たれれったさんの群馬県〜埼玉県の旅行記
群馬県、日帰りドライブ。紅葉の妙義神社と富岡製糸場
- 夫婦
- 2人
- 史跡・歴史
- 自然
晩秋の群馬へ、夫婦で日帰りドライブ。紅葉に包まれる妙義神社と世界遺産富岡製糸場をまわりました。以前から行きたいと思っていた妙義神社は、背後に屏風のような妙義山を背負うパワースポット。長い石段をのぼるとそこには黒塗りの建物の四方に鮮やかな彫刻がほどこされた社殿が、秋の色に染まり始めた木々に囲まれていました。富岡製糸場は広大な敷地に並ぶ工場や機械の展示を見て、明治維新直後の日本が産業で国を興そうと力を入れて取り組んでいた様子が伝わってきました。おいしいものは、群馬名物「おっきりこみ」と、富岡製糸場近くの古民家カフェのコーヒー。「道の駅みょうぎ」10時前到着、富岡製糸場15時発の日帰りルートです。
東京ツウ たれれったさん 女性 / 50代
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- 1日目2021年11月23日(火)
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10:00-10:00
上信越自動車道を利用し、松井田妙義インターで降りて妙義エリアへ。妙義神社に一番近い、ここ「道の駅 みょうぎ」に到着。ここから歩いて妙義神社参拝後、この道の駅で下仁田ネギとマイタケを買いました。名産のコンニャクや新鮮な野菜がたくさんあって、買い物を楽しみました。観光案内所もあります。
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10:00-11:00
大河ドラマの撮影で使われたこともあるという妙義神社の長い石段。両脇には背の高い木々が並び、「山奥の神社」としての風格があります。階段はとても急で、手すりもなくデコボコしているので、どうかゆっくり上り下りしてくださいね。鮮やかな朱塗りの隋神門もきれいでしたし、境内の大イチョウの黄葉もみごとでした。
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10:00-11:00
11月下旬の休日の妙義神社。参拝者は途切れることはありませんでしたが、混雑するほどではなかったです。拝殿・本殿は黒がメインの中に色鮮やかな彫刻が周囲に彫られており、周囲の圧倒するような山の自然の空気の中にひときわ存在感がありました。
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11:00-11:00
妙義神社境内には、たくさんの風鈴が吊るされており、涼やかな音を立てています。その音が四方から聞こえてくるので、まるで音に包まれているような感覚になります。画像では見づらいですが、頭上に風鈴が一列に吊るされているのが、分かりますか?
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11:00-11:00
妙義神社の背後にそびえたつ妙義山。登山はしませんでしたが、道の駅みょうぎには周辺マップなどもあり、おすすめルートの紹介もされていました。とても印象的な山容をしているので目立つし、少し荒々しい感じもして畏怖が感じられます。画像は道の駅みょうぎのパーキングから撮影した妙義山です。じつは手前の建物はトイレなのですが(笑)、もしや、この小さなとんがり屋根がデコボコと連なる造りは、妙義山とシルエットを合わせているのでは?! 地元の方々の妙義山への愛が感じられます。
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12:00-13:00
群馬名物おっきりこみを食べたくて、検索して探しました。妙義神社から富岡製糸場へ向かう途中に位置するお店です。建物は民家風で外観にも内部にも趣があり、旅先の味覚をいっそう楽しめそうです。おっきりこみの味は醤油ベースで、私にはちょっとしょっぱい気がしましたが、具材がたくさん入っていて、お腹いっぱいになりました。お昼直前、12時前は空いていてすぐに座れましたが、その後だんだんお客さんが入り始めたので、休日のお昼は早めに行くほうがよさそうです。クレジットカードは使えませんでした。
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13:00-15:00
2014年に世界遺産登録された富岡製糸場。たくさんの女工が並んで座り、蚕の繭から糸を紡ぎだす作業にいそしんだ大きな工場だけでなく、当時の寮や社宅の保存もされていて、生糸の生産工程だけではなく、明治から昭和の時代の暮らしぶりも学べます。豊富な写真のパネル展示、映像紹介などもあります。明治維新後5年ほどで建設されたことを考えると、この規模、設備には感嘆しかなく、政府が近代日本を目指して力を入れていたことがわかります。同時にまた、各地から集められ、13歳、14歳でこの工場に来て働いていた多くの女性たちのことも考える機会となりました。
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13:00-14:00
入り口正面にある東置繭所。赤いレンガが印象的な建物です。このレンガの積み方はフランス積みというものだそうです。建築方法は、外国の技術を取り入れ、屋根瓦や漆喰などはこの土地に合うように日本古来のものを併用した和洋折衷で建てられたものだそうです。
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13:00-14:00
富岡製糸場の繰糸場。並んでいるのは自動繰糸機で、ここで繭から糸をつむいでいました。昭和時代の終盤まで115年間操業していたとのことです。写真にはとらなかったのですが、別の建物にある、当時のエンジン「ブリュナエンジン」の復元展示がとても面白かったです。
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13:00-14:00
世界遺産「富岡製糸場」の碑。2014年に世界遺産登録されました。
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14:00-15:00
富岡製糸場敷地内にある昭和期の社宅。工場で働く社員のうち家庭を持った方は、こうした社宅から通っていたそうです。
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15:00-15:00
富岡製糸場から歩いて数分の古民家カフェ「DROME」でコーヒータイムにしました。風でガタガタと音を立てるガラス窓や、のぼるとキュッキュと音が鳴る急な階段などが懐かしく、レトロ感満載でした。丁寧に淹れられ香り良くおいしいコーヒーをいただきました。焼き菓子なども作っているようでした。
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15:00-15:00
古民家カフェ・ドローメの2階。レトロな空間。 ここでお茶をしてから、帰路につきました。
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17:00-17:00
帰りの関越道が事故渋滞で、PAも混雑していました。休日ののぼりの高速道路は、よほど早めに帰りにつかないと大変なことになりますね。帰りはぐったり疲れました。次回こそは14時くらいには観光先を出て帰路につくようにしようと心に決めました(毎回そう思うのに次に生かされないんですけど)。
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17:00-18:00
群馬県はこれまであまり行かないところでしたが、今回、妙義山の荒々しい山容の中にある威厳や、世界遺産富岡製糸場などの見どころに触れ、まだまだ群馬のあちこちに行ってみたくなりました。それに何より、お土産に買ったコンニャクや下仁田ねぎ、舞茸などがとてもおいしかったのです!
群馬県、日帰りドライブ。紅葉の妙義神社と富岡製糸場
1日目の旅ルート
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