00-13:00
で、ぼくは、リサーチ段階から気になっていたメニューの「特撰トロチャーシュー麺」をいただきましたが、これが本当に「特撰」でした。 このチャーシューは本当に美味しい。脂が乗ってて柔らかいんですが、かと言ってボロボロ崩れたりはしない。しっかりした食感があります。味付けも旨味が濃厚で、ず〜っと噛んでいたいくらい美味かったです。 とんこつベースと言うスープも、本当に臭みがなくてまろやか。麺によく絡んでいけますねえ。 ここは本当に名店だと思いました。当たりです。
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13:00-13:00
旅行初日、あまりいい感じに見えなかった「天に続く道」に再訪です。 で、見てください。 本当に空に向かって道が伸びているように見えましたよ。 北海道民の自分が言うのも妙ですが、これぞ「the北海道」的な景色ですねえ。 道民でも素晴らしいと思いましたよ。 道外の方には是非見に来てもらいたい場所ですねえ。
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14:00-14:00
さあ、これでいよいよ知床を離れて、旅行2日目のお宿のある網走へ向かいます。 その道のりの途中の小清水町には原生花園と言うところがあるので、ちょっと寄ってみました。 ただ、ここの花の見頃は7月くらいだったらしく、今の時期はハマナスの実がなっているのが見られる程度でしたね。 やっぱり花畑系は、花の時季に旅行を合わせるのが難しいですねえ。
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14:00-15:00
そして、いよいよ2日目の宿泊の地、網走に入りました。 網走の秋の風物詩と言えば、真っ赤に色づいたサンゴ草の群落らしいです。 今月いっぱいは見頃らしいので、けっこう期待して行ってみましたが、ここは期待を裏切らなかったです。 卯原内と言うところの群生地に行ったのですが、これが一面見事に赤く色づいていて、行く前に想像していた以上に素晴らしかったですねえ。 ただ、見頃真っ盛りだっただけに、観光客もかなりいましたねえ。 屋外なので「三密」にはなってないと思いましたが、けっこうビビりましたねえ。
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15:00-15:00
今回の旅行、最終日に有名な観光スポットである「網走監獄」に行く予定なのですが、その前に行っておきたい場所がありました。 それがこちらの、現代の「網走刑務所」。 そう、本当に今現在、服役されている方がいる施設です。 軽々しく観光で行くべきスポットではないのは分かっていますが、次の日、博物館の方に行く前に、本物の刑務所に行って、その重々しさと言うか雰囲気を味わっておきたかったんですね。 実際に行ってみると、正門のところで守衛さんが見張っているわけでもなく、決して暗かったり重々しかったりはしないのですが、刑務所を覆い囲むやや高いレンガ造りの重厚な塀と、所々に張り巡らされている鉄条網に、本物を感じました。神妙な心持になります。
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15:00-17:00
旅行2日目は、初日とは打って変わっての好天の下、ほぼ滞りなく日程を終えることができて、すっかり気持ちよくお宿に到着。 網走のお宿に選んだのは、北海道内ではお気に入りのホテルチェーン「鶴雅グループ」さんのこちらです。鶴雅さんはとにかく静寂感が素晴らしいんですよ。 今まで泊まったグループのお宿のように、期待どおりだといいですねえ。 それで、実際にホテルに入ってみると、やっぱり鶴雅さん。 全館でやや照明を抑え気味にしてあり、「ここでは静かにゆったり過ごしてほしい」というホテルさんの思いが至る所で感じられて、本当にいい雰囲気です。
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17:00-19:00
さあ、夕食です。 こちらは、小鉢に小分けになっているものを各人が取ってくるスタイルになっていましたが、このスタイルだと、温かいものは早く冷めてしまい、冷たいものも温くなりやすいので、大皿から各人がトングで取り分けるスタイルよりは味が落ちやすいんですよね。 やっぱり、大皿から自分で取り分けていくのがビュッフェ形式の楽しさの一つだと思うので、ちょっと勿体ないなあとも思いましたが、今のご時世、感染対策としてはやむを得ないやり方ですし、十分美味しかったので、満足できました。 ぼくは特にドルチェに満足でしたよ。
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19:00-20:00
北天の丘さんの大浴場は温泉です。 この温泉のお湯自体は単純な温かいお湯と言う感じですが、今日も他のお客さんが夕食を食べている時間帯に行ったので、大浴場をほぼ独り占めできて、本当にゆったりお湯を楽しめました。 それから、こちらは、湯上りに寛げるお座敷スペースの雰囲気の素晴らしさが特筆でしたねえ。 さすがに写真は撮れませんでしたが、天井の低い広いお座敷に、横になれるソファーがあって、の〜んびり過ごせるんですねえ。いいです、ここ。
