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ホテルサンパレス球陽館(県庁前駅)のお知らせ・ブログ
沖縄の結納って
更新 : 2012/7/6 12:53
お日柄にもめぐまれた某日、
ホテルで結納が執り行われました。
両家の皆様、おめでとうございます。
さて、今回のテーマは結納です。
沖縄県の結納って?
沖縄に住んでいる人も、
他県に住んでいる人も、
その違いについては??という人も
多いと思うので、
沖縄県の結納の、
ここだけは大違い!
という部分を、
ざっくりと紹介してみようと思います。
■■■
違いその1/結納を納める前に行う儀式
親戚の信頼出来る人を頼み娘の家へ申込みに行く。
これをヨメゴイ(嫁乞)と言い、
その時に使者が持参するものはお酒とお茶で、
相手がそれを使用すれば承諾したことになる。
従って、相手が承諾したがどうかを知るには
「先日お届け申しあげた酒とお茶はどこそこのものですがお味は如何でしたか」
と伺うと相手側では
「先日の酒とお茶は大変おいしかったですよ」と返事があれば、
この話は承諾されたものと解釈し
今度は婿方の両親が酒とソウメンを持参し
嫁側の家へ赴き「お宅の娘さんを嫁に頂きたい」と申込に行くことになる。
違いその2/結納当日
結納の品は結納金、
沖縄式の祝事に使用する黒砂糖の入った甘い揚菓子、
赤い蒲鉾、
カステラ、
それと現在とよく似ているものでソウメン、
鰹節、
昆布、
鯣をそれぞれ紙に包み、
米俵一俵の上、
下を赤い紙で包んだものを結納として持参する。
この時、婿方の使者は以上の他に
錫製の徳利一対と錫製の盃一個を持参し、
徳利のまわりをビーズで飾り
酒と水をそれぞれに入れ
嫁側と盃の取交しをする。
この時の盃の順序は
婿方から始り
婿方で納まるよう配慮することが原則で、
この盃の酌み交わしが終って祝宴に入る。
と、こんな感じです。
今はずいぶんと簡略化されてきているようですが。
ちなみに、
東京(関東圏)では、
結い納前の儀式や、
結納当日の盃の取り交わしの儀式は昔からありません。
それから、結納祝事に使用する品々も、、、
文化の違いって
おもしろいですね!
では
HAVE A HAPPY DAY!!!
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