こんにちは、オリエンタルヒルズ沖縄の古谷でございます。

「鮨屋の隠語2 符牒編」
前回に続き鮨屋の隠語、符牒についてお話しさせていただきます。「符牒（ふちょう）」とは、数字の呼び方を示す言葉で、鮨屋に限らず多方面の業種で独特な言い回しが存在しますが、携わる職業に対し先人が築き上げてきた大きな歴史を知る上で、大切な文化の一つと自身は考えています。では、
1〜(ピン、ソク )
2〜(リャン、ブリ、ノノジ )
3〜(ゲタ )
4〜(ダリ)
5〜(メノジ、ガレン)
6〜(ロンジ)
7〜(セイナン)
8〜(バンド)
9〜(キワ)
と、表現します。由来としましては、
3〜「下駄の鼻緒の数」
5〜「目の字画数」
7〜「西南方向時」など、
諸説はありますが、このように言い伝えられています。この解釈からも私ども鮨屋は、生活の中から生まれ、生活と共に歩んできた証ではないでしょうか。その他、例外として
13〜(ソッキリ)
15〜(アノ)
25〜(オツモ)などがあります。
もし、頭の片隅に残して頂けたなら
来店の際、新たな発見や意外な楽しみにつながる？かもしれません。
次回の投稿は、「○○○○○」を予定しています。答えは、今回の投稿写真です。思わせぶりで申し訳ございませんが、乞うご期待下さいませ。