トシローさんの青森県〜山形県の旅行記

冬が始まる 新幹線で周る東北名湯・秘湯旅
- 1日目2022年11月30日(水)
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13:00-14:00
東京から東北新幹線で古川駅、「奥の細道湯けむりライン」陸羽東線に乗り換えて鳴子温泉郷の中山平温泉へ。鳴子温泉駅の一駅先の中山平温泉駅、無人駅ですが小さな駅舎を出ると中山平の大桜が迎えてくれます。
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13:00-14:00
中山平温泉の特長はウナギ湯と呼ばれる、ヌルヌル・トロトロのアルカリ泉です。アルカリ度が特別高い訳ではありませんが、これだけヌルヌルする美人の湯は珍しい。
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14:00-15:00
しんとろの湯は中山平温泉に在る日帰り温泉施設、入浴料は僅か¥440の銭湯価格。源泉温度が高いので、冷やしてはいますが湯温は高め。出入りしながらウナギの湯を満喫しました。
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14:00-15:00
しんとろの湯は源泉温度が96℃と超高温、木の樋を流しながら適温に冷ましています。入浴後冷却用の木の樋を見ようと館横に入りましたが、「有毒ガスが出るので危ない」と館員さんに注意され直ぐに離れました。
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17:00-18:00
中山平温泉から瀬見温泉駅へ着くと、駅前は既に暗くみぞれ混じりの雨模様。急ぎ足で温泉街に向かい、今宵予約した喜至楼別館へチェックイン。冷えた身体を温めるべく、ローマ式千人風呂へ直行。一人で入る千人風呂は贅沢の極み。
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18:00-19:00
格安料金で夕・朝二食付きですので夕食もさほど期待していませんでしたが、地場の川魚や山菜に鍋も付いて十分な内容でした。館内は多少迷路の様ですが、長い歴史と格調を感じさせる日本遺産的な旅館です。
- 2日目2022年12月1日(木)
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09:00-10:00
瀬見温泉をチェックアウトして新庄駅へ。仙台までの山形新幹線つばさを待つ間、新庄駅のゆめりあ内に在る鉄道ギャラリーを見学。本格的なジオラマも有って、無料で十分楽しめます。
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13:00-14:00
山形駅で新幹線から仙山線に乗り換えて仙台駅、仙台駅からは仙石線で松島海岸駅に。じゃらんの遊び体験で予約した松島湾の遊覧船乗場に行き、乗船券とオプションの焼き笹かまぼこと焼きガキ券を貰います。乗船前に近くの「松島蒲鉾本舗」で、焼き笹かまぼこを体験。きつね色に焼けるまでは十数分掛かりますが、あつあつの笹かまぼこは予想以上に美味でした。
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14:00-15:00
焼き笹かまぼこと焼きガキを食べてから、松島湾を1周する観光船に乗船。1時間弱の遊覧ですが、昨日・一昨日は天候がとても悪く大揺れだったとは地元女性ガイドの弁。この日は波も穏やかで、時折雲の合間から日差しも注ぎました。
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14:00-15:00
東日本大震災後の松島訪問は4回目、島々には津波の爪痕が残ってはいますが観光的には今のコロナ禍の影響の方が大きいようです。仙台弁でガイドするベテラン女性も、長い間自宅待機を余儀なくされたそうです。やっと仕事復帰できて、明るく楽しい方言ガイドが艦内に響いていました。
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15:00-16:00
松島湾内遊覧船を下りて、瑞巌寺を参拝。瑞巌寺の参道にはまだ紅葉が残っていて、多くの観光客がカメラを向けていました。参道脇の洞窟群が彫刻作品の様に並びます。
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16:00-17:00
松島から仙台に戻ると夕方なのに仙台駅周辺は既に真っ暗、駅のS−PAL前にはもうクリスマスツリーが飾られていました。12月の初頭ですが、都会は既に年末仕様。
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18:00-19:00
予約した仙台駅近くのホテルにチェックイン、夕食付プランでしたのでハピナ名掛丁の牛たん「喜助」を予約して向かいました。これまで牛たんは塩と決めていましたが、みそ味に挑戦したところ美味い。仙台ならではの選択肢ですが、チャレンジ成功といった感じです。
- 3日目2022年12月2日(金)
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09:00-10:00
仙台から東北新幹線で新花巻駅へ、駅構内には花巻観光センターが在ります。中の観光案内所で宮沢賢治記念館へのアクセスを訪ねると、路線バスで行けば入館が無料になる優待券を運転手さんから頂けるとのお得情報をゲット。
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10:00-11:00