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20:00-23:00
ホテルの美味しいお食事と温泉を楽しんだら、旅行最終日もけっこうな長距離移動になりますので、明日に備えてぐっすり眠りましょう。 2日目は晴天に恵まれて観光もバッチリでしたし、ホテルにも大満足できたし、本当に良かったですよ。
- 3日目2020年9月20日(日)
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06:00-06:00
旅行最終日の朝のお部屋からの眺めです。 今日も、昨日に引き続き絶好の旅行日和で、お部屋の窓から網走湖が良く見えています。気分よく出発できそうです。
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07:00-09:00
清々しい気分で朝食をいただきましょう。 道内旅行は、公共交通機関に長時間乗って北海道に戻るという行程がないので、最終日でもそんなに慌ただしい日程になりません。 ですので、ゆっくりと美味しい朝食を食べてからチェックアウトできます。 夕食に続いて朝食も、小分けされた皿を持ってくるパターンでしたが、十分に美味しかったです。特にパンが美味しかったですねえ。 美味しい朝食で、すっきり気分よくなってチェックアウトです。
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09:00-10:00
「網走観光と言えばここ」と言っていい鉄板スポットを最終日に残していました。 旅行最終日は、博物館の方の網走監獄の観光からスタートです。 行ってみてまず驚いたのが、昨日見に行った「本物の網走刑務所」の正門と、こちら博物館の正門(復元?)が、全く造りが同じだったことですね。ちょっと鳥肌です。
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09:00-10:00
こちらは、5つの舎房(囚人が寝たり食事したりするところ)が放射状に配置されていて、真ん中にある見張所から全ての舎房が見渡せる造りになっているという、多分全国でもけっこう珍しい造りです。 一見合理的のようですけど、一人で何百人もの囚人を監視しなきゃいけない心境ってどんなものだったんでしょうね。守衛さんもけっこう怖かったんじゃないでしょうかと想像しますね。
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09:00-10:00
こちらの博物館ですが、全体的に明るい造りになっていて(囚人さんの人形が特にそう感じます)、囚人の往時の凄惨な状況をそんなに感じることはできませんでしたが、唯一、この「枷」の展示が生々しくて怖かったです。 これにつながれたまま、過酷な労働を強いられて、たくさん亡くなったんだなあと思うと怖いです。 ですが、現代に生きるぼく的には、昨日見た今の「本物の網走刑務所」の方が、色んな意味で怖さや重さを感じましたね。 博物館の網走監獄を見ただけで帰ったら、「ふ〜ん」で終わったかもしれないので、本物の刑務所も見ておいて良かったと思います。
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10:00-10:00
網走には、世界大会で優勝した経歴のある凄いジェラート職人さんのお店があるんですよ。 そんなお店があることを、ジェラート大好きのうちの奥さんに黙っているわけにはいかないので、教えてみたところ「絶対行く」とのこと。 そんなすごい人のお店なら、ぼくも気になりますから、まあ当然行きますよね。 さらにそんなすごい人のお店なら当然混みますから、開店前に行ってみたんですが、ぼくらが行った時にはすでにこの行列。さすがです。 ですが、ジェラートショップですから、お客さんの回転は速いし、店内で食べるのでなければ密にもならないので、しっかりマスクをしていきましょう。
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10:00-10:00
で、その世界チャンピオンのジェラートを食べてみたんですが、これは美味い! かぼちゃとブルーベリーチーズケーキのダブルなんですが、久々にカボチャ感の濃い美味しいカボチャのジェラートに当たりました。嬉しい〜。 さらに素晴らしかったのが、ブルーベリーチーズケーキの方。 一言、チーズ感がとにかく超濃厚。まろやかで美味しい〜。 本当にそう思うので、何度でも言います。 世界チャンピオン、流石です。あなたのジェラートは美味いです。また来たいです。
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10:00-11:00
網走からおうちに向かう途中の大空町女満別には、日本映画の巨匠、黒澤明監督の映画の撮影に使われたことで知られている絶景スポットがあります。 なんて書いてますが、ぼくはこのことを、今回の旅行計画のリサーチで初めて知りました。すみません。 ですが、そんな絶景があるなら見ないわけにはいきませんよね。ぜひ行きましょう。 実際に行ってみてみると、素晴らしいじゃないですか〜。 芽が出たばかりの(多分)秋播きの小麦畑の向こうに立つ、不揃いな枝ぶりの木々。 バックの青空と美しい雲のお陰もあって、何とも言えない絵画的風景が目の前に広がっていました。いいですねえ。 どの辺がメルヘンなのかは、残念ながらぼくの感性では感じ取れませんでしたが、絶景を味わうことはできました。
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11:00-11:00
絶景メルヘンの丘の近くには、9月でもひまわりが咲いているらしいのです。 うちの奥さんは花畑が好きで、ひまわり畑も大好きです。 そんな奥さんに、その話をしたら「絶対行く」とのことなので、ここも立寄ることにしました。 行ってみると、小ぶりのタイプのひまわりが、こじんまりとしたスペースにではありましたが、確かに9月の下旬にしっかりと咲き誇っていましたねえ。 8月の大規模なひまわり畑の壮観な眺めと比べると見劣りはしますが、9月のひまわりっていうのが何か不思議な感じがして、それなりに良かったですよ。
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11:00-11:00
今回の旅行最後のランチは、移動の行程上、美幌町で食べることになりましたが、いろんなサイトや情報誌を見ても、美幌町ではピンとくるお店がなかなか見つかりませんでした。(町民の皆さんごめんなさい!) 色々調べてようやく決めたこちらのカフェでいただくことにしましたが、ここで最後の落とし穴が待ってました…。旅行前のリサーチが甘かったですね。 行ったらいきなりお店がお休み。連休中にお休みって商売っ気なさすぎじゃないですか〜?と文句を言っても仕方がないので、別のお店を探します。
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11:00-12:00
第一候補がまさかの休みで、慌てて考えて、思い出したのがこちら。 美幌町の隣町で次に通過する予定の津別町に、各種グルメサイトで高評価のお店がありました。それが西洋軒さん。店名は西洋ですが和食やラーメンがメインのお店で、ここの一番人気のメニューは豚丼です。 人気店の一番人気メニューですから、それを食べないわけにはいかないという訳で、豚丼ロースをいただきましたが、やっぱり帯広の名店にはちょっと及ばないかな?と感じました。 豚肉自体は軟らかくて、良質なお肉だと思いましたが、タレの味が甘過ぎて口に合わなかったんですね。やっぱり豚丼は炭火で焼いた香ばしいタイプがマストだなあと思いますね。 奥さんが食べた焼きそばも極めて普通だったらしく、名店とまではいかないかな?と思った次第です。
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13:00-13:00
旅行の最後の最後に、「クマヤキ」で有名になったこちらの道の駅に寄って、そのクマヤキを買って帰りましょう。 行くと、道の駅はほぼクマヤキ一色。 クマヤキ販売専門のブースにはけっこうな行列ができていました。クマヤキ大人気ですねえ。
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13:00-13:00
道の駅で買って持ち帰ったクマヤキ。 帰りの道中、小腹が空いてきた時点で車の中で食べてみたんですが、これがかなり美味しかったんですねえ。びっくりレベル。 衣はフワッとしているのにジューシーさがある。中身の豆乳クリームはめちゃくちゃまろやか。これは売れますよ〜。美味しいもん。 旅行の〆が本当に美味しいもので良かったですねえ。
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あとは必死におうちまでドライブ
今回の旅行の全日程を終え、あとはやや眠くなるのをこらえて必死におうちまでひたすら運転するのみです。 今回は2泊3日でしかも知床まで行きましたので、移動距離はなかなかです。 お家に帰り着いてメーターに目をやると、走行距離は627km。この距離感、これぞ北海道の旅行だなあと軽く感心しました。 今回は、旅行しょっぱじめに土砂降りの雨で完全に出鼻をくじかれ、さらに、期待していたホテルの清掃問題で思いっきりテンションが下がりましたが、2日目以降は好天に恵まれて、絶景スポットをかなり堪能できたし、美味しいものもたくさん味わえたので、結果的にはいい旅行になりましたねえ。目出度し目出度し、ですかね?
2020年9月もとことん車で北海道内旅行 2泊3日で知床まで行く少しハードな旅
1日目の旅ルート
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