トシローさんの北海道の旅行記
JR北海道で巡る道東の旅(4泊5日)
- 1日目2023年6月28日(水)
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08:00-09:00
初日は早朝に羽田空港を発ち新千歳空港へ。8時過ぎには着陸し、快速エアポートで先ずは札幌駅へ。一昨年は往復はやぶさ利用で道北・道南を旅しましたが、道内での移動距離を延ばすため今回往きは飛行機を選択。
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10:00-11:00
札幌駅からは普通列車の岩見沢行に飛び乗り、とりあえず岩見沢駅まで。大きな木彫りのばん馬像がホーム上を力強く走っていました。
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10:00-11:00
岩見沢駅から美唄駅に移動し途中下車。北海道=屯田兵という学生時代の学習記憶、関連する遺跡が在ると聞いて旧桜井家住宅を探しました。
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10:00-11:00
地元の名士だった旧桜井家住宅の裏手に、屯田兵に関する歴史的建築物が移築保存されていました。北海道の開拓に貢献し兵役もこなした屯田兵、厳しい生活だったと想像されます。
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10:00-11:00
屯田兵屋の奥には火薬庫も保存されていました。開拓の傍ら兵士としての訓練も本格的に行われていた事がうかがえます。
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12:00-13:00
美唄観光を終え特急ライラックで旭川駅へ、到着した隣のホームには石北本線の特急大雪1号が待っていました。乗り換えて約3時間、初日の宿を取った北見まで向かいます。
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15:00-16:00
列車の進行方向が反転する遠軽駅の手前に差し掛かると、これまでの沿線風景とは異なる大きな岩山が見えました。瞰望岩(がんぼういわ)と言う奇岩山で、田園風景が続く沿線の中ではとても珍しい風景でした。
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16:00-17:00
夕方北見駅着、ホテルにチェックイン後駅前の観光案内所へ。北見はハッカの名産地、ハッカ記念館へ行こうと思いましたが閉館時間近くで断念。初日の列車移動距離は約370`、北海道は広〜い。
- 2日目2023年6月29日(木)
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08:00-09:00
2日目は北見から石北本線を更に下って網走駅へ。網走と言えば網走刑務所ですが、駅から歩いて行くのは厳しいとの事なので今回は断念。
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08:00-09:00
網走駅からは網走川沿いに河口方面へ、20分程歩くと川幅が広がってオホーツク海が近づいてきます。
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08:00-09:00
網走川の河口左岸付近にはモヨロ貝塚が、入口前にはモヨロ貝塚を詠った金田一京助氏の歌碑が建っていました。オホーツク文化の貴重な遺跡です。
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08:00-09:00
網走川沿いに歩いて網走海岸へ到着、残念ながら「あ〜ここがオホーツク海だ」という感動的な出会いではありませんでした。小雨模様で海岸も靄ってましたが、冬になれば流氷が流れ着く海岸のイメージは湧きません。
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09:00-10:00
オホーツク海から駅に戻る途中、桂ヶ丘公園内に在る網走市立郷土博物館に立ち寄りました。とてもお洒落な洋館で、入館料も¥120と格安。
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09:00-10:00
網走市立郷土博物館は建物自体も魅力的ですが、展示内容は更に興味深くオホーツクの歴史と自然を網羅していました。幻の魚イトウの標本も貴重。
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09:00-10:00
オホーツクはかつて動物の宝庫だった事が一目で解る展示品、魚・鳥類・哺乳類とその種類と数に圧倒されます。剥製が生き生きとしていて、今にも動き出しそう。
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09:00-10:00
オホーツク文化に関する資料も多数、アイヌの人たちの生活様式に関する資料も豊富でした。2階には懐かしい昭和時代の生活用品も数多く展示されているので、これまた郷土博物館的に楽しめます。
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12:00-13:00
