トシローさんの群馬県〜新潟県の旅行記
秋の新潟 ぬる湯の名湯を求めて
- 1日目2023年11月10日(金)
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08:00-09:00
早朝の上越新幹線に乗り、東京駅から越後湯沢駅へ。越後湯沢駅のみどりの窓口は廃止されたので、指定席券売機でえちごツーデーパスを購入。越後湯沢を中心に、2日間新潟県のフリーパスエリアを巡ります。
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08:00-09:00
えちごツーデーパスの初日は咲花温泉が目的地。長岡駅行の電車まで約1時間、駅周辺の紅葉チェックで「雪国の碑」が在る主水公園へ。今年はつい先日まで半袖、秋を通り越して一気に冬の気配となり色鮮やかな紅葉は期待薄、イチョウの黄葉がせめてもの御慰み。
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12:00-15:00
越後湯沢から長岡、長岡から新津を経由して磐越西線で咲花駅に到着。駅に一番近い望川閣さんへ向かうも、入口には「本日は日帰り入浴は受けられません」との無情な貼り紙。
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12:00-13:00
温泉街の中程に在る佐取館さんは入浴可との事で「湯めぐり手形」を購入し、先ずは佐取館さんで日帰り入浴。阿賀野川沿いに建つ佐取館さんの大浴場は最上階の5階、阿賀野川のゆったりとした流れを眺めながらの入浴です。
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13:00-14:00
帰りの電車までは下車してから約3時間もあり、湯めぐり手形をもう1枚使ってもう一軒温泉はしご。咲花温泉街では唯一線路を越えた山側に建つ一水荘さんへ、快く入浴を受け入れて頂きました。
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13:00-14:00
一水荘さんの自慢は古代檜の風呂、綺麗な浴室内の桧風呂は左右2つに分かれています。もちろん源泉掛け流しで右は少し熱めでグリーン透明、左は温めの白濁した湯。同じ温泉ですが温度によって色が変わるという、咲花温泉の特長が明確に解ります。ぬる湯好きの私としては、白濁した左側の湯が最高でした。
- 2日目2023年11月11日(土)
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08:00-09:00
2日目朝は宿泊した長岡駅からスタート、信越本線で直江津方面へ向かいます。隣の宮内駅で下車し摂田屋地区を観光後、日本海沿いの潟町駅へ。
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09:00-10:00
宮内駅から歩いて摂田屋地区へ、この地区は江戸時代から旧三国街道の要所として栄えました。醤油・味噌・酒製造業が集まる醸造の町、有形登録文化財にも指定されている歴史的建造物も多く遺っています。
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09:00-10:00
発酵ミュージアム・米蔵は、サフラン酒の鏝蔵の前に在る摂田屋地区の情報発信施設。発酵に関する学習コーナーに観光案内、おむすびを中心としたカフェも併設されています。
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09:00-10:00
摂田屋地区のシンボルと言えばサフラン酒の鏝絵ですが、現在は修復工事中の様でした。地元の産業王・吉澤仁太郎氏が財を成したサフラン酒は、かつて養命酒と人気を二分した薬用酒。蔵の鏝絵は日本一と称され、動物や植物が極彩色で見事に描かれています。
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09:00-10:00
修復工事中で間近で見る事は出来ませんでしたが、緻密で立体的な鏝絵は彫刻の様です。左官屋さんがコテで描いたとは到底思えません。なお、鏝絵の修復作業には外国人の女性が携わっていました。
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11:00-12:00
宮内駅から信越本線で約1時間で潟町駅へ到着、鵜の浜温泉まで歩いて向かいます。途中海岸近くに綺麗な池が在り、「どんどの池」と記された案内板。一年中枯れない湧水池で、昔から地元に恩恵を与え続ける貴重な池だそうです。
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11:00-12:00
鵜の浜海岸は人魚伝説の地だそうで、周辺にも多くの人魚象が散見されます。しかし、その根拠は今一つ曖昧で、元々は佐渡ヶ島の女性と地元男性の悲恋話が始まりみたいです。
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12:00-13:00
鵜の浜海岸の小高い丘の上に建つ人魚館、鵜の浜温泉の人気日帰り温泉施設です。天然ガスのボーリングにより湧き出た温泉だそうで、地下深くの成分がずっしりと身体に浸み込む感覚。入浴後しばらくは身体が重く疲労感さえ感じましたが、徐々に疲れも抜けて軽くなりデトックス完了。
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14:00-15:00
潟町駅から宮内駅へ戻り、上越線を上って浦佐駅へ。駅前には故田中角栄氏の立派な銅像が建っています。銅像の上に廂が付いているのも珍しいですが、さすが角栄氏の地元新潟です。
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15:00-16:00
浦佐駅の西口から歩いて10分程、浦佐温泉で日帰り入浴が出来る「てじまや」さんへ。立派な旅館で、館前には無料の足湯も備えています。
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15:00-16:00
「てじまや」さんの浦佐温泉は、空気に触れると茶褐色に変わるという泉質。内風呂は加温していますが、露天風呂は源泉掛け流しの大好きなぬる湯。浅いので寝湯の様にしっかり浸かりました。
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17:00-18:00
浦佐駅から2日目の宿を取った越後湯沢駅へ、駅構内のがんぎどおりには地場産品や土産物が数多く並びます。地酒とつまみを仕入れ、駅近くのホテルにゴー。
- 3日目2023年11月12日(日)
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09:00-10:00
帰りは上越線を上りながら各駅停車で水上駅へ、利根川沿いの諏訪峡も今年の紅葉は残念なくすんだ色。赤を通り越して茶色が主体、一昨年訪問時の鮮やかな紅葉とは別物です。
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10:00-11:00
帰りの〆温泉は温泉センター諏訪の湯さん、銚子橋近くの国道から脇に少し下りた場所にひっそり佇みます。過去に2度ほど訪れましたが共に休業日、今度こそ3度目の正直での入浴です。
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10:00-11:00
入浴料は格安350円、さすが上州のテキパキとした女御主人?の指示で奥の脱衣場へ。広くはない浴室は岩風呂風、既に3人の先客。5人入れば一杯位、間を空けてもらい入湯。透明のお湯は肌に優しい好みのぬる目、皆さん肩まで沈めて身動きせず静かに浸かります。いつまでも入れそうでしたが、後からも客が続きましたので頃合いを見て譲りました。程良く温まった身体を冷ましながら、国道を歩いて上牧駅まで歩いて帰路に着きました。
秋の新潟 ぬる湯の名湯を求めて
1日目の旅ルート
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