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石川県無形民俗文化財『唐戸山神事相撲』
更新 : 2016/9/22 7:55
唐戸山神事相撲は、羽咋神社の祭神、磐衝別命(いわつくわけのみこと)の遺徳を偲んで、その命日である9月25日に若者が集まり、相撲をとって神霊を慰めたのが起源と言われ、以来約二千年にわたって継承されています。
※磐衝別命…歴史上、初めて野見宿禰(のみのすくね)と當麻蹴速(たいまのけはや)に相撲をとらせたといわれる第11代垂仁(すいにん)天皇の皇子。
神事相撲は、すり鉢状の砂地の中央に土俵が設置された屋外の相撲場で、四方にかがり火が焚かれたなかで行われます。「水なし、塩なし、待ったなし」の伝統作法により、大関が決まるまで力闘を繰り広げ、最後に大関に決まった力士は仲間に肩車をされて、相撲神の待つ羽咋神社まで凱旋して奉納します。
入場料は不要ですので、是非ご観覧は如何ですか?
因みに、この神事相撲は、「東」「西」ではなく、邑知潟を中心に、越中と加賀方面を「上山(かみやま)」、能登方面を「下山(しもやま)」と呼ぶそうです。
又、神事相撲の前日の9月24日と当日25日は、羽咋神社となりの本念寺で大法要(羽咋法事)が営まれ、羽咋駅前から国道までの商店街は、終日、歩行者天国。道路両脇に様々な露店が軒を並べて賑わいます。 羽咋では初秋を飾る伝統的な行事になっています。
※露店の出店は23日から26日までです。この間、車両の通行規制が 敷かれますのでご注意ください。
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