宿番号:301401
SPAWORLD HOTEL&RESORTのお知らせ・ブログ
昔、幻のコーヒーといわれたトラジャコーヒー
更新 : 2007/12/17 21:09
すぱブログ担当、大前です。
わたしは、学生時代1年間休学し海外放浪の旅をしておりました。
タイからスリランカまでの8ヶ国をまわりましたが、一番行きたかったインドネシアは当時暴動などが多発し、危険勧告が出ていたため行きませんでした。
インドネシアには、バリ島やコモドドラゴンのいるコモド島、世界最大の花(ラフレシア)が咲くボルネオ島などの魅力的な島々が点在しています。
そのなかで最もあこがれたのが、スラウェシ島のタナ・トラジャという地域
そこは、船型の高床式家屋(トンコナンハウス)や、切り立った崖の壁面に掘られたお墓にはタウタウという死者人形がずらりと並ぶという、トラジャ族独特の伝統文化の地域です。
そして、この地方で生産されるトラジャ・コーヒー豆は第二次世界大戦前はオランダ王室ご用達であったほどの高級品! しかし、戦後にインドネシアが独立し、オランダ人が追放されてから、トラジャのコーヒー産業は衰退し、長らく「幻のコーヒー」と言われていたそうです。
そのコーヒーを飲んでみたい! とずっと思っておりましたが……
スパワールドに入社した、6年前のある暑い夏の日、昼休みにスパワールドからすぐ近く、通天閣下の商店街を歩いていると、店頭でアイスコーヒーの試飲販売をしている店が
そして、そこには船型高床式家屋の民芸品が
えっ? と思って店の看板を見ると、なんと『 スラウェシビーンズ ジャパン 』トラジャコーヒーの専門店でした。
驚いたわたしは、さっそくアイスコーヒーを試飲。
感想は「美味い!」の一言でした。
このコーヒーをホテル宿泊のお客様にも飲んで頂きたいという思いから、昨年よりホテル客室にてトラジャコーヒーを販売しております。
スパワールドでは、スラウェシビーンズさんに少量づつ発注し、焙煎後なるべく時間経過の少ないコーヒーを提供しております。ホテルご宿泊の際には、ぜひお試し下さい。
※コーヒー粉末・フィルター・砂糖・フレッシュのセットで、お客様自身で入れていただくスタイルです。180円
【スラウェシ ビーンズ ジャパン】
〒556-0002
大阪市浪速区恵美須東1丁目21−5
電話:06−6641−0619 / 0616
FAX :06-6634-3827
新世界・通天閣本通り内