宮沢賢治記念館口のバス停で下車すると、宮沢賢治記念館は高台に在りバス停横には記念館に続く階段の入口が。屋根付き階段は367段ですが、その段数に合わせて賢治の「雨ニモマケズ」の詩が1文字ずつ付いています。とても1文字ずつ詩を味わいながら登るゆとりは無く、ハアハア言いながら何とか登り切りました。
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10:00-11:00
宮沢賢治記念館見学後、遊歩道階段を下ると宮沢賢治イーハトーブ館が在ります。イーハトーブとは宮沢賢治の造語だそうで、賢治の理想郷を表しています。イーハトーブ館は賢治のイーハトーブを理解するための資料を集めた文学館です。
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10:00-11:00
白鳥の停車場は宮沢賢治童話村の駐車場に在る、「銀河鉄道の夜」をモチーフにした商業施設。残念ながら開店は11時からみたいで、少し早かったようです。
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10:00-11:00
宮沢賢治童話村には賢治の学校や銀河ステーション等の施設が集まっています。自然も豊かな環境で、宮沢賢治の世界観を味わえ、ファンタジックな賢治ワールドに浸れます。
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11:00-12:00
新花巻駅から花巻駅に移動して、駅前の観光案内所で鉛温泉へのアクセスを確認。観光案内所前のバス停から新鉛温泉行のバスで、終点手前の鉛温泉までは30分チョット。
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13:00-14:00
JR花巻駅前のバス停から新鉛温泉行のバスに乗って秘湯「藤三旅館」に到着。旅館周辺は小雪交じり、バス停から坂を下るとうっすら雪化粧した風情豊かな旅館前に。
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13:00-14:00
館内に入ると玄関わきには洒落た和室の居間も用意されていて、開湯から数百年の伝統を感じさせます。宮沢賢治にも愛された湯治場だったようです。
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13:00-14:00
秘湯・白猿の湯は立居湯、立つと丁度肩下くらいまで浸かれます。鉛温泉開湯のきっかけとなったと伝えられる白猿の湯は、日本一深い自噴天然岩風呂です。源泉掛け流しは数多く有れど、その場で湧き出てくる源泉は「沸かさず」「薄めず」「循環せず」の三拍子揃った秘湯中の秘湯です。ほぼ貸し切り状態で、思う存分白猿の湯を味わえました。大満足じゃ。
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17:00-18:00
岩手県花巻市から青森県八戸市へ移動して、3日目の宿は陸奥湊のパッション弁慶さん。居酒屋さんが経営する宿で、宿泊施設は極力簡素化されてますがリーズナブルな宿です。
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18:00-19:00
居酒屋弁慶さんが営む宿ですから、食事は居酒屋さんで用意してくれます。二食付きでの格安料金ですが、食事だけ見てもコスパは充分。豪華ではありませんが、旬の海鮮食材を使った満足の内容。白子たっぷりの御吸物美味しかった。
- 4日目2022年12月3日(土)
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08:00-09:00
陸奥湊駅前の八戸市営魚菜小売市場はリニューアルされたばかりで、広くて綺麗になっていました。市場内店のおばさま達もまだ雰囲気に慣れない様子ですが、商品は以前同様に新鮮格安でした。
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08:00-09:00
JR陸奥湊駅前のイサバのカッチャは朝市のシンボルキャラ、にこやかな笑顔とふくよかな体型が特徴。「また来るよ」と挨拶をして八戸線で八戸駅へ。
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10:00-11:00
八戸駅からは青い森鉄道で乙供駅へ、今旅最後の目的温泉は東北温泉。東北温泉の魅力は黒いモール温泉、数少ないモール温泉の中で最も黒いとされる東北温泉。入湯するのが楽しみです。
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10:00-11:00
入浴料は僅か¥330と格安、黒いモール湯は思っていたほど黒くなく肌に優しくて大好きなぬる湯でした。地元の御老体さん御用達で、湯温も段階があり電気風呂や泡風呂に小さいながら露天風呂も備わっています。乙供まで足を延ばしてきた甲斐がある温泉でした。
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12:00-13:00
乙供から八戸駅へ戻り、東京行の新幹線はやぶさを待ちます。はちのへ総合観光プラザ内には、地元伝統の三社大祭の山車が飾られています。来る度に展示されている山車が変わるので、その豪華絢爛さを毎回楽しみにしています。
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13:00-14:00
帰りの新幹線はやぶさ内で食べる弁当を購入、ちょっと贅沢な「海の宝船」ウニとイクラの二色弁当です。今旅訪れた名湯・秘湯を思い出しながら、東北の海の幸に舌鼓を打ちながら帰路につきました。
冬が始まる 新幹線で周る東北名湯・秘湯旅
1日目の旅ルート
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