網走駅からは釧網本線の快速しれとこ摩周号に乗って、釧路湿原を縫って釧路を目指しました。釧網本線は網走国定公園・阿寒国立公園・釧路湿原国立公園を縫って走る道内随一の好景観路線。1両編成の快速しれとこ摩周号内も、ほぼ高齢の鉄チャンばかり。
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14:00-15:00
釧路川河口の幣舞橋は北海道三大名橋の一つで、欄干柱には春夏秋冬をイメージした4体のブロンズ像が配されています。
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14:00-15:00
釧路川の最下流部に架かる幣舞橋は夕日の名所でもあり、黄昏時は夕日に染まる釧路港を眺められるそうです。この日は曇り空で夕日は望めそうもありませんでした。
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14:00-15:00
幣舞橋の北橋詰にはフィッシャーマンズワーフEGGとMOOが並んで建っています。EGGはエバー・グリーン・ガーデンの略、透明ドーム内は植物園の様な憩いの場でした。
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14:00-15:00
MOOはマリーン・アウア・オアシスの略だそうで、EGGを抜けて行く事が出来ます。釧路の海産物市場のみならず、飲食店が数多く入っています。
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15:00-16:00
釧路駅近くには和商市場、海鮮食材を選んで味わう勝手丼を提供する鮮魚店が中心で海外からの観光客に大人気。私は勝手丼よりも、駄菓子コーナーのセールに魅かれました。
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17:00-18:00
釧路駅からは根室本線の特急おおぞらに乗車、帯広駅まで約1時間半の旅。2日目の列車移動距離も350`、今夜は帯広泊です。
- 3日目2023年6月30日(金)
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08:00-09:00
ホテルの朝食後、散歩がてら帯広市内を散策。駅北の十勝川方面の帯廣神社に向かいます。神社前の中島公園には、帯広開拓の礎を築いた依田勉三氏の立派な銅像が建っていました。
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08:00-09:00
帯廣神社は帯広川が十勝川に合流する付近に鎮座し、広大で自然豊かな境内を有します。花手水が有名で、手水には色とりどりの花が浮かべられていました。
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10:00-11:00
ホテルをゆっくりチェックアウトし、近くの帯広競馬場へ向かいます。帯広はばんえい競馬で有名、この日は開催日ではなかったので競馬場のショッピングモール「とかちむら」はまだ空いていました。
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10:00-11:00
競馬場内の見学も可能でしたが時間が合わず、スタンドや走路を外から見学。走路では朝の調教をする様子を見る事が出来ました。やはり、ばん馬は大きくて逞しい。
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10:00-11:00
「とかちむら」内の小さな馬の資料館は無料で見学が出来、ばんえい競馬の歴史を物語る展示資料が詰まっています。
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10:00-11:00
馬の人工授精の器具等、なかなかマニアックな展示も有ります。馬好きにはたまらないのでは。
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14:00-15:00
帯広からは特急とかちで追分駅、室蘭本線に乗り換えて苫小牧駅へ。滞在時間は1時間強、観光案内所で近場の観光スポットをチェック。
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14:00-15:00
苫小牧駅から東へ20分程行くと苫小牧市サンガーデン、図書館と屋内温室からなる文化施設です。残念ながら休館日で入館する事は叶いませんでした。
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14:00-15:00
苫小牧市サンガーデン周辺は出光カルチャーバークとして整備されていて、公園内には大きな彫刻やオブジェが展示されていました。
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16:00-17:00
苫小牧からは特急北斗に乗り1時間弱で札幌着、3日目の夜は札幌泊。3日間で道東をほぼ1周、乗車距離も約千キロ。今宵は地元の知人と待ち合わせしてジンギスカン、精力付けて明日からの旅に備えます。
- 4日目2023年7月1日(土)
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11:00-12:00
4日目は天気も回復し、北海道らしい爽やかな気候に。札幌駅から登別駅へ移動し、登別駅からはバスで登別温泉へ。バス停の待合室内にはゲートウェイセンターが有り、観光案内も親切にしてくれます。先ずは地獄谷に向かいます。
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11:00-12:00
登別温泉街の緩やかな坂を登って行くと真っ赤な御堂が在り、中には閻魔様が座していました。閻魔様の割には穏かな顔でしたが、時間により顔が真っ赤な怒りの表情に変わるそうです。
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11:00-12:00
温泉街奥の泉源公園には間欠泉が有って、短い間隔で勢い良く温泉が噴出します。その度に周囲は蒸気で真っ白になりますが、滝のマイナスイオンとは逆にプラスイオン(?)を浴びている感じ。
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11:00-12:00
登別の地獄谷に到着、手前から既に強烈な硫黄の臭いが鼻を突きます。広大な日和山の爆裂火口跡は正に地獄谷、色彩的にも見事な景観。観光客の大半は海外から、日本の火山は人気みたいです。
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11:00-12:00
関東人ですので箱根の大涌谷へは何度も言っていますが、登別地獄谷の迫力と比べると比では有りません。遊歩道もしっかり整備されていて、間近で観察出来るのが最高。
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11:00-12:00
地獄谷の遊歩道を下りて行くと三途の川の先には鉄泉池が、ここも間欠泉だそうで小さな白い池の様です。確かにグツグツと煮え立っていましたが、蒸気が噴き出す様子を見る事は出来ませんでした。
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11:00-12:00
地獄谷から北側へ丘を登る事約20分、目の前に大沼湯が現れます。火口に在る湯の沼、これぞ地獄の釜です。展望台から見ていると、色彩的には美しい湖の様でした。
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12:00-13:00
地獄谷の遊歩道を1時間程歩き廻りしっかり汗もかいたので、最後は登別温泉に入ってスッキリしたいと日帰り温泉施設である「さぎり湯」さんへ。銭湯価格で登別温泉を堪能、出た後のソフトクリームがまた最高!!
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14:00-15:00
登別駅からは洞爺駅に移動、洞爺駅からバスで洞爺湖へ。青空の下、洞爺湖に浮かぶ中島も綺麗に見えます。
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14:00-15:00
洞爺湖畔の遊歩道沿いには数多くの彫刻作品が展示されていて、さながら屋外美術館の様です。美しい洞爺湖の風景とも調和しています。
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14:00-15:00
洞爺湖畔の足湯は「洞龍の湯」、洞爺湖に浮かぶ中島を正面に絶景を満喫しながらの足湯はベストスポット。
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14:00-15:00
洞爺湖畔からは洞爺湖に浮かぶ中島を周る遊覧船が出航しています。洋風のお城の様な遊覧船はエスポワール、優雅なクルージングを楽しめそう。
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14:00-15:00
洞爺湖の駐車場横には広い芝生公園が在り、噴水が幾つか整備されていて子供達が楽しそうに水遊びしていました。
- 5日目2023年7月2日(日)
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06:00-07:00
旅の最終4日目は室蘭泊で、ホテルの朝食前に駅周辺を散歩がてら散策。旧室蘭駅舎の観光協会横には立派なD51が展示されていました。
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06:00-07:00
旧室蘭駅舎前の高台には室蘭八幡宮が鎮座、石段を登り朝の参拝に。無事、5日間の道東旅を終えて帰宅出来るよう祈願しました。
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10:00-11:00
室蘭駅を出て東室蘭駅から特急北斗で新函館北斗駅へ。東京行の新幹線はやぶさを待つ間駅外へ、構内の観光交流センターには北斗の拳のケンシロウ像が。
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10:00-11:00
駅前のほっくるでチョット怪しいご当地キャラ「ずーしーほっきー」を発見。ほっき貝の握り寿司をイメージしているそうですが、聞かないと全く判りません。急ぎ弁当と缶ビールを調達し、旅最後のはやぶさ4時間超乗車へ挑みます。
JR北海道で巡る道東の旅(4泊5日)